専業主婦(主夫)にも医療保険は不要~入院しても家計へのダメージは小さい

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1級ファイナンシャルプランニング技能士の@web_shufuです。

妻の扶養家族となって主夫化していたことがあります。

今回は専業主婦(主夫)にとって、一般的な医療保険が必要かどうかを考えてみました。

専業主婦(主夫)が60日間入院した場合、入院費用を試算すると次のようになります(単位:万円)。

費目 金額
医療費 1.5から27
食費 5
お小遣い -4
収入減 0
合計 2.5から28

※医療費については、保険証の利く範囲でしか治療を受けない前提で、計算しています。

我が家の結論は、

ウェブシュフ
専業主婦には医療保険は必要ない。

ということになりました。

以下に試算の詳細などを書きます。

そもそも専業主婦(主夫)とは

普段何となく使っている専業主婦(主夫)という言葉ですが、人によって微妙に違う意味で使ってますよね。

ここでは収入が全くなくて夫(妻)に扶養されている人を専業主婦(主夫)とします。

医療費の支出増

入院中の医療費を計算するなら高額療養費制度について知らないといけません。

専業主婦(主夫)に適用される高額療養費制度は、夫(妻)に適用されるものと同じものになります。

以下、2か月間(足掛け3か月)入院したときの入院中の各月について医療費総額が100万円だったものとして、医療費の自己負担額を計算します。

夫(妻)が公務員なら1.5万円~7.5万円

夫(妻)が公務員であれば、専業主婦(主夫)にも公務員と同じ高額療養費制度が適用されます。

一月当たりの医療費自己負担額上限は、5,000円程度に抑えられることが多いです。多くても25,000円程度です。

2か月(足掛け3か月)では1.5万円から7.5万円となります。

夫(妻)が会社員なら7.5万円~27万円

夫(妻)が会社員の場合は、一月当たりの医療費自己負担額の上限は約9万円ですが、勤務先によってはもっと少なくなります。

例えば、夫(妻)がシャープに勤めていれば、一月当たりの医療費自己負担額の上限は25,000円です。

2か月(足掛け3か月)では、医療費自己負担額の上限は、7.5万円から約27万円となります。

夫(妻)が自営業者なら27万円

夫(妻)が自営業者であるなど、国民健康保険に加入している場合は、一月当たりの医療費自己負担額上限は約9万円です。

2か月(足掛け3か月)では、医療費自己負担額の上限は約27万円となります。

食費の支出増

病院食は2018年以降は一食当たり460円ですから、60日間の入院中にかかる食費は460円×3食×60日=82,800円となります。

普段の食費が15,000円/月だとすると、入院による食費の支出増は以下のようになります。

  • 82,800円-15,000円✕2=52,800円

食費の支出増は約5万円です。

お小遣いの支出減

入院するとお小遣いが不要になります。

この記事の冒頭の表では、お小遣いが2万円/月であるものとして、入院による支出減を計算しています。

60日間(2か月間)入院することで、2万円×2か月で4万円ほどの支出減を見込めます。

支出減は入院費用をマイナスするものとして計上します。

専業主婦(主夫)が入院しても、収入の減少は起きない

入院による収入減は、普段収入がない完全な専業主婦(主夫)が入院した場合、一切発生しません。

だから、入院中の収入減はゼロ円ですね。

専業主婦で一般的な医療保険が必要な方はあまりいない

冒頭にも載せましたが、専業主婦(主夫)が60日入院した時の入院費用は、以下の様になります。

費目 金額
医療費 1.5から27
食費 6
お小遣い -4
収入減 0
合計 3.5から29

合計に幅が出ていますが、これは主に夫(妻)の職業による医療費の違いによるものです。

ただ約4万円~約29万円のダメージなら貯蓄で対応するべきですよね。大したことありません。

専業主婦(主夫)には一般的な医療保険はほとんど必要ないと思います。

もちろん最終的には、ライフプランをきちんと立てて検討するべきですが。

専業主婦(主夫)に医療保険が必要だと言う保険営業マンがいる

ところが専業主婦にも医療保険が必要だと言う人もいます。

専業主婦が入院すると家事育児を外注しなければならない。

というのがその理由のようです。

育児家事作業を外注しても家計破綻しないと思います。


たしかに、専業主婦が普段行っている育児家事作業をすべて外注すると、支出が増えます。

家事代行の相場は時間あたり2,000円ほど~、ベビーシッターは時間あたり1,500円ほど~、(専業主婦に生命保険はいらない!?|保険比較ライフィ

確かに痛いですが、家事外注が原因で家計が破たんするなんてことほとんどないと思うんですよね。

ウェブシュフ
家事外注に備えて保険に入るというのはおかしい

と私は思うんです。

保険はあくまで、支払える程度の損と引き換えに家計破たんを確実に防ぐために使うものですからね。

実際、保険以外の相互扶助を使えば何とかなるケースがほとんど

医療保険に限りませんが、リスクに備えるのに保険を使うのは最後の手段です。

保険料というコストがかかりますからね。

専業主婦の入院についていえば、保険に頼る前に以下のことについて検討するべきでしょう。

まず、自分の両親や義父母を頼れませんか。

  • おじいちゃんおばあちゃんに家事育児を助けてもらえないか
  • おじいちゃんおばあちゃんに子供を預けられないか
  • おじいちゃんおばあちゃんから資金援助を受けられないか

そのほか公的扶助と自助努力も検討しましょう。

  • 公的扶助を利用できないか
  • 子供にある程度の家事をさせられないか
  • 夫(妻)もある程度の家事ができないか

保険以外のあらゆる手段を検討すれば、

ウェブシュフ妻
別に保険に入る必要はないよね。

という結論になることが多いですよ。

最終的にはライフプランに基づいて判断する

というわけで、我が家の導き出した結論は、

ウェブシュフ
専業主婦(主夫)が医療保険に入る必要はほとんどない。

ということです。

個々の家庭において保険加入の是非を検討するには、ライフプランに基づいたシミュレーションが不可欠ですが、大半の

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