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Q教師の年金は平均いくら?A約240万円/年です。


ライフプランを立てるためには、老後の年金額を把握したいところです。そこで、妻に尋ねてみたのですが、「あんたFPなんだから調べてよ(# ゚Д゚)」と見事な開き直りを食らいました。

退職金の額を尋ねたときと同じ展開です。

そもそもあまりに休みが無さ過ぎて、年金の試算なんてやる気にならないのかも知れません。

そこで、妻(公立学校教諭44歳)の年金額試算を、公立学校共済組合三重支部に依頼してみました。

老後の年金試算を拒否されたので、やむなく障害年金の試算を依頼し、そこから自力で老後の年金を試算しました。

公立学校共済組合三重支部に電話したら退職者の平均的な年金額は240万円だと教えてもらえた

年金額の試算を依頼したのは平成27年6月のことです。

公立学校共済組合三重支部に電話して、試算依頼希望であることやその目的などを話していたら「平成26年に公立学校教諭で定年退職者した人の場合、年金額の平均は年額で約240万円でしたよ。」と教えてもらいました。

「これにて試算完了!!」というのも悪くないのですが、折角ですから、平均ではなく、自分の妻の年金額がどうなるのかを試算してみました。

地共済年金情報ウェブサイトで試算した結果、やはり年額240万円程度だった

年金試算用ウェブサイトと言えばねんきんネットです。しかし公務員の年金試算にはねんきんネットはあまり役立ちません。

ねんきんネットでは共済組合の加入期間が年金計算に全く反映されないからです。

公務員の年金試算作業のうち、ねんきんネットで出来るのは、老齢基礎年金の試算だけです。

これだけならねんきん定期便があれば十分です。

というわけで、平成27年6月時点では、ウェブサイトによる年金試算はあきらめました。

しかし、平成28年になって、公務員向けの年金試算サイト「地共済年金情報ウェブサイト」が立ち上がっていました。

すかさず利用して計算したところ、やはり妻の年金額は約240万円程度だと分かりました。

共済組合に試算を依頼した結果からも、妻の老後の年金は年額240万円程度だった

共済組合に試算を依頼した結果からも、妻の老後の年金は年額約240万円でした。

ただ、共済組合は、50歳未満の組合員からの老齢年金の試算を受け付けないので、少々苦労しました。

障害年金の試算を依頼して、それをもとに老齢年金の金額を計算したのですが、やはり年金額は240万円程度となりました。

ただ、この手の試算はFPや社労士さんでないとなかなか出来ないので、教師の皆さんが自分でやるというのは現実的ではないです。

教頭や校長にならない場合、教師の年金は年額240万円ほど

さて、いろいろ試算した結果が240万円だといいましたが、

  • 大卒後22歳で公立中学教諭となる
  • 校長、教頭、主幹教諭などにならず、教諭として定年を迎える

といったことを計算の前提としています。

一生涯現場に立ち続ける教諭の場合、年金額は大体240万円だと言っていいですね。



「Q教師の年金は平均いくら?A約240万円/年です。」への5件の返信

質問で申し訳ありません。
私は、栃木県で公立の小中学校の教員(市教育委員会勤務7年を含む)を38年間やり、10年前に定年退職しました。間もなく70歳になります。現職時には、教頭1年、校長9年経験しました。
⬤大卒後22歳で公立中学教諭となる
⬤校長、教頭、主観教諭などにならず、教諭として定年を迎える
場合には、年金の年額が240万円ほどと記事に書かれていましたが、現在受領している額は、すべて含めて240万円ほどです。県が異なりますと、額も変わるのでしょうか。

年金のシステムはどこの県でも同じですが、年金の計算のもとになるのは現役時代の給料で、都道府県ごとに異なります。結局は県が異なると年金額も変わることになります。

初めまして、
平成27年3月末に高知県の公立中学校の教員を定年退職した65歳です。
平成27年10月に年金制度が合併したとかで、近くの年金事務所へ行ったところ、
「共済で確認して下さい」、と言われアタフタしました。
「この手の試算はFPや社労士さんでないとなかなか出来ないので、教師の皆さんが自分でやるというのは現実的ではないです。」
本当にその通りです。年金制度・各年金の名称などチンプンカンプンでした。

ネットで検索しても会社員のデータは散見しますが、公立中学校教員の具体的な例は、当方が検索した中ではこちらのサイトのみです。
また、「額面の88%」も大変参考になっております。ありがとうございました。

「額面の88% の記事」
https://webshufu.com/trial-calculation-of-pension-by-fp/

先の小菅孝一さん投稿に準じて、

当方、36年間共済年金を納め、16年間管理職でした。教諭時代は3年間、日本人学校に勤めておりました。
本県の公務員給与は全国的に最下位に位置しております。従って納めた保険料も少なく
現在、
①老齢厚生年金177万(加給年金を含む)
②経過的職域 27万(退職共済年金)
③老齢厚生年金 17万円(標準報酬17万円の厚生年金保険料の分)
合計221万円を受給しております。

現在も会社勤務のため、厚生年金保険料を納めつつ、この年金と給料で生活しております。
年金事務所で確認したところ、標準報酬17万円で70歳まで勤務すると、③は32万円になるとの試算を得ております。
最終的な年金は健康であれば最大、280万円を予定しています。老齢基礎年金は繰り下げ中です。

以上、お礼も兼ねて投稿致しました。

76男性 国立大学に現役合格 22歳から公立の高等学校教諭38年間勤務 60歳で定年 65歳まで退職金で生活 65歳から年金受給し現在に至る。現在月20万円の年金 妻はサラリーマンの妻で専業主婦でした。妻の年金は月6万円で旅行等をしながら悠々自適の生活を楽しんでいます。登山が趣味ですがあちこち車で出かけては新しい山を探して挑戦しています。まだまだ元気ですよ。預金は1100千万は残しています。

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