投稿者: webshufu

  • 保険に入ると損!純保険料と付加保険料を見れば明らか


    妻は公務員(教師)。1級ファイナンシャルプランニング技能士の@web_shufuです。

    【ちょっと得する】双子の出産で備える医療保険の話| I Love Twins!!~双子のママパパへという記事を見ました。

    上の記事の「ちょっと得する」は気分的なものを指しているに過ぎません。

    もし本気で「医療保険に入った方が得だ」と考えている人がいるなら、それは大間違いです。

    医療保険にかぎらず、民間保険会社の運営する保険は、契約者全体としては損するように出来ています。

    確かに保険で得をする人はいますけど、それ以上に損をする人の方が多くなるからです。

    その損失分が保険会社や代理店の従業員の給料原資になっています。

    この辺りのことを、純保険料と付加保険料に注目しつつ、医療保険を例に説明します。

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  • 公務員は年金をいくらもらえるか?地共済年金情報ウェブサイトで試算してみた

    2016-07-20-official

    妻は公務員で中学教師です。@web_shufuです。

    年金の試算と言えばねんきんネットですが、公務員の老後の年金を試算するには役立ちません。

    公立学校の教諭をはじめ地方公務員が年金試算をするなら、地共済年金情報Webサイトです。

    ただし、利用には申込み手続きが必要ですし、最初は戸惑うことも多いので、使い方をキャプチャ付きで解説してみます。

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  • 妻(夫)が亡くなった時に遺産全額を相続することはできるのか

    2016-06-29-how-to-succeed-to-all-the-partner-property

    先日、

    稼げない夫が生活費を出す⇒稼いでる妻の貯蓄がすごい勢いで伸びる⇒妻死亡時に相続で流出するお金が増える⇒妻に掛ける保険金を高くせざるを得ない⇒保険料が高くなる⇒…この流れは家計にとって損ですよね

    という感じのことを発言したところ、美人投資ブロガー @rosenesanmary 様から

    「遺言書いておけば配偶者に全額相続させられるのでは?1億5000円までは相続税かからないし」

    とのコメントを頂きました。

    このご指摘はまさに正論です。遺言書を使うなどすれば、妻(夫)が亡くなった時に、配偶者である自分が遺産の全額を相続することも不可能ではありません。

    ただ、我が家としては思うところがあり、遺言書を用意して遺産全額の相続をするのは見送ることにしました。 (さらに…)

  • 定期死亡保険の保険期間は1年以内がいい

    保険は一年更新が良い

    我が家のライフプラン上、私の手取り年収は260万という設定になっています。

    しかし、私は個人事業主ですから浮き沈みが激しいです。手取り年収が260万から大きく変動することは頻繁にあります。

    したがって、我が家のライフプランも毎年見直さざるを得ません。妻の死亡に備えて掛けている定期死亡保険の保険金額も、毎年見直すべきです。

    定期死亡保険の保険期間は10年が主流のようですが、ライフプラン見直しのタイミングを考慮すれば、保険期間は1年以内であることが望ましいです。 (さらに…)

  • 夫(妻)死亡後の生活費は、夫(妻)が健在な場合より少なくて済む

    夫(妻)死亡後の生活費は、夫(妻)が健在な場合より少なくて済むことが多いです。

    「夫が亡くなったら、収入が激減するわ…」ということばかりに気が行く方が多いですが、収入減によるダメージは、生活費の減少である程度緩和されます。

    ですから、生命保険について考えるなら、夫(妻)の死後に、自分や子供たちなど残された家族の生活がどうなるかを丁寧に試算しないといけません。

    我が家で行った試算を例に解説します。 (さらに…)

  • 妻の稼ぎに頼るなら、妻を数千万円の生命保険に加入させた方が良いかも知れない

    我が家では妻(公立学校教師)にだけ4000万円の生命保険をかけていますが、生命保険に加入するべきか?加入すべきなら保険金をいくらにするか?というのは、なかなか悩ましい問題です。

    我が家の結論は絶対的な正解ではありませんが、結論に至るまでの過程は参考になると思います。

    皆さんが生命保険に対して後悔のない決断をする助けになれば幸いです。

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  • 遺族厚生年金の生涯受給額を概算~ねんきんネットや地共済年金情報ウェブサイトを利用~

    2016-06-24-survivor-social-benefit-all-life-long我が家では妻の死亡保険金額を見直すために、生涯キャシュフロー表を作りました。

    [img-link url=”https://webshufu.com/necessary-guarantee-amouont-based-on-life-plan/” title=”死亡保険金の額を決めるには生涯キャッシュフロー表が便利”]

    生涯キャッシュフロー表を作るには、生涯世帯収入を把握しないといけないのですが、壁になるのが妻(夫)が亡くなったときに貰える遺族年金額の計算です。

    年金というと難しく感じますが、今はねんきんネットがあるのでさほどでもありません。 (さらに…)

  • 妻を亡くした時に55歳未満である夫は遺族厚生年金がもらえない

    2016-06-22-survivor-social-benefit

    前回の記事で、死亡保険金の額を決めるには生涯収支表が便利という話をしたのですが、そこで我が家の余裕資金について調べたら、55歳の壁が出現しました。

    下のグラフは、私が2073年まで生きるものと仮定して、妻が亡くなる年次と私の死亡時に手元に残る金額(最終的な余剰金)の関係を表したものですが、2025年から2026年にかけて急上昇してますよね。

    2016-06-21_1423

    2025年(私54歳)以前に妻が亡くなる場合と、2026年(私55歳)以後に妻が亡くなるのとでは、我が家の人生における余裕資金は全然違ってきます。これを私が55歳の壁と呼んでいるわけです。

    55歳の壁の原因は夫に対する遺族厚生年金の支給制限にあります。とくに、55歳になる前に妻を亡くした夫は遺族厚生年金がもらえません

    ヒモ・主夫・共稼ぎなど、妻の稼ぎを当てにしている夫たちにとっては、他人事ではありませんよ。 (さらに…)

  • Q教師の年金は平均いくら?A約240万円/年です。


    ライフプランを立てるためには、老後の年金額を把握したいところです。そこで、妻に尋ねてみたのですが、「あんたFPなんだから調べてよ(# ゚Д゚)」と見事な開き直りを食らいました。

    退職金の額を尋ねたときと同じ展開です。

    そもそもあまりに休みが無さ過ぎて、年金の試算なんてやる気にならないのかも知れません。

    そこで、妻(公立学校教諭44歳)の年金額試算を、公立学校共済組合三重支部に依頼してみました。

    老後の年金試算を拒否されたので、やむなく障害年金の試算を依頼し、そこから自力で老後の年金を試算しました。

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  • 教師の定年退職金は2300万円弱

    ライフプランを立てたり保険を選んだりするには、退職金を計算しないといけません。

    教師や公務員の方は、条例や規則をきちんと調べれば、かなり正確に退職金が分かります。

    しかし、これをやっていない人はかなり多いのではないでしょうか。

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