金庫は大事なものを盗難や火災などから守るものです。
その目的から、あえて重たく運びにくく設計されています。
引越しの際に持ち出すのも至難の業です。
また、中身は貴重品ですので、他の家財とは違う注意が必要です。
金庫を運ぶなら自力の引越しはムリ。必ず業者に依頼してください。
[img-link url=”https://webshufu.com/the-most-reasonable-way-to-move/” title=”自力は本当に得か?自分で引越した場合と引越し業者に依頼した場合の費用を比較-ウェブシュフ”]
中身は自分で運ぶ
金庫の中身は貴重品で引越し業者は基本的に運搬を引き受けません。
旧居から新居まで自分の手で運んでください。
床が抜けるかも?
金庫は、泥棒が容易に運び出せないように重く作られています。
また、火災の灼熱地獄にも耐えられるよう、丈夫で硬いつくりをしています。
そのようなものを、床にどすんと置けばどうなるか…。
傷がつくくらいですめばましなほうで、最悪床が抜けるかもしれません。
特に、築年数が相当経過している物件に引っ越すときは要注意です。
静かにそっと置いても、床板が腐食していたりすると、床に穴が開きます。
引っ越す前によく確認しておきましょう。
金庫は高くつく
金庫の運搬は大変なので、それに掛かる料金もちょっとびっくりするくらい高額になります。
作業においては、ユニック(小型クレーン)が登場するほど大掛かりな作業になることもあるので、料金が高いのは致し方ありません。
金庫の引越しにはかなりお金が掛かることを覚悟しておいてください。
業者が運搬を断るかも
金庫の運搬については、引越し業者に運搬を断られる可能性があります。
作業員2人で持てるくらいの重さのものであれば運搬を引き受けてくれるとは思いますが、「特殊な管理を要するもの」として引き受けを拒否する権利が業者側にあります。
一括見積もりサイトの利用は必須
金庫の輸送を引き受けてくれる業者限定で見積もりを取るなら、一括見積もりサイトの利用は絶対にかかせません。
荷物に金庫が含まれることを明記して、一括見積もりをとれば、金庫輸送に対応している業者だけが、メールや電話でコンタクトしてくれます。
こうして業者をふるい分けられるので、金庫をはじめ、標準引越運送約款における「貴重品」や「特殊な管理を要するもの」に該当しそうな荷物があるときは、一括見積もりサイトは便利です。