WordPressを今から始めるぞ!!という方向けに、サーバーの選び方と申し込み手続き、ドメインの取得手続き、WordPressのインストール作業、WordPress管理画面の操作説明などを手取り足取り説明します。
[toc heading_levels=”2,3″]
まずはレンタルサーバーを準備する
ワードプレスを始めるには、まず、しっかりしたレンタルサーバーを選ばないといけません。「無事故」「速い」「落ちない」は最低限必要な条件です。この条件を満たすおすすめサーバー2つを紹介します。
ググって「事故なし」「速い」「落ちない」を確かめる
まず、サーバーには事故無しであることが求められます。
レンタルサーバーはプロが運営しているので安くても安心…と言いたいところですが、過去においてはいろんなサーバーで事故が起こっています。
事故歴こそ、サーバーの運営体制を評価する上で、最も大事です。
私は、以下のような検索で名前が出てくる会社が運営するサーバーは、絶対に避けます。
次に、サーバーには表示スピードの速さも求められます。
表示スピードが遅いと閲覧者を苛つかせます。
さらに、SEO(検索エンジンの検索結果でなるべく上位に表示しようとする施策のこと)にもマイナスです。
こういうサーバーを避けるには次のような検索が役立ちます。
- 「○○サーバー 重い」
- 「○○サーバー 遅い」
最後に、サーバーには落ちにくいことも求められます。
サーバーが落ちるというのは、アクセスが集中してサーバーの処理能力の限界を超えたために、ウェブサイトが表示されなくなる現象のことです。
サーバーが落ちると、せっかく閲覧しに来てくれた方に、ウェブサイトを見てもらえません。
アクセス集中というサイト発展の大チャンスを棒に振ってしまいます。
こういうサーバーを避けるには、
- 「○○サーバー 落ちる」
で実際に使用した人の体験談を検索すると分かりやすいです。
など有益な情報が出てきます。
3拍子揃ったサーバーとして一押しはエックスサーバー
結局、サーバーを選ぶには次の三拍子が揃ったものを選ばないといけません。
- 事故やハッキング事件を引き起こしていない会社が運営
- なおかつ表示スピードが速く落ちにくい
- その上で値段はなるべく押さえたい
このように考えて消去法で絞った結果、「WordPressをこれから始めよう」という方に私がイチオシするのは、@web_shufu自身が何年もの間お世話になっていて、大満足なサーバー「エックスサーバー」です。
- 電話サポートを含めた丁寧なサポート
- WordPressを運営するには申し分ない機能
- それでいて月額換算で1050円という低価格
こういったポイントはもちろん素晴らしいです。
また、WorsPress以外のCMSやブログシステムへの対応も素晴らしく、高機能でありながらサイト運営の自由度も高いです。
ただ、個人的に一番素晴らしいと感じるのは、1日4万以上のアクセス、同時アクセス1000弱をどちらも問題なく捌いてくれたことです。
計算上、月間100万アクセス以上のモンスターサイトにでもならない限り、エックスサーバーは問題なく働いてくれることになります。
また、@web_shufuのようにサーバー周りに詳しくない人間でも、Google Page Speed Insight で100点満点中90点以上を取れるほどなので、サーバーの速さも十分です。
[img-link url=”https://webshufu.com/google-pagespeed-insights-score-90-or-more/” title=”WordPress高速化~Google PageSpeed Insights 90点達成対策まとめ|ウェブシュフ”]
あれこれ悩むくらいならとりあえずエックスサーバーにしておけば間違いないと思います。
エックスサーバーなら事故時のデータ復旧も簡単です
エックスサーバーでは、事故が起きてファイルやデータが全て消失しても、バックアップが簡単です。そのような状態から生還された方が、貴重な記事を書いてくれています。
[img-link url=”https://united-rivers.com/sakedrink/restoration-wordpress-wrecked-in-xserver/” title=”エックスサーバーでWordPressブログが大破したときの復旧手順 | sakedrink.info”]
この記事によると、エックスサーバーの自動バックアップは
- Web・メールデータ「過去7日分」
- MySQLデータベース「過去14日分」
バックアップには普段は料金がかからず、バックアップされたデータを使うときにだけお金がかかります。
- サーバー領域データ復旧料金…特定の日におけるWeb・メールデータ(税込10,800円)
- MySQLデータベース復旧料金…特定の日における特定のデータベース1つあたり税込5,400円
復旧時には結構費用がかさみますが、バックアップそのものは無料でしてくれるのです。
普段からマメにバックアップするべきですが、エックスサーバーの自動バックアップシステムは、万一の場合に備えた保険として万全です。
WordPressしか使わないならWpxサーバーもいいかも
@web_shufuの一押しはエックスサーバーなのですが、WordPress以外のサイト運営が絶対に有り得ないなら、wpXレンタルサーバーもオススメです。
運営会社はエックスサーバーと同じ「エックスサーバー株式会社」。
エックスサーバがWordPress以外にも広く対応できる万能型だとすれば、wpXレンタルサーバーはWordPressに特化したスペシャリスト。
WordPressに関する機能はエックスサーバーをしのぎます。
しかしWordPress以外に対する対応力がありません。
サーバーにWordPress以外何も置かない場合は、wpXレンタルサーバーのほうがエックスサーバーよりいいかもしれません。
エックスサーバーへの申し込み・契約手続き詳細
ここから、私イチオシのサーバー「エックスサーバー」利用開始手続きを説明します。
まずエックスサーバーに行って「お申し込み」をクリックします。
次の画面で「お申し込みフォーム」をクリック
別窓で開いた画面で「新規申し込み」をクリック
入力フォームが現れるので必須項目を入力
契約内容の部分では、初めてなら、プランはX10を選べばいいと思います。
入力が終われば薄緑基調のデザインに変わります。親切でいいですね。
契約内容の入力が終わったら、その下の会員情報の入力へ。特にメールの入力は失敗しないでください。後の手続きが滞ります。
もちろん、契約内容についても、入力が終われば薄緑基調のデザインに変わります。親切でいいですね。
契約内容の入力が終わったら、「利用規約」「個人情報の取扱いについて」を読み、「『利用規約』『個人情報の取り扱いについて』」のチェックマークを入れます。
すると薄緑色基調のデザインに代わります。「お申込み内容の確認」ボタンが押せるようになりますので、押してください。
申込内容を確認して申込完了
確認画面にジャンプします。問題なければ「お申し込みをする」ボタンを押します。
これで申し込み完了です。
申し込み受付メールが来れば、申し込み手続は完了
申し込みフォームに記入したメールアドレスに、下記のような申し込み受付メールが来れば、申し込み手続は完了です。
申し込みから24時間以内に「サーバアカウント設定完了のお知らせ」というメールがきます。
「サーバアカウント設定完了のお知らせ」メールには
ネームサーバー1: ○○.xserver.jp( ‥.‥.‥.‥ )
ネームサーバー2: ○○.xserver.jp( ‥.‥.‥.‥ )
ネームサーバー3: ○○.xserver.jp( ‥.‥.‥.‥ )
ネームサーバー4: ○○.xserver.jp( ‥.‥.‥.‥ )
ネームサーバー5: ○○.xserver.jp( ‥.‥.‥.‥ )
という感じでネームサーバー情報が書かれています。超重要情報なので、このメールは絶対に削除しないでください。
このメールが届くと10日間の「お試し期間」スタートとなり、料金を支払っていないのに利用できるようになります。
「お試し期間」内に料金を支払えばそのときに本契約が成立します。
支払わなければ契約不成立でサーバが使えなくなります。
安心してお試ししてくださいね。
サーバーが準備できたら次はドメイン取得
サーバーを契約したら次はドメインの取得です。
ドメインというのはURLの一部です。
今閲覧しているサイトのURLは、インターネットエクスプローラーでは赤枠の部分に表示されていますが、そのうち「http://」とその後最初に出てくる「/」の間にある部分がドメインです。
上の図で言えば、webshufu.comがドメインです。
このドメインは、「(好きな文字列).(決められた文字列パターン)」の形で構成されています。
webshufu.comで言えば、webshufuが(好きな文字列)、comは(決められた文字列パターン)です。
(好きな文字列)を自分で決めて、(決められた文字列パターン)をいくつかの選択肢の中から選んで、ドメイン管理業者に申し込みます。
お名前.comでのドメイン取得申し込み手続き詳細
ドメイン管理業者なかで、セールの回数が多く国内最安値水準なのがお名前.comです。
以下、お名前.comでのドメイン取得申し込み手続きを説明します。
まず、トップページの「ドメイン」タブにカーソルを動かします。
「ドメインを登録する」をクリックします。
ドメイン名検索
ドメイン検索画面になります。検索窓に「好きな文字列」を打ち込んで検索ボタンを押しましょう。
ドメイン選択と料金確認
好きなものを1つ選んで「料金確認へ進む」をクリック。
申込内容の確認
「Whiois情報公開代行」と「初めて利用します」にチェックを入れて、メールアドレスとパスワードを入力して「次に進む」をクリック。
続いて必要事項をご入力ください。
もれなく記入して次へ進みましょう。
お支払い方法を選択してください。
支払方法を選択して、申込ボタンを押せば完了です。
申し込み完了後ドメインNaviにログインしてネームサーバー設定
申し込みが完了すると[お名前ID]が記されたメールがお名前.comから届きます。
お名前.comに行って、右上の「ドメインNaviログイン」からログインしてください。
あとは、お名前ドットコムの公式ガイド「ドメイン取るならお名前.comドメインNaviガイドドメイン設定ネームサーバーの変更」を見ながらネームサーバー設定をしてください。
この時エックスサーバーからの「サーバアカウント設定完了のお知らせ」をもう一度見なければいけません。
ドメインの取得・設定が終わったらWordPressインストール
ここまでで、エックスサーバーの申し込みを済ませてサーバーが利用できるようになり、独自ドメインを取得してネームサーバーの設定も済ませました。
あとは、再びエックスサーバーに戻って、取得したドメインやWordPressインストールに関する設定を済ませれば、晴れてワードプレスの運用をはじめることが出来ます。
WordPressインストール作業を行うために、エックスサーバー のメニューバーの「ログイン」からサーバーパネルに行ってログインしましょう。
「サーバーパネル」が青く染まっていることを確認して、IDとパスワードを記入。「ログイン」ボタンを押します。
※IDとパスワードは、エックスサーバーから来た「サーバアカウント設定完了のお知らせ」メールの「サーバーアカウント情報」の部分にあります。
ドメイン設定⇒PHP Ver.切替⇒WordPressワンタッチインストール
まず、サーバーパネルトップページ右上の「ドメイン設定」をクリックします。
「ドメイン設定」の画面では、「ドメインの追加設定」を選びます。
ドメイン名を入力し「ドメインの追加(確認)」ボタンを押します。
次の画面で「ドメインの追加(確定)」ボタンを押すと、自分で取ったドメインをエックスサーバーに設定する作業は終了です。
(注:pekepeke.comは私ウェブシュフが説明のために仮入力したドメインですので、実際は皆さんが取得したドメイン名が出力されているはずです。)
ここで一度サーバーパネルのトップに戻ってください。
次に、PHP Ver.を切り替えます。
デフォルトのPHP Ver.のままではワードプレスをインストールできないこともあるので、バージョンを切り替えます。
サーバーパネルトップで、設定対象ドメインを自分が取得したドメインにし、「PHP Ver.切替」をクリックしてください。
ここでPHPのバージョンを(推奨)のバージョンに変更します。最初から推奨バージョンとなっていればそのままでいいですが。
「PHPバージョン切替」ボタンを押したら、PHPのバージョン変更は完了です。
WordPress自動インストール
再びサーバーパネルトップページに戻って、「自動インストール」をクリックしてください。
次の画面で[プログラムのインストール]をクリック。
「WordPress 日本語版」の「インストール設定」をクリック。
あとは、エックスサーバーの「自動インストール手順」を見ながら、インストールしてください。
[img-link url=”https://www.xserver.ne.jp/manual/man_install_auto_word.php” title=”WordPress 自動インストール手順 | レンタルサーバー【エックスサーバー】”]
WordPress管理画面へのログインユーザ名、WordPress管理画面へのログインパスワードはどこかに控えておいた方がいいかもしれません。
インストールしたらWordPressにログインしてダッシュボードを見てみましょう
「インストール済みプログラムの一覧」の「(ダッシュボードへ)」はワードプレスのログイン画面へのリンクです。クリックしましょう。
ログインユーザ名、ログインパスワードを入力してログインしましょう。
ログイン後最初に表示されるのは管理画面の「ダッシュボード」ページです。
ページ上部の黒いバーの左端に、インストール時に設定したサイト名(ブログ名)が書かれて、ブログトップページへのリンクになっています。
ログアウトしてみましょう
管理画面の右上隅には「こんにちは、(ユーザー名)さん」というリンク文字があります。
ここにマウスを乗せると、「プロフィールを編集」「ログアウト」などのリンクが現れます。
「ログアウト」をクリックするとログアウトできます。
インストール終了後、最低限やっておきたいWordPressの設定
はじめてワードプレスをインストールしたときは、「設定って何すればいいんだろう」と途方にくれてしまいがちです。そこで、本格的に投稿を開始するまでに最低限やるべきことをまとめてみました。
まず管理画面の左サイドバーの「設定」タブを開きましょう
管理画面左側のサイドバーには、ワードプレスを管理するためのすべての項目がそろっています。
このうち、サイトをインストールした後、直ぐにやらなければならないのが「設定」です。
左側のサイドバーの下の方にある「設定」をクリックして必要な設定をしましょう。
「一般設定」「パーマリンク設定」だけは最初にやるべし
ワードプレスの管理画面の左側にあるサイドバーで「設定」をクリックすると、以下のような項目が現れます。
- 一般設定
- 投稿設定
- 表示設定
- ディスカッション
- メディア
- パーマリンク設定
このうち、「投稿設定」「表示設定」「ディスカッション」「メディア」は、取りあえずデフォルトのままにしておいてかまいません。後でゆっくり好みの設定にしましょう。
一方、「一般設定」「パーマリンク設定」は、SEOやユーザビリティーの観点から、インストール直後に設定しておくべきです。
「一般設定」はとりあえずキャッチフレーズの設定だけでOK
一般設定のうち、どうしても最初にやらなければならないのは、キャッチフレーズの設定です。
[img-link url=”https://webshufu.com/catch-copy/” title=”WordPressのキャッチフレーズ設定は最初に必ずやりましょう|ウェブシュフ”]
その他の項目は、取りあえずデフォルトのままにしておいてかまいません。
パーマリンク設定は細部まできっちりと
キャッチフレーズの設定が終わったら、パーマリンクの構造を決めましょう。
以下のページを参考に、「共通設定」の部分を、「数字ベース」か「投稿名」に設定しておいてください。
[img-link url=”https://webshufu.com/set-permalink/” title=”WordPressのパーマリンクの設定はどうすればいいか|ウェブシュフ”]
「オプション」の部分については、取りあえずデフォルトのままでかまいません。
デフォルトでインストールされているプラグインの有効化もやっておきましょう
これは「設定」の話ではないのですが、最初にやっておくべきなのでここで書きます。
管理画面の左側のサイドバーにある「プラグイン」をクリックしてみてください。
ワードプレスにはデフォルトで3つのプラグインが入っていることがわかります。
Akismetは有効化
このうち、Akismetはコメントスパムをはじいていくれるありがたいプラグインです。
これは問答無用で有効化すべきですが「有効化」を押しただけでは有効化できません。
Akismetの有効化の手順は以下のページで細に説明されていますので、これにしたがって必ず有効化してください。
[img-link url=”http://whitehatseo.jp/setup-of-akismet/” title=”Akismetを有効化してスパムコメントを防ぐ設定とAPIキーの取得方法 – SEOのホワイトハットジャパン”]
Hello Dollyは削除してよし
Hello Dollyは、ある歌の歌詞の一節をランダムに表示するプラグインです。
正直言ってサイト運営上の必要性は何も感じられません。有効化する必要はありません。むしろ削除していいです。
WP Multibyte Patchは有効化必須
これは、日本語などのマルチバイト文字を扱うときには必須のプラグインです。
日本語サイトなら有効化するべきです。
WP Multibyte Patchは「有効化」をポチっと押すだけで有効化できます。
最初は目移りせずにデフォルトテーマを使おう!!
これも設定の話ではないのですが、テーマの選び方について一言。
WordPressで「テーマ」といえばテンプレートのことです。
テーマは豊富にあるので、デザインに自信がなくても、テーマを入れ替えることで、様々に見た目を変えることができます。それがWordPressの魅力の一つです。
でも、WordPressに慣れるまでは、デフォルトでインストールされているテーマを使うのがよいと思います。
詳細は下記ページで説明しています。
[img-link url=”https://webshufu.com/twenty-eleven-and-twenty-twelve-is-suitable-for-wordpress-beginners/” title=”WordPressテーマの選び方- 初心者ならデフォルトテーマが無難|ウェブシュフ”]
SEOの設定はプラグインを使ってなるべく早めに
記事数がある程度増えた後にSEOの設定をしようとすると、時々に面倒なことになります。
ですから、SEOに関する設定もなるべく早めにやっておきたいところです。
とはいえ、プラグインを使わずにSEO関係の設定をやろうとすると、自作コードでテーマをゴリゴリカスタマイズせざるを得ず、大変です。
SEO設定には、最強のSEOプラグイン「WordPress SEO by Yoast」の利用をオススメします。
[img-link url=”https://webshufu.com/the-best-seo-plugin-wordpress-seo-by-yoast/” title=”WordPress初心者にもオススメ!最強のSEOプラグインWordPress SEO by Yoast|ウェブシュフ”]
プラグインは便利ですがデメリットもあるので利用は必要最小限に!!
SEO設定のところでも書きましたが、プラグインを利用すれば、PHP、HTML,CSSなどプログラムに明るくなくても様々な機能を導入することができます。
とても便利なのですが、いいことずくめではないので、利用は必要最小限にとどめましょう。
ビギナーの頃必要だったプラグインも、WordPressに慣れてくると必要なくなったりするので、そういう場合はすかさず削除しましょう。
邪悪なプラグインに注意
スマホのアプリに危険なものがあるように、ワードプレスのプラグインにも危ないものがあります。
変なプラグインをつかまないために、原則として、管理画面の左サイドバーの「プラグイン」→「新規追加」で見つけられるプラグインだけをインストールして下さい。
原則を破ってネット上からプラグインを探す場合は、レビュー記事を慎重に調べてから判断してください。
開発終了または長期放置のプラグインは利用を避けたほうがいい
無料のプラグインは、作者が、何の見返りもなく、開発してくれているものです。
商売で開発しているわけではないので、作者が開発に嫌気がさしたとき、プラグインの開発も終わります。
開発が終わってアップデートされなくなったプラグインは、WordPressのアップデートについていけず、正常に作動しなくなることがあります。
プラグインを選ぶときに、最終更新日と作者のサイトをチェックして、開発活動が活発かどうかを見極めることが大事です。
プラグインを入れ過ぎるとサイトが重くなる
プラグインを沢山使うとWordPressの表示速度が落て、様々な悪影響が出ます。
[img-link url=”https://webshufu.com/7-things-lazy-sites-lose/” title=”サイト表示の遅さがもたらす5つの損失|ウェブシュフ”]
読み込み速度は、ユーザビリティーに直結するだけではありません。最近では、Google検索の順位を決める要素のひとつにもなっています。
プラグイン同士が足を引っ張り合ってうまく機能しない場合がある
プラグインはそれぞれの作者がバラバラに開発しています。
そのため、プラグインの中には、他のプラグインの動作を邪魔してしまうものがあります。
特にキャッシュ系のプラグインは要注意です。
WordPress投稿画面入門
最低限の設定が終わったら、投稿を始めてみましょう。投稿画面は様々にカスタマイズできますが、カスタマイズは必要最小限にとどめて、どんどん投稿していきましょう。
まず「新規投稿を追加」画面に行って表示オプションを選択する
管理画面左サイドバーの「投稿」をクリックすると「新規追加」が現れます。
この「新規追加」をクリックすると「新規投稿を追加」という画面が表示されます。この画面の右上方に「表示オプション」というボタンがあります。
ここをクリックすると、以下のように表示項目の選択ができます。
色々なものを表示できるのですが、慣れないうちに表示項目を増やすと、かえって使いにくいので、最初は「カテゴリー」「抜粋」だけチェックするといいです。
WordPressに慣れてきたら表示項目を徐々に増やしましょう。
ビジュアルエディタよりテキストエディタが便利
WordPressの「新規投稿を追加」画面で使えるエディタには、ビジュアルエディタとテキストエディタの2種類あります。
デフォルトで設定されているのはビジュアルエディタなのですが、あまり使い勝手がよくありません。テキストエディタを使うことをオススメします。
「新規投稿を追加」画面で「タイトルを入力してください」という半透明文字の右下あたりに、「ビジュアル」タブと「テキスト」タブが並んでいます。
「テキスト」をクリックするとテキストエディタが選択されます。
また、ビジュアルディタを使わないなら、そもそも選択肢から外してしまうことも出来ます。
ワードプレス管理画面で、「ユーザー」→「あなたのプロフィール」と進むと、「ビジュアルリッチエディターを使用しない」という項目が先頭に出てきます。
チェックボックスにチェックを入れると、ビジュアルエディタを使うことが出来なくなります。
実際に投稿してみる
実際に投稿していきましょう。日本語入力さえ出来れば楽勝です。
まずはタイトルを決める
タイトルは上の図の1.のエリアに入力します。
タイトルは自分でできるSEO対策として最も大事です。
どんなキーワードで検索する人に記事を見てほしいのか、よく考えてタイトルを決めましょう。
本文は適宜改行しながら入力
本文は上の図の2.に入力します。
ある程度長い文になると、改行などを使わないと読みにくくなります。適宜改行しましょう。
記事が書けたら、上の図3.「下書きとして保存」ボタンで保存します。
下書きを保存ボタンを押すと、今まで「新規投稿を追加」だったところが、「投稿の編集」に変わります。
また、パーマリンクに投稿名が含まれるように設定していれば、タイトルの直ぐ下にパーマリンクを編集する欄ができます。
パーマリンクを「投稿名」に設定している場合はパーマリンクを英数字に変えておく
タイトルを日本語で書くとパーマリンクも日本語になってしまいます。
しかし、「WordPressのパーマリンクの設定はどうすればいいか」でも書いた通り、URLは英数字のみで出来ていたほうが何かと有利です。英語フレーズに書き換えましょう。
投稿はよく見直してから公開
下書きを保存すると「プレビュー」ボタンで、公開した後どんな見た目になるかが分かります。よく見直しましょう。
注意して見直すべきところは以下のようなところです。
- タイトル本文におかしな表記がないか
- パーマリンクを英数字で設定したか
- 見やすいように適切に改行や空白行を入れたか
推敲が終わって問題がなければ、「公開」ボタンを押して公開します。
これでひとまず投稿完了です。
文章をだけだと読みにくいのでHTMLタグも利用しましょう
デフォルトテーマの一つであるTwenty twelveを使っている場合、テキストエディタに以下のように書くと
公開後の見た目はこんな感じになります。
あまり読みやすいとはいえないですよね。
文章を論理的で読みやすいものにするためには、HTMLタグを使わないといけません。
WordPressのテキストエディタでHTMLタグを効率的に入力するなら、Markdown記法の導入は欠かせません。
[img-link url=”https://webshufu.com/markdown-on-save-improved/” title=”【Wordpress】ライティングを爆速化!Markdown導入プラグイン2つ&記法を簡単に紹介”]
また、テキストエディタの上にある入力補助ボタンをうまく使うと、文章入力作業がより効率化されます。こちらの記事を参考にボタンをどんどん活用してください。
[img-link url=”https://webshufu.com/edit-quicktags/” title=”WordPress投稿画面のボタンの使い方、ボタンを追加・削除してカスタマイズする方法|ウェブシュフ”]
画像を入れたい位置にカーソルを合わせて「メディアを追加」で画像挿入
ワードプレスの投稿には画像を挿入することが出来ます。HTMLやphpに不慣れでも簡単に画像をアップロードできるようになっているので、記事にはどんどん画像を入れてみてください。
まず、投稿に挿入する予定の写真・画像をPCに取り込みましょう。
下書済みまたは公開済みの投稿に画像を挿入する場合、管理画面左サイドバーの「投稿」→「投稿一覧」から画像を挿入したい投稿のタイトルをクリックして「投稿の編集」画面に進みます。
今から新たに作る投稿に画像を挿入するなら、「投稿」→「新規追加」で「新規投稿を追加」画面に進んでください。
画像を挿入したい場所にカーソルを合わせて、テキストエディタの左上にある「メディアを追加」をクリックしてください。
「ファイルをアップロード」画面に切り替えた上で、ファイルを選択をクリック。
PCから投稿に挿入したい画像を選択し、「開く」をクリック
これで、ワードプレスに写真が取り込まれました。
次に、取り込んだ写真の設定をします。下の図で、赤枠内のスクロールバーを動かして下にスクロールします。
すると以下のようになります。
赤枠内の設定項目を適宜設定して「投稿に挿入」をクリックすると画像が挿入されます。
なお、各設定項目は、以下のような意味合いです。
- 説明…トラブルで画像が表示されないときに、画像の変わりに表示される文章。SEO的にも重要なので、なるべく設定しましょう。
- 配置…好みの配置を選んでください。
- リンク先…当サイトでは「なし」に設定していますが、デフォルトのままでもかまいません。
- サイズ…好みのサイズを選んでください。
付録:カスタマイズ関連記事
ここまで来れば、画像入りのブログ記事は楽々書けるはずです。
あとは、ネット上の情報などを頼りに、ゆっくりと、楽しみながら、ブログをカスタマイズしていきましょう。
[posts_img_list cat=”19″]