ワードプレスが各投稿に与えているURLは、デフォルトでは「?」がついたなんとなく変な形です。そのままではユーザビリティー的に良くないのでこれは変更すべきです。では、いったいどう変更すればよいのでしょうか。
パーマリンクとは
パーマリンクとは、wordpressが各投稿に与えるURLのことです。「パーマリンク」はpermanent linkのことですから、永久不変のリンクという意味になります。
理想のパーマリンク
理想のパーマリンクは、URLを見ただけでそのページのおよその内容がつかめるようなものです。
読む人にとってはこういう形が一番分かりやすいと思いますし、このような形はSEO的にも多少とも有利に働きます。
結局のところ
- ドメイン/カテゴリ/ページの内容を表すフレーズ/
この形がベストです。
理想のパーマリンクの弱点
しかし「ドメイン/カテゴリ/ページの内容を表すフレーズ/」という形には致命的な弱点があります。
それは、カテゴリ構成を変えると各投稿のURLが変わってしまうことです。
もっとざっくり言うと、「ドメイン/カテゴリ/ページの内容を表すフレーズ/」という形のパーマリンクは、設定を少し弄っただけで変わってしまう場合があるということです。
これではもはやパーマリンクとは言えません。
結局パーマリンク設定は「投稿名」が最高
そういうわけで、
- ドメイン/ページの内容を表すフレーズ/
という形式にして、設定変更によってパーマリンクが変わらないようにするのがいいと思います。
それには、WordPress管理画面左サイドバーから「設定」⇒「パーマリンク」と進んで「投稿名」を選択します。
このとき「カスタム構造」の右側に表示される
- https://webshufu.com/%postname%/
が
- ドメイン/ページの内容を表すフレーズ/
を表します。
「投稿名」のデメリット
ところが「投稿名」にもデメリットがあります。そのまま運用すると、日本語でつけたタイトルがエンコードされます。
例えば以下はある22文字の日本語をエンコードしたものです。長すぎる上怪しいと思ってしまうのは私だけではないでしょう。
「%E9%A3%9F%E5%93%81%E8%AA%BF%E7%90%86%E3%81%AE%E4%B8%8D%E6%B0%97%E5%91%B3%E3%81%AE%E8%B0%B7%E3%82%92%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8B%E5%86%92%E9%99%BA%E3%80%82%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%84%E3%81%AF%E6%98%86」
こんなのがパーマリンクに含まれないようにするためにはちょっと面倒なことをしないといけません。
「新規投稿を追加」するときに、一度「下書きとして投稿を保存」ボタンを押してから、
「投稿の編集」ページでいちいち「パーマリンク」の「編集」ボタンを押して
パーマリンクを手打ち(もちろん英数字だけしか使わない)
こんな手間をかけることになります。それでも、私は「URLを見ただけでそのページのおよその内容がつかめる」ようにするため、投稿のたびにパーマリンクを手動で入力しています。
面倒くさがり屋さんは「数字ベース」でもよし
どうしてもパーマリンク手入力が面倒くさい方は、パーマリンク設定で「数字ベース」を選ぶのもいいと思います。
その場合パーマリンクは以下の形
- https://webshufu.com/archives/%post_id%
すなわち
- ドメイン/archives/投稿のID
になります。
ここからさらに「カスタム構造」を選び、
「https://webshufu.com/archives/%post_id%」
から「/archives」を削って
- https://webshufu.com/%post_id%
としてもいいです。
デメリット
数字ベースのパーマリンクだとURLを見ただけで内容を想像することは無理です。
しかし、WordPressの設定を少々弄ってもパーマリンクが変わることはありません。
パーマリンクを投稿のたびに手入力するのがいやなら、数字ベースのパーマリンクも悪くないと思います。
「変更を保存」を忘れずに
設定したら「変更を保存」ボタンを忘れずに押してください。
これ忘れてほかのページに飛んだりすると、今までの設定作業がすべて水泡に帰すので、気をつけてください。