ほぼ独学!社労士試験に1年半で合格した勉強法

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平成30年社会保険労務士試験合格証書

上の写真は、2018年の第50回社会保険労務士試験の合格証書です。

受験2回目、学習を始めてから一年半で合格することができました。

合格に至るまでにどのようなことを考え調べ、どのように学習したのかをお伝えしたいと思います。

もくじ

半年で社労士試験合格に肉薄した勉強法

私は受験勉強を始める前に社労士試験についてよく調べました。

それは良かったのですが、その難しさにやや圧倒され、ちょっと受験を躊躇してしまいました。

結局、私が社労士試験に向けて受験勉強を始めたのは2017年3月。半年未満の勉強で2017年8月の試験に臨むことになりました。

結果は1点足らずに不合格

社労士試験の選択式労一で、あと1点足りず不合格。
選択式労一で、あと1点上積みできていれば…

「どうしてもっと早く勉強を始めなかったのか。」と後悔しました。

ただ、合格に肉薄したので勉強の仕方には自信が持てました。

実際、次の年に2度目の受験で合格した要因として、最初の受験で合格に肉薄したことが大きいはずです。

時間がなくても社労士試験から逃げなかった。

社労士試験では、受験を申し込んだ人のうち、実際に受験する人は8割未満です。2割以上の人が申し込んだのに受験しないのです。

実際に受験しただけで、受験しない人より一歩前に出ることが出来ます。

時間がないことを言い訳に社労士試験から逃げずに、受験勉強にベストをつくすのが合格への近道です。

私も最初の受験時は時間がなかったのですが、時間がなくても諦めなかった結果、運次第で合格する所まで来ました。

当たり前のことですが、諦めないことが一番大事です。

諦めずに絞り出した勉強法は、次の3点を柱とするものでした。

  • 過去問を最低5年分はやること
  • 詳細な科目別テキスト
  • 1科目学習するごとにテストで力試しをすること

順番に一つずつ説明します。

過去問を5年分やり切った

資格試験の受験勉強には鉄則があります。それは…

ウェブシュフ
過去問を完璧に解けるようにすることです。

社労士試験もそうです。

最低でも5年分はきちんと解けるようにしておきたいです。

時間がない中でも、これは確実にやりきらないといけません。

詳細な科目別テキストを使った

よほど頭のいい人でない限り、過去問には、解説を読んだだけでは理解できない問題があるはずです。

過去問の解説を完全に理解するためには、テキストが必要になります。

詳細で科目別に分冊になっているテキストが望ましいです。

科目別テキスト全科目分を揃えると、テキストの厚さの合計は15センチを超えるでしょう。

下の写真はその一例です。

科目別の詳細なテキストとは対象的に、社労士試験の全範囲をたった1冊でカバーするテキストもあります。

しかし、このタイプのテキストでは、過去問の解説を完全に理解するという目的を達成することが出来ません。

一冊にまとめるために細かい部分を端折りすぎているからです。

試験まで時間がある人が、本格的な学習に入る前に、入門書としてこのタイプのテキストを使うなら悪くないです。

でも試験まで半年しかない人が使っている余裕はありません。

半年の勉強で社労士試験に受かりたいなら、1冊で社労士試験の全範囲をカバーするタイプではなく、詳細で科目別に分冊になっているテキストを選んでください。

1科目学習するごとにテストで力試しをした

過去問を解いて、理解するためにテキストを読む、この2つだけでは不十分です。

テストを受けて「自分が合格からどれくらい離れた位置にいるのか」を把握する必要があります。

直前期の6月~7月に模擬試験を受けることは絶対に必要です。それに加えて…

ウェブシュフ
科目別の学習が一区切りつくごとにテストを受けてください。

常に自分の位置を意識するのが合格までの近道です。

このタイプのテストは、市販されていないんですよね。

それもあって、次で書くように、予備校のお世話になることを決意しました。

半年しかないので教材選びは予備校に丸投げした

半年で合格するためにやるべきことは次の3つでした。

  • 過去問を最低5年分はやること
  • 詳細な科目別テキスト
  • 1科目学習するごとにテストで力試しをすること

受験勉強を始めるにあたって、これらをこなせるだけの教材を揃えないといけません。

時間があるなら自分に合いそうなものをじっくり選ぶのが一番です。

ウェブシュフ妻
でも受験まで半年だから、ゆっくり教材を探す時間はありませんよね。

時間がない場合、受験勉強用の教材は予備校に丸投げするのが一番です。揃えるべき教材をセットにして提供してくれます。

数ある社労士受験予備校の中から、私はForsight「 バリューセット1(基礎講座+過去問講座)」を選びました。

選んだ理由はテキストが色刷りだからです。

昔からモノトーンの参考書ではやる気が出ないタイプでした。

科目別の勉強の進め方と時間配分

教材選びが終わったらひたすら学習に集中です。

私は、1教科あたり50時間程度で10教科をこなし、だいたい500時間程度で科目別の学習を終えました。

科目別学習が終わったときには、もう7月半ばになってましたね。

具体的には以下のような形で各科目の学習を進めました。

1.まずテキストをよむ。とにかく一通り読むことに集中する(20時間)

先ほども書きましたが、テキストは、過去問の解説を完璧に理解するために使います。

過去問の解説だけでは分かりにくい時に、さながら辞書でも引くようにしてテキストを使いたいわけです。

しかし、はじめて社労士試験の勉強をする場合は、予備知識が少なすぎてテキストを辞書のように使うのは難しいです。

そこで、科目別の学習では、過去問を解く前にテキストを1回だけ一通り読んでおきます 。

そうすると何かを調べるときに

ウェブシュフ
これはテキストのあの辺に書いてあった!

と思い出しやすくなります。

眠くなるので予備校の講義は聞かずに、テキストを読むことに集中

予備校の授業は一切聞きませんでした。

これは予備校の授業がダメだというわけではなく、私には授業を聞くスタイルが合わないのです。

私は、長いことを人の話をじっと聞いていると、眠くなってしまいます。

インタラクティブに講師と生徒が質問応答し合うような授業は、眠くならないんですけどね。

そういうわけで、予備校の授業は聞かずに、そのかわりにテキストを一通り終わらせることに集中しました。

分からないところは音読して強引に進む

予備知識が少ない状態でテキストを読むのですから、何を言ってるかわからないところも出てきます。

そんな場合でもどんどん読み進むことが大事です。

今は分からなくても、後から自然に分かってくることもあるからです。

分からなくても先に読み進むのに有効なのが音読です。

昔を思い出してください。小学校の授業では、何を勉強するにしても、これから勉強する内容を音読することから始めていましたよね。

もちろん、読んだからといって全てを理解するわけではありません。

しかし、一度読んでおくとそれだけで馴染みが出て来て、全く初めてという状態からは卒業することができます。

半年間の勉強で社労士試験の合格にチャレンジする場合、分からなくてもとにかく馴染んで先に進むということが大事です。

分かりにくい所は、とにかく音読して先に進みましょう。

練習問題は、分かる問題と分からない問題に仕分けておく

社労士試験のテキストには、社労士試験の過去問で問われやすい論点について、演習問題や練習問題といった形の問題演習が入ってることが多いです。

問題演習については、過去問と同様の取り組みかたをしてください。

2.過去問に取り組む(25時間)

テキストを一通り読んだら過去問に取り組みます。

予備校のコースには、過去問以外にも問題演習コースがあると思います。

しかし、半年の勉強で社労士試験に臨む場合、過去問以外の問題演習に取り組む時間はないと思います。

私の場合も、1日平均して4時間程度の学習時間を確保していましたが、過去問以外の問題に取り組む時間はありませんでした。

過去問を繰り返しやって、それだけで合格ラインに到達しなければなりません。

1回目は、自信を持って解けた問題と、そうでない問題とに仕分け

各科目で過去問演習をする際は、まず、全ての問題を最初から順番に一通り解きます。

その際、自信を持って解けた問題と、そうでない問題とに仕分けておいてください。

自信を持って解けなかった問題の解説については、テキスト本文中の関連部分と照らし合わせながら、理解できるまで読んでおいてください。

2回目以降は、自信を持って解けなかった問題だけを解く

過去問は一回やって終わりではありません。完全に解けるようになるまでやります。

2回目は、1回目に自信を持って解けなかった問題のみ解きます。

ここでもまた、自信を持って解けるようになった問題と、そうでない問題とに仕分けます。

自信を持って解けなかった問題は、もう一度解説を読んで理解しましょう。

3回目は、2回目に自信を持って解けなかった問題のみを解きます。

4回目は、3回目に自信を持って解けなかった問題のみを解きます。

このように、解けない問題を解き直すことを繰り返して、全ての問題が解けるようになるまで過去問をやりきります。

3.科目別のテストを受ける(5時間)

科目別のテキストを一通り読んで、その科目の過去問をやり切ったら、科目別のテスト受けます。

テストを受けたら、点数を見て自分の到達度を把握するのは大事ですが、それだけではいけません。

テスト問題について過去問と同じような取り組みをして、完全に解けるようになるまで復習をします。

直前期の学習はひたすら過去問演習

直前期はひたすら過去問演習です。

過去問は、科目別の学習で一度は完全に解けるようになったはずですが、もう一度完全にできるようになるまでやります。

模擬試験は本番と同じ時間割で受けた

直前期の模擬試験は必須です。

模試は本番シミュレーションですから、受けると受けないでは大きな差が付きます。

時間がないので模擬試験を受ける時間も惜しいかも知れませんが、絶対に1度は受けてください。

私の模試の結果は悪かったが、本番に向けて貴重な経験になった

私も1回だけ模試を受けました。

Forsightの模試を試験1ヶ月前の7月末に受けたのですが、結果は悪かったです。

選択式は、時間に余裕を持って解けました。全科目3点以上得点して科目別の合格ラインをクリア。総合点も31点で合格ラインをクリア。

一方、択一式は時間が足りなくなり、後半はかなり急かされました。 科目別合格ラインの4点は全科目クリアすることが出来たのですが、総合点が35/70とボロボロ。

出来なかった問題は、過去問と同様、完全に解けるようになるまで繰り返し学習しました。

試験本番のイメージトレーニング

模試を受けたことで、模試の反省をしつつ、本番のイメージトレーニングをすることが出来ました。

  • 試験会場には何分前に入るのか。
  • 試験開始まで何をするのか。
  • 各科目の解答順序と時間配分はどうするか
  • 昼休みはどこで過ごすのか

こういったことを、試験本番に向けて脳内シミュレーションしておくと、本番の試験に役立ちます。

特に「各科目の解答順序と時間配分」を考えておくことは重要ですよ。

1度目の試験は1点及ばず不合格

社労士試験の選択式労一で、あと1点足りず不合格。
選択式労一で、あと1点上積みできていれば…

半年未満の受験勉強で臨んだ初めての社労士試験。

先程も書きましたが、結果は1点足らずの不合格。

試験開始まではまずまず上手に取り組めたのですが、試験中のテストへの取り組み方がダメでした。

三重県民なのに岡山大学で受験

私は人混みが嫌いなので、受験人数が最も少なそうな場所で受験したいと考えました。

その結果、金沢か岡山が候補地になったのですが、私の自宅からは岡山のほうが行きやすいので岡山を受験地として選びました。

岡山で受けると会場は岡山大学です。自然豊かな割には岡山駅からのアクセスもいいので、人混み嫌いな受験生にはおすすめです。

試験前日は、選択式対策として目的条文の見直しだけを行った

受験勉強は最後の最後まで悪あがきするのが鉄則です。

選択式ではかなりの確率で目的条文が出題されるため、試験前日は試験範囲の法律全ての目的条文に目を通しました。

あとは何もせず試験当日を迎えました。

試験時間いっぱいまで粘る事ができなかった

試験当日の選択式試験への取り組み方だけは、激しく後悔しています。

選択式試験の解答時間は80分なのですが、私は時間が25分ほど残っている時点で、解答用紙を提出して退出してしまったのです。

自分の力を絞り出そうとする覚悟のようなものが、足りませんでした。

鉛筆コロコロで4択問題に挑んで3連敗

考えることを放棄した私は、リアルに鉛筆コロコロで回答の選択肢を選びました。

はじめての社労士試験の選択式では、私は労一の前半二問(過去問からの変化球出題)については自信満々で正解を選ぶことが出来ました。

ところが、後半3問(過去問には類題なし)は2択状態まで絞り込んだものの、そのどちらを選ぶかを決めきることが出来ませんでした。

この3問について、鉛筆コロコロで運命を天に預けることにしたのです。

選択式労一があと1点足りずに不合格

結果は、3問連続で2択のうちダメな選択肢を選んでしまい、「労一であと一点取れていれば合格だったのに…」という不合格を味わいました。

つまり、7/8の確率で勝つギャンブルに挑んで、勝てなかったわけです。

確かに運も悪かったですが、運を良くする手立てはありません。

最後まで全力を尽くさずに運に天を任せてしまったことを反省するべきでしょう。

原則的な合格ラインを3箇所で下回った

さて、私のはじめての社労士試験は、最終的には「労一であと一点取れていれば合格だったのに…」という不合格でした。

しかし、原則的な合格点を割ったのは、選択式労一だけではありませんでした。

次の3箇所で原則的な合格ラインを下回りました。

  • 択一式総合点
  • 選択式の健保
  • 選択式の労一
労一以外は引き下げ補正で救われた

このうち、択一式総合点と選択式の健保では合格ラインの引き下げ補正が行われました。

それで最終的には「労一であと一点取れていれば合格だったのに…」という不合格でした。

ウェブシュフ
次こそは、17箇所に設定された合格ラインを全て上回って合格したい。

そう切に思いました。

2度目の試験に向けて、半年で科目別学習を終わらせた

はじめての社労士試験では、原則的な合格ラインを下回った箇所が3つあったため、試験直後の時点で不合格の可能性が高くなりました。

試験の翌月(9月)には、次回の社労士試験に向けての学習方針立案と教材選びに着手しました。

この再スタートの早さは、翌年の合格に確実につながったはずです。

2度目の試験に向けては次の学習方針を立てました。

  • 択一式総合点の対策として半年で科目別学習を終わらせる
  • 選択式対策として、直前期にもう一度テキストを読み通す。
  • 選択式対策としてはテキスト読み返し以外の対策は取らず、択一式対策を極めることで選択式の合格ラインを確実に超えられるようにする。
  • 労一対策として直前期に白書統計その他の一般常識対策に時間をとる。

4つの方針の中で重要なのは「半年で科目別学習を終わらせる」です。

これが出来ないと、残り3つの対策を直前期に実行する時間がありませんからね。

といっても難しく考える必要はありません。

私の場合、はじめての社労士試験に半年の勉強で臨んで合格に肉薄したのですから、その時と同じ勉強方法で良いわけです。

具体的には以下のサイクルで各科目の学習をこなしていくことにしました。

  1. まずテキストをよむ。とにかく一通り読むことに集中する(20時間)
  2. 過去問に取り組む(25時間)
  3. 科目別のテストを受けて復習する(5時間)

9月の終わりに学習を始めれば、翌年3月末には科目別学習が終わり、社労士試験合格に肉薄した状態になるはずです。

私が実際に科目別学習を終了した時期は4月の終わりでしたが、それでも十分に余裕を持って直前対策をすることが出来ました。

科目別の教材選びは、丸投げせずに自分の目で選んだ

学習方針を立てたら、次は科目別学習の教材選びです。

はじめての社労士試験に半年の勉強で臨んで合格に肉薄したのですから、その時と同じような考え方で良いわけです。

しかし同じではだめな部分もあります。

最初の試験では半年しか時間がなかったので、教材選びは予備校に丸投げすべしと言いました。

社労士試験が終わった直後なら、2回目の試験までは一年近くの時間が残っています。学習経験もあります。

教材選びは予備校に丸投げせず、自分で行うべきです。

どんなに評判の良い予備校や教材でも、誰にとっても素晴らしいということはないです。

誰かが「これ良いよ」と言っても盲信してはいけません。自分にとって良いかどうかはわかりませんから。

自分の目で教材を見て選ぶのが当たり前です。

合わなかったものはあまり使わずに捨てる。それくらいの覚悟でちょうどいいです。

科目別学習用に用意した教材は3種類

科目別学習では、私は3種類の教材を用意しました。

  • 一問一答式問題集
  • 科目別に詳細に書かれたテキスト
  • 科目別のテスト

はじめての社労士試験のときと同じ考え方です。違うのは、教材選びを予備校に丸投げせずに自分で選んだことだけです。

一問一答式問題集は市販のものを選択

高校大学受験の科目で言えば、社労士試験は社会科です。

社会科学習の王道は一問一答式問題集。

世界史や日本史では山川出版社の一問一答式が定番でしたよね。

というわけで、科目別学習の時期は、一問一答式問題に徹底的に取り組もうと考えました。

一問一答問題集として購入した教材は以下の3つです。

  • よくわかる社労士合格するための過去10年本試験問題集(TAC出版)
  • 月刊社労士受験 (労働調査会)
  • 社労士V(日本法令)

予備校に頼らず、すべて市販のものを選びました。

一問一答式問題集は、購入したものを全て使用しました。

よくわかる社労士 合格するための過去10年本試験問題集(TAC出版)

メインの一問一答式問題集としては、TAC出版の「よくわかる社労士 合格するための過去10年本試験問題集」を選びました。

過去問の各選択肢を分野別に一問一答式として編集した問題集です。

一問一答式をこなすと同時に過去問演習を10年分も出来るのですから一石二鳥です。

一問一答式の過去問集はこれ以外にもあるのですが、過去問集の中で「よくわかる社労士合格するための過去10年本試験問題集」が最初に出版されたので、これを選びました。

また、2色刷りであることも、私にとってはポイントが高かったです。

月刊社労士受験 (労働調査会)

過去問は必須ですが、それ以外に一問一答形式の問題集を充実させようと思ってい色々探すうちに、社労士受験雑誌をを毎月購入することに決めました。

月刊社労士受験は一問一答コンテンツが充実しています。

  • アウトプット一問一答(毎月100問
  • 試験に出る数字の単語帳(毎月40問

他にも答練コンテンツが有り、択一式・選択式の問題演習が用意されています。これも全部やりました。

社労士V(日本法令)

もう一つの受験雑誌である社労士Vも、毎月購入することにしました。

毎月55問の一問一答問題をこなすことが出来ます。

社労士Vにも、一問一答以外の問題演習コンテンツが有り、これも全部やりました。

基本テキストも市販のものを選択した

一問一答問題を繰り返すのは大事ですが、解説を読んで理解しないといけません。

前もって一通りテキストを読んでおかないと、一問一答問題集の解説を理解することもおぼつきません。

私が選んだ科目別テキストは次の3冊です。

  • よく分かる社労士 合格テキスト(TAC出版)
  • 月刊社労士受験 (労働調査会)
  • 社労士V(日本法令)

科目別テキストについても予備校に頼らず、市販のものから自分で選びました。

よく分かる社労士 合格テキスト(TAC出版)

一問一答問題集の解説を理解するためのテキストとしては、詳細で科目別に分冊になっているものが望ましいです。

市販されているテキストでは、よく分かる社労士合格テキスト(TAC出版)がダントツでいいです。私は全て音読で読破しました。

大手予備校のコースで9月開始のものを選択しておき、そこで用意されているテキストを使うのも悪くないと思います。

月刊社労士受験 (労働調査会) と社労士V(日本法令)

一問一答の教材として購入した月刊社労士受験ですが、毎号40ページほどの「科目講座」というコンテンツがあり、各科目の基礎的な論点を解説してくれています。

社労士Vにも、科目別に基礎的な論点を解説してくれる「基礎力完成ゼミ」というコンテンツが有りました。

月刊社労士受験「科目講座」と社労士V「基礎力完成ゼミ」を読んで科目の基礎的論点のみ予習してから、より網羅的な「よく分かる社労士合格テキスト(TAC出版)」 を読むことで、基礎的かつ重要なコンテンツを分厚く学習する形を取りました。

もちろんすべて音読です。

科目別のテストは予備校を頼らざるを得なかった

一問一答問題集と基本テキストは、市販で良いものをみつけることができました。

しかし科目別テストは書店では売っていません。

思えば、高校大学受験のときも、書店でテストを買った覚えはありません。あまり売られていないと思います。

科目別のテストは予備校で買うしかないようです。

そこで、科目別のテストについては予備校に頼ることにしました。

一年目にお世話になったフォーサイトでも良いのですが、気持ち新たに取り組むために、別の予備校を探しました。

フォーサイトよりもテストが充実している予備校を探した結果、最後は次の3つで悩みました。

「山川靖樹の社労士予備校」を利用しようと思ったが見送り

リストアップした3つの中では、当初は 山川靖樹の社労士予備校を選ぼうと思っていました。

しかし、大変失礼ではありますが、「看板講師の山川先生に何かあったら…カリキュラムはきちんと運営できるのか?」ということが心配になって見送りました。

後々気がついたことですが、山川先生の他に三宅先生や小林先生も主要な部分を担っておられるので、そこまで心配することはなかったんですけどね。

今なら「山川靖樹の社労士予備校」を選びます。月額3500円(年額換算で42,000円)でほぼ全ての受験教育コンテンツが利用し放題というのは、とても魅力的です。

実際にはTACを選んだ

「山川靖樹の社労士予備校」を見送ったあとはTAC大原の二択となりました。

「テスト類の充実度ではTACに軍配が上がるのではないか?(根拠は私の直感)」ということでTACを選びました。

TACの盛りだくさんの教材のうち、テストだけを利用して、利用したテスト分の料金だけを支払う形にすれば理想でした。

もちろんそんな選択はできません。9月スタートの総合本科生となりました。

テキストや暗記カードやトレーニング問題集も受け取りましたが、これらはほとんど利用せず、テストだけを利用するために約17万円支払いました。

値段は高かったですが、TAC のテストコンテンツは充実していました。

  • 各科目3~6回のミニテスト
  • 科目ごとの実力テスト
  • 直前期の実力完成答練・総合答練
  • 直前期の全国中間模試・全国公開模試

私の合格にかなり寄与してくれたと思います。

万一、もう一度試験を受けるなら「 山川靖樹の社労士予備校 」を選ぶ

ただ、万一 2度目の社労士試験にも失敗していたら、3回目の社労士試験に向けては 山川靖樹の社労士予備校 を選びます。

値段もリーズナブルですし、テストだけが必要な私のような者にとっては使いやすいからです。

2度目の試験の直前対策と教材選び

2度目の試験に向けて、次の4つの学習方針を掲げました。

  1. 択一式総合点の対策として、半年で科目別学習を終わらせる。
  2. 労一対策として、直前期に白書統計その他の一般常識対策に時間をとる。
  3. 選択式の対策としては、直前期に択一式対策を極めることで合格ラインを確実に超えられるようにする。
  4. 選択式対策として、直前期にもう一度テキストを読み通す。

このうち、2・3・4が直前期の学習方針です。

これに合わせて、次のような補助教材を揃えました。

  • 労一白書統計その他の一般常識対策教材
  • 択一式を極めるための教材
    • 横断テキスト
    • 法改正・判例対策教材
    • 科目別学習時の一問一答問題集(既存のもので良い )
    • 模擬試験・答練
  • 科目別学習テキスト(既存のもので良い)

予備校の直前講座は受けなかった

直前期の教材というと、予備校の直前対策を思い浮かべる方が多いと思います。

予備校の直前講座は確かにとても良く出来ています。

しかし模擬試験以外は必ずしも必要ではありません。

書店等で手に入る市販の教材でも十分に対策することが出来ます。

実際に私はそうして合格を勝ち取りました。

一般常識対策テキストを用意して、やり込んだ

社一と労一という2つの一般常識科目は、範囲が広すぎて対策したくないものです。

しかし、確実に合格したいなら、他の主要科目の学習を早めに終わらせて、一般常識についても対策する必要があります。

私は、月刊社労士試験と社労士Vを毎月購読していたため、一般常識対策についてもこれらの月刊誌に出てくる特集等でかなり準備できました。

その上で次の書籍を利用して一般常識対策を盤石にしました。

テーマごとに空欄補充形式の問題も用意されているので、選択式の問題演習も出来ます。

この本をきっちり学習したおかげで、2度目の社労士試験の一般常識科目では、選択式択一式とも8割以上の高得点を取ることが出来ました。

横断テキストを用意して、辞書代わりとして使った

社労士試験では科目別に似たような制度や用語があるため、学習を進めていくうちに混乱しがちです。

例えば、労働者の定義一つとっても、試験科目の法律ごとに違いがあります。

択一式試験ではこういったところが狙われがちです。

その対策に有効なのが横断テキストです。

科目別学習の段階から、似たような制度や用語が登場するたびに、横断テキストを辞書のように使いました

横断テキストを使って科目ごとの共通点や違いを抑えておくことで、後々混乱する論点を減らすことが出来るのです。

横断テキストは辞書代わりですから、なるべく詳細なものを選びます。

その基準で市販のものから横断テキストを選ぶなら「社労士V受験 横断・縦断超整理本」の一択でした。

直前期に頻出論点に絞って復習するなら、社労士受験月刊誌の横断整理コンテンツも便利でした。

  • 月刊社労士受験(労働調査会)
  • 社労士V(日本法令)

横断整理に関する問題演習は「勝つ! 社労士受験 横断整理徹底攻略」を利用して行いました。

法改正対策・判例対策も市販テキストで行った

択一式の得点力を高めるには、法改正対策や判例対策も必須です。

これまで使ってきたテキストや問題集をきちんと修正

法改正対策として最初にやるべきことは、既に買ったテキストや問題集について、法改正による修正を行うことです。

出版元から法改正に伴う訂正に関するお知らせのようなものが出ます。

例えばTAC出版ならこんな感じです。

テキストや問題集の修正が済んだら、月刊社労士試験と社労士Vの法改正特集を読みましょう。

しかし読むだけではいけません。問題演習が必要です。

私は、次の書籍を、法改正対策に特化した問題集として使いました。

判例対策は、月刊社労士試験と社労士Vの判例特集的なコンテンツだけで十分だったと思います。

過去問は徹底的にやり込んだ

法改正対策と一般常識対策が終わったら、過去問をもう一度徹底的にやります。

教材は、科目別学習のときにメインで使っていた一問一答式過去問集でいいです。

解ける問題と解けない問題に仕分け、解けない問題を繰り返し演習して、すべて解けるようにしていきます。

模擬試験は2回受けた

過去問演習をしながら、模試と答練を受けていきます。

模試は、予備校のものを、最低でも1回できれば2回受けたいところです。

月刊社労士受験や社労士V社労士でも模擬試験は行われますし、アマゾンなど本屋さんでも模試を売っていますが…

こういったものを家で受験しても、全体の中での自分の位置がわかりません。模試と言えるのかどうか疑問です。答練にはなると思いますが。。。

模試は予備校のものを必ず受けて、自分が合格までどれくらいの位置にいるかを確認するようにして下さい。

私はTACの答練10回と模試2回をこなしました。

当然ですが、模試や答練で解けなかった問題は、過去問演習と同様の方法で全て解けるようにしていきます。

選択式対策問題集は使わず、代わりに基本テキストを音読した

選択式対策では各法律の目的条文が重要です。

直前期にはテキストをもう一度読みましょう。音読が望ましいです。

目的条文以外についても、直前期にテキストを全部読むのは選択式対策として有効です。

科目別学習時に使っていたテキスト、法改正情報や一般常識対策のテキスト、これらを全て音読するのが望ましいです。

その他に選択式対策としてやったことは、模擬試験と答練で問題慣れをしたことくらいでしょうか。

私は、選択式問題集を買うには買いましたが、結局手を付けませんでした。

それでも2度目の社労士試験は何とか乗り切りました。

2度目の試験で合格

2018年の第50回社会保険労務士試験も、前年の経験を活かすべく、岡山大学で受験しました。

社労士試験受験票
合格した年の社労士試験受験票

前年の反省を活かし、選択式試験は最後の最後まで退出せずに、時間のある限り答案を見直しました。

この見直しによって、労基安衛が3点未満になるピンチから脱出しました。

原則的な合格基準を全てクリア!!

試験当日の夜に自己採点をしたら、科目別の合格基準点割れなし。もちろん総合点の合格ラインもクリア。

マークミスがなければ確実に合格していることがわかりました。思わず妻と祝杯を上げました。

11月になって合格通知が届き、2018年の第50回社会保険労務士試験で合格となりました。

2018年社労士試験結果通知(合格)
2018年社労士試験結果通知。今度は合格。

2019年2月から実務経験を積むために事務指定講習受講中

試験には受かりましたが、私の場合、社労士として登録するには実務経験が不足しています。

そこで、実務経験と同等に評価される「事務指定講習」を受けることになりました。

無事修了できれば、2019年秋には社労士として登録することができそうです。