引越し料金をなるべく安くしたいなら相見積もりが一番です。
多少面倒でも数社から見積もりを取ってオークションのように進行することで安値が出やすくなります。
相見積もりの意味は競争を煽ることにある
相見積もりとは、何かを購入するときに1社だけではなく複数社から見積もりを取ることです。
こうすることで値下げ競争を煽るのが相見積もりの目的です。
同じ条件で見積もらないと意味が無い
相見積もりをさせた後は、各社から取った見積もりを比べて、より安い値段を提示した業者に引越し作業を発注します。
このとき、
- 日程
- 引越先の現場状況
- 荷量とその内容
- 注文する作業内容
などの見積もりの前提条件をそろえておくことが大事です。
条件が同じでないと単純な価格比較ができません。
相見積もりのデメリットはめんどくさいこと
相見積もりによる競争激化で料金が下がるのはいいのですが、その反面、複数の引越し業者にコンタクトを取らないといけないというのはとてもめんどくさいです。
単にコンタクトを取るだけでも面倒なのに、全く同じ条件をいちいち伝えないといけませんからさらに手間がかかります。
一括見積もりサイトなら相見積もりが効率的にできます
引越一括見積サイトというのは、消費者から受け付けた見積り依頼を提携引越業者に一括送信してくれるサイトのことです。
この一括見積もりサイトが登場したおかげで相見積もりの面倒臭さはかなり軽減されました。
たとえば、5社に相見積もりさせる場合、引越一括見積サイトを使わずに行うと見積の前提条件について5回も説明しないといけません。
しかし、引越一括見積サイトを使う場合は、何社に相見積もりさせようが見積の前提条件は1度入力するだけで済みます。
引越し代金の相見積もりを取るなら、一括見積もりサイトを利用しない手はありません。
相見積もりは3~5件がベスト
値段を引き下げることだけを考えたら、相見積もりはできるだけ沢山の業者から取ったほうがよさそうに見えますが、実はそうでもありません。
私の経験上では5社くらいまでで十分です。
それ以上多くの見積もりを取っても値段はさほど下がりません。
3社の相見積もりでも、相見積もりをしないのに比べれば、価格引下げ効果はかなり期待できます。
そういうわけで、私は3~5件の相見積もりを取ることをお勧めしています。
訪問見積をしてくれる業者を3~5社程度ピックアップ
引越一括見積サイトを利用して見積を依頼すると、その直後から依頼を受け取った各業者が電話でコンタクトしてきます。
その中で、訪問見積をしてくれる会社を3~5社程度ピックアップして見積を依頼します。
なるべく全ての業者の訪問日を同じ日に集中させたほうが効率的です。
ただし時間帯をずらして業者同士が鉢合わせしないようにしましょう。
訪問見積もりの予約を取るときに相見積もりであることを明言しておくとよい
引越一括見積サイトが出来てだいぶ効率化されたとはいえ、1社だけに見積を依頼するのに比べれば、相見積もりはずいぶん手間が掛かります。
手間を掛けてまで相見積もりを行う目的は、業者を互いに競わせて少しでも安い見積を引き出すことです。
ですから、訪問見積を依頼した際には相見積もりを行うことも通告してプレッシャーをかけておきます。
私の場合は「他の引越業者からも見積を取って比較検討したうえで実際に発注する業者を決めますのでよろしくお願いいたします。」と一言添えます。
こうしておくことで、最初から他社との競争があるとわかった上で各業者が見積を行うので、業者側から早い段階で限界に近い安値が出てきます。
その代わり粘って値引き交渉をしても値下がりしにくくなりますが値引き交渉の手間が省けるのでかえって効率的です。