引越しが決まったら見積もりをいつまでに取るべきか悩むところです。なるべく早めに取ればいいのですが、新居が決まらないとどうしようもありません。
無駄な家賃を支払わないためにも新居は引越しの1か月前までに必ず決めたいところですから、引越しの見積もりは新居決定直後の「引越し1ヶ月前」には取りたいところです。
理想的な見積もり依頼時期は引越しの1ヶ月前
いつ頃見積もりをとればいいのかと聞かれれば、私は迷わず1ヶ月前と答えます。
見積もりを取って業者を決めないと荷造りが進まない
見積もりを取って業者を決めないと、荷造りやゴミ捨ての段取りがはっきり決まりません。
荷造りと言っても自分の流儀でやればいいというものではなく、引越し作業を依頼した会社との打ち合わせ通りにやらないといけません。
引越し会社は多少のゴミはサービスで回収してくれたりしますが、それも打ち合わせで決まります。
サービスで処分してもらえないものは、自分で捨てるか、業者に有料で処分してもらわないといけません。
荷造りやゴミ捨ての段取りを余裕を持って考たいなら、1ヶ月前には見積もりを取って業者を決めておきたいです。
住所・日時・運ぶものが確定したら見積もりのタイミング
1ヶ月前に業者を決めたいといっても、引越し先の住所・引越し日・運びたいもの‥の3つをはっきりさせないと、見積もりようがありません。
これらは、引越し料金を決める重要な要素なので、見積もりに必要不可欠です。逆に、これらの要素が確定したら、それは見積もり依頼のタイミングが来たということです。
これら3つについては、次の記事に詳しく書いたのですが‥
ここでもかいつまんで簡単に説明します。
引越し先の住所
引越し先の住所が分からないと見積もりが出せないのはもちろんですが、引越し先の周辺の状況がどうなっているかも見積もりには欠かせない情報です。
例えば、
- 引越し先の玄関からトラックを止められる場所までの距離
- 引越し先が1階では無い場合、エレベーターを使えるか
- 階段を使わなければならない場合、階段の幅と高さがどうなっているか
こういったことで見積もり金額が大きく変わります。
引越し先の正確な住所と、周辺状況は、見積もり依頼時にきちんと伝えられるように準備が必要です。
引越し日
引越し日時も見積もりの重要な要素です。
例えば同じ月末でも3月末と2月末では全く値段が違ってきます。
平日と休日でも金額は変わります。
同じ休日でも、翌日も休みである土曜日のほうが料金は高くなります。
見積もり前に日程もしっかり決めておきましょう。
運ぶもの
見積もりの段階では、荷造りがすんでいないので正確な荷量の把握は無理ですが、運ぶものと捨てるものははっきりさせておかないといけません。
特に、大きくて運びにくいものについては、それがあるか無いかでずいぶん料金に違いが出ます。
見積もりのときに「これ運ぼうかな。どうしようかな。」などといわないように注意が必要です。
切羽詰った場合、引越しの見積もりの最終期限はいつか
ここまでは余裕を持って引っ越すための話をしてきましたが、諸般の事情で、切羽詰ってから引越さざるを得ない場合もあります。
その場合のデッドラインについて話します。
閑散期なら事実上2,3日前が最終締め切り
結論から言えば、引越しの出発予定時刻のその瞬間まで、可能性はあります。
閑散期であれば、当日の朝に見積もり・契約を済ませ、夕方に積み込み、夜に引越し完了ということも、私は作業員として経験しました。
ただ、現実的には、当日何とかなるのは、幸運なレアケースです。
普通なら引越し業者の予定は2、3日前には埋まっています。
繁忙期は3週間くらい前
繁忙期の場合、2週間前でも引越し業者の予定は埋まってしまっています。消費税増税直前の2014年3月は特にひどく、3月上旬の時点で3月下旬の予定が全て埋まっていました。
自分の希望の日時を指定して満足な相見積もりを取るには、3週間くらい前がデッドラインになりそうです。