HCDコンサルティング(旧・中川勉社会保険労務士事務所FPウェブシュフ)のブログ

試験勉強開始から社労士試験合格まで1年半の道のり

平成30年社会保険労務士試験合格証書

社労士試験の勉強を始めてから、合格するまでの1年半の道のりを簡単にまとめます。

2017年3月に学習開始

私が勉強を始めたのは2017年の3月。Forsightの社労士講座のみに集中して取り組みました。

時間がなかったので、テキストを一通り読んで、過去問を5年分必死にやり込んだという程度にとどまりました。

昔から誰の講義を聞いても1時間以内に船を漕ぎ始めるタイプなので、講義はほとんど聞かなかったです。

通信教育の教材を利用しましたが、取り組み方はほとんど独学と変わりません。

2017年8月の社労士試験は1点足らずに不合格

そして、2017年8月の第49回社会保険労務士試験を果敢に受験しました。

ここで合格していれば、「ほぼ独学!社労士試験に半年で合格した勉強法」と派手に銘打つことができたのですが…

合格まであと1点足りずに不合格でした。

合格に肉薄した勉強法は自身を持って良い

不合格でしたが、運次第で合格できるところまで来たのは事実です。

半年間の勉強でとった方法は、合格に値するものでした。

[img-link url=”https://webshufu.com/about-to-pass-exam-of-labor-and-social-security-attorney/” title=”半年で社労士試験合格に肉薄した勉強法”]

しかし、直前期のわずかな油断、そして試験当日の粘りの無さで不合格になりました。

三重県民ですが、岡山で受験

私は三重県民ですが、岡山大学で受験しました。

人混みが嫌いなので、広々としている割に受験生があまり集まらない会場を探していたのですが、岡山大学が一番良いと判断しました。

試験当日は選択式の試験で、制限時間が25分ほど残っている時点で退出。

岡山大学キャンパス内の草地で、午後の択一式試験に向けて最後の追い込みをしようとしたら‥

なんと、側溝の蓋からアナグマ?が出てきて鉢合わせ、威嚇されて5分間にらみ合いをするという事案発生。

試験中から先行きに暗雲が立ち込めました。

原則的な合格ラインを割った項目は3つ

試験後に自己採点を行ったところ…労一・健保・択一式総合点の3項目で、原則的な合格ラインを割り込んでいました。。。

2017年度の社労士試験で、原則的な合格ラインに、私の得点が達しなかった項目

選択式試験の科目別合格ラインは原則として各科目3/5以上ですが、私の労一・健保の得点はともに2/5となってしまいました。

また、択一式総合点の合格ラインは原則として49/70 以上ですが、私の得点は46/70でした。

この3項目以外については、原則的な合格ラインを上回っていました。

この3項目全てが補正されて合格ラインが原則より下がり、私の得点が合格ライン以上となれば合格です。

補正によって3項目のうち2つは合格ラインをクリア

しかし、11月に不合格通知が来てしまいました。残念。

赤で囲んだ部分が、原則的な合格ラインを下回った項目です。

厚生労働省発表の「社労士試験の合格基準及び正答(PDF)」 を見て、私が原則的な合格ラインを割り込んだ3項目について、補正が行われたかどうかを確認してみました。

2017年度の社労士試験の、実際の合格ラインと私の得点。

なんと、3項目のうち2項目までは補正されて、私の得点が合格ラインをクリアしているではないですか。

残り1項目は補正されず、1点足らずの不合格となる

しかし、選択式労一の合格ラインは補正されず3/5のまま。

私の得点は2/5でしたから、この1項目のみ合格ラインをクリアできませんでした。

結局、選択式労一で、あと1点取れていれば合格でした。合格に肉薄したものの不合格です。

ほんの少し、取り組み方が甘かった。

試験を受けた実感からすれば、半年の勉強で合格することは十分可能でした。

私が合格を逃したのは、試験勉強と試験当日の取り組み方に、わずかに甘いところがあったからです。

2018年の社労士試験には無事合格

先程も書いたように、2017年の社労士試験では、原則的な合格ラインを割り込んでいる項目が3つもありました。

とりあえず不合格になったものとして、2017年試験の直後から、2018年試験に向けてのスタートを切りました。

2017年9月、受験勉強の一環としてDCプランナー2級試験を受けて合格

2017年社労士試験の前から、DCプランナー2級試験に申し込んでいたので、まずはその受験勉強からはじめました。

年金科目と社一の勉強にもなるので、2018年に向けての受験勉強の一環として取り組みました。無事合格しました。

その後、翌年に向けての準備開始

DCプランナー2級試験が終わった後、2017年9月中に、翌年の社労士試験に向けてメインで使用するテキスト・過去問問題集・その他補助教材を選びました。

そして、2017年9月末には、翌年の試験に向けて勉強を開始しました。

2017年11月には、2017年試験の不合格通知が届き、不合格が確定しました。

もう翌年の試験に受かるしかありません。

2018年の社労士試験も岡山で受験。

2018年の第50回社会保険労務士試験も、前年の経験を活かすべく、岡山大学で受験しました。

社労士試験受験票
合格した年の社労士試験受験票

前年の反省を活かし、選択式試験は最後の最後まで退出せずに、時間のある限り答案を見直しました。

この見直しによって、労基安衛が3点未満になるピンチから脱出しました。

昼休みは、間違ってもアナグマが出そうにない場所で、午後の択一式試験に向けて最後の追い込みをしました。

見事合格

試験当日の夜に自己採点をしたら、科目別の合格基準点割れなし。

もちろん、総合点の合格ラインもクリア。

つまり、マークミスがなければ確実に合格していることがわかりました。

妻と祝杯を上げました。

11月になって合格通知が届き、2018年の第50回社会保険労務士試験で合格となりました。

2018年社労士試験結果通知(合格)
2018年社労士試験結果通知。今度は合格。

2019年2月から実務経験を積むために事務指定講習受講中

試験には受かりましたが、私の場合、社労士として登録するには実務経験が不足しています。

そこで、社労士の登録上は実務経験と同等に評価される「事務指定講習」を受けることになりました。

無事修了できれば、秋には社労士として登録することができそうです。

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