引越し業者との交渉で引越し料金を下げるなら、いつ引っ越せば安くなるかを把握しておくことも重要です。
基本的には引越しが立て込まない暇な時期は代金が安くなりやすいです。
季節で言えば閑散期は6月と1月
1年で一番引越しが少ないのはお正月です。月で言えば1月です。
通常の月なら、月末ほどではなくても、月初はまずまず引越し件数があります。
でも、一月の月初はお正月ですので、殆どの人が引っ越しません。
その影響を受けて月全体の引越し件数も一年で一番少なくなります。
また6月も引越し業者は比較的暇です。梅雨時で雨が多く、荷物がぬれて傷みやすいから、引越しを避ける人が多いです。
特に桐ダンスなど濡れたら大変ですから。
ちなみに閑散期の逆である繁忙期は、第一に3月から4月、第二に10月、第三に8月です。
曜日で言えば水曜日が閑散期
平日に比べて、土曜日、日曜日、祝日の引越しが多くなるのは誰でもわかります。
では、平日の中で、最も引越しが少ないのはどの曜日かというと、水曜日なんです。
不動産屋さんは、水曜日を休業日にしていることが多いです。
そんな日に引っ越すと色々不便ですから引越し件数は余り伸びません。
また、平日でも休日に近ければ近いほど、有給などの休暇を利用して引越しを考える人が増えます。その意味でも州の真ん中である水曜日に引っ越す人は少ないです。
ですから曜日で言えば閑散期は水曜日なのです。
時間帯で言えば夜が閑散期
誰しも引っ越すときは朝から取り掛かり、早めに新居に着いて、荷解きに一定のめどをつけてから寝たいものです。
夕方以降、特に夜に引っ越すとそれができません。
当然ですがこれらの時間帯の人気はありません。引越し件数は少なくなります。
時間帯で言えば閑散期は夕方以降です。
日柄で言えば仏滅と友引が閑散期
引越しではその日が縁起が良いかどうかを気にする人もかなりいます。
その縁起をわかりやすく表した暦が六曜です。六曜で考えた閑散期は仏滅と友引になります。
先勝
午前中は縁起がよく、午後2時から6時までは縁起が悪いとされます。
友引の引越しがオススメ
友引は午後の縁起は凶とされています。しかし、その他は午前午後とも縁起が良いです。
大安の次に縁起が良い日です。
しかし、人気があるはずの友引の引越しは、意外にも避けられています。
確かに「友を引く」と書くので葬式は敬遠すべきなのですが、引越しなどそれ以外のことをするには問題無いはずなのですがね。
本来縁起が悪いわけでは無い友引はとてもお得な感じです。
先負
午前の縁起は悪いが、午後の縁起は良いです。
仏滅
最も縁起の悪い日です。最も引越し件数が少ないです。
大安
最も縁起の良い日です。引越しに人気があるのは大安です。
赤口
午前11時から午後1時までは縁起が良いです。それ以外は縁起が悪いです。
閑散期を把握して交渉に生かしましょう
閑散期と繁忙期を把握していると、引越し業者に対して値下げ交渉がし易くなります。
見積もり時には頭に入れておきたい事項の一つですね。