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家計簿の開始記入

2015-07-09_1018


複式簿記で家計簿をつけるというのは、仕訳の形式で家計簿をつけることです。

しかし、家計簿を書き始めるときの仕訳はとても特殊で「現金預金増減の事実を原因とともに記録したもの」と言う枠に収まりきりません。

家計簿の始めに書く開始仕訳について説明します。

資産の記入

家計簿開始時の各資産について

日付借方金額貸方金額摘要
1/1資産名△△開始残高△△□□

という形で記入します。仕訳は「現金預金増減の事実を原因とともに記録したもの」と言う感じではありません。理屈抜きで「こう書くものだ」と受け入れてください。

まず、預金は口座ごとに集計記入します。自分の口座だけではなく、配偶者の口座もきちんと計上してください。

日付借方金額貸方金額摘要
1/1預金(百五)△△開始残高△△□□
1/1妻預金(百五)△△開始残高△△□□
1/1妻預金(ろうきん)△△開始残高△△□□
1/1預金(楽天)△△開始残高△△□□

投資関係資産は投資商品ごとに集計します。投資商品は家計簿を始めた日の市場価格で記入してください。

日付借方科目金額貸方科目金額摘要
1/1有価証券△△開始残高△△投信名
1/1有価証券△△開始残高△△銘柄名

建物や自動車・バイクは、購入価格から減価償却分を差し引いて記入するのが原則です。

しかし、買った瞬間に価値がゼロ円になると考えて、仕訳をしなくても結構です。

我が家も、建物や自動車・バイクを家計簿に載せていません。

土地は買ったときの価格で記入してください。

日付借方科目金額貸方科目金額摘要
1/1土地△△開始残高△△所在地
1/1建物△△開始残高△△所在地
1/1自動車△△開始残高△△車種名など
1/1敷金△△開始残高△△所在地

負債の記入

負債は「マイナスの資産」です。したがって、負債が増えた場合は、資産とは逆に、貸方に記入します。

と理屈っぽく書き出しましたが、これまた理屈抜きで「こう書くものだ」と受け入れてください。

日付借方金額貸方金額摘要
1/1開始残高△△負債名△△□□

家計の負債といえば、ローンです。種類別に記入します。

日付借方金額貸方金額摘要
1/1開始残高△△借入金△△○○銀行○○ローン
1/1開始残高△△借入金△△○○銀行○○ローン

元入金の記入

資産総額と負債総額の差額があれば、元入金として計上します。

資産総額>負債総額なら

日付借方金額貸方金額摘要
1/1開始残高△△元入金△△ 

資産総額<負債総額なら

日付借方金額貸方金額摘要
1/1元入金△△開始残高△△ 

これもまた理屈抜きで「こう書くものだ」と受け入れてください。

「複式簿記による家計簿見本」での仕訳

では、以下の見本を利用して、仕訳をしてみましょう

この見本では、家計資産が以下の内容であるものとして、次のような仕訳をしています。

本当はこんなに資産はないのですが、以下のような資産を持っているものとして、仕訳をしていきます。

資産名金額
預金(楽天)2,000,000
預金(百五)5,000,000
妻預金(百五)11,000,000
妻預金(ろうきん)1,000,000
預金(ゆうちょ)3,000,000
敷金70,000

負債は全くないものとして以下の開始仕訳を行っています。

日付借方科目金額貸方科目金額摘要
15/1/1預金(楽天)2,000,000開始残高2,000,000 
15/1/1預金(百五)5,000,000開始残高5,000,000 
15/1/1妻預金(百五)11,000,000開始残高11,000,000 
15/1/1妻預金(ろうきん)1,000,000開始残高1,000,000 
15/1/1預金(ゆうちょ)3,000,000開始残高3,000,000 
15/1/1敷金70,000開始残高70,000 
15/1/1開始残高22,070,000元入金22,070,000 

配偶者の資産ももれなく計上してください。

作業用シートで開始仕訳をする

開始仕訳に限らず、仕訳をするときは、まず作業シートで作業を行い、仕訳が出来上がってから、仕訳帳シートにコピペするようにして下さい。

残高試算表シートや特定期間増減シートには、仕訳帳シートのセルを含む数式が入力されています。

仕訳帳シートを直接編集すると、数式が狂って、わけがわからない状態に陥る可能性があります。

そのため、作業シートで仕訳を行ってから、仕訳帳シートにコピペしたほうが良いのです。

家計簿を複式簿記で始めるための手続はこれで完了です。



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