「He is my direct report」という英語を目にして「彼は私の直接報告??」と固まってしまった@web_shufuです。ブログコンセプト通り「学んだことを手放さないように書き留める」べくこの英文の和訳を書いておきます。
He reports to me.ならわかりやすい
He reports to me.の中学生でもわかる和訳として「彼は私に報告する」というのがあります。
ところで、この文が使われる場面を想像すると、
- えらそうにふんぞり返って報告を聞く私
- かしこまって報告する彼
という図式が成り立ちがちです。すると両者の関係は
- 彼は私に報告責任がある
ということになります。だいたい報告、連絡、相談は部下が直属の上司に対してするものと相場が決まっています。
- 彼は私の直属の部下
ということになります。
ここまで話したことは私が一人でやった連想ゲームですが、結論は事実です。
すなわち、He reports to me.は、「彼は私の直属の部下です。」という意味になる場合があります。
というより、ビジネスシーンでこの英文が出てきたらたいてい「彼は私の直属の部下です。」という意味です。
He is my direct report.
reportには動詞として「直属の部下です。」という意味があることがわかりました。
名詞として使われた場合には、当然のように「(直属の)部下」という意味があるのです。
したがってHe is my direct report.は、「彼は私の直属の部下です。」ということになります。
@web_shufu情報では信頼できないという方のために、もっと信頼できる情報も乗せておきます。
- DIRECT REPORT vs. REPORT DIRECTLY TO | 直属の部下 vs. ~を直属の上司とする
- マニュアルからCSRまで 産業翻訳のダイナワード-誤訳の泉:第12回 和訳編:「report to」は「~に報告する」?
最後に
reportが行われている絵を思い浮かべると、部下という意味があるのは不思議ではありません。
しかし、@web_shufuのように英語がちょっと苦手な人間は、往々にして英語からイメージを感じとらずに日本語に変換しようとします。
そして、ドツボにはまることがままあります。
なるべく英語は英語のままで理解するよう心がけたいと思います。難しいけど…。