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家計簿をライフプランに生かすなら「誰のための支出」かをきちんと記録したい

家計簿をつけるときは「何にお金がかかったか」が分かるように記録するのは常識です。

しかし「誰にお金がかかったか」という記録はそれ以上に大事です。

これをきちんと記録しておくと、ライフプランを立てたりそれに基づいてシミュレーションをするのがとても楽になります。

自分にふさわしい保険商品や投資商品を選ぶのにも、ずいぶん差が出ると思いますよ。

我が家は複式簿記で家計簿を作っていますので、それを念頭にお読みください。

摘要欄で「誰にお金がかかったか」を記録する

「誰にお金がかかったか」を記録するなら、摘要欄でそのことを記録していくのがオーソドックスだと思います。

我が家の毎月の通信費を例に考えてみましょう。

  • 毎月の妻の携帯代(キャリアスマホ)は8,000円程度
  • 毎月の私の携帯代は800円程度

ここで脱線しますが、夫婦間の携帯代の格差がすごいですね。

私は携帯代を懸命に節約しています。

しかし、この方法を妻に勧めてみたら‥

ウェブシュフ妻
メンドクサイ(-_-)鼻ホジ‥

‥妻に聞こえるとまずいので愚痴はこの辺でやめておきます。

さて話を戻し、我が家の通信費を次のように処理すると‥

日付 勘定科目 金額 勘定科目 金額 摘要
1/27 通信費 8,800 預金 8,800 携帯

間違いではありませんが、当然のことながら、私と妻のそれぞれの携帯利用代金は記録できませんよね。

1年間の家計簿を集計しても「携帯利用代金が年間合計いくらになったか」しかわかりません。

一方、次のように書いておけば、1年間の家計簿を決算した時に、妻と私のそれぞれの携帯利用代金の合計が分かります。

日付 勘定科目 金額 勘定科目 金額 摘要
1/27 通信費 8,000 預金 8,000 妻携帯
1/27 通信費 800 預金 800 私携帯

ライフプランを立てて、それをもとに色々とシミュレーションをするときには、大きな差となります。

費目そのもので「誰にお金がかかったか」を記録してもよい。

先日も書きましたが、我が家では夫婦のお小遣い格差もすごいです。

昨年に至っては、妻のお小遣いは私の3倍となっています。

おっとまた愚痴ってしまいました。

「誰にお金がかかったか」を記録する方法について書いているのでした。本題に戻ります。

我が家では、お小遣いについては、費目そのもので妻の分と私の分を区別して記録しています。

日付 勘定科目 金額 勘定科目 金額 摘要
1/17 妻小遣い 100,000 預金 100,000
1/17 私小遣い 30,000 預金 30,000

こんな感じです。もちろん摘要欄で区別してもいいんですけどね。

「誰にお金がかかったか」を記録するとライフプランシミュレーションがはかどる

「誰にお金がかかったか」を記録すると、不幸に備えたシミュレーションがとても楽になります。

「誰が入院すると家計がどうなるか」がわかり易い

例えば昨年の我が家の場合、妻のお小遣いが臨時的な楽器購入支出を除いて年間で約110万円だったことが、家計簿を見ればすぐにわかります。

このデータがあれば、仮に妻が不幸にも1か月入院したとすれば、お小遣いが 110万円÷12≒9万円 ほど削減できることが分かります。

妻は公務員ですから、入院時の一か月の医療費の自己負担はせいぜい5,000円程度です

我が家では、妻が入院しても、入院費用を上回るお小遣い削減効果があることが分かります。

妻が入院した場合の入院費用に備えて保険に入るのは、我が家の場合はナンセンスです。

妻の入院に備えるなら、入院による収入減少を何とかすることだけを考えればいいことになりますね。

「誰が死んだらどうなるか」など他のシミュレーションもやりやすい

「誰にお金がかかったか」を記録したおかげで分かり易くなるのは、入院時のシミュレーションだけではありません。

妻が不幸にして亡くなった場合や、妻が早期退職した場合のシミュレーションもしやすくなります。

「誰にお金がかかったか」は、ライフプランを立てていくために重要なデータなのです。

「誰にお金がかかったか」は可能な限り記録しよう

家計簿によく使われる費目の中には「誰にお金がかかったか」をはっきりさせることが難しいものもあります。例えば次のようなものです。

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 食材費

こういうものは無理に誰かに紐づける必要はありません。

しかし、家計簿によく使われる費目の多くは、「誰にお金がかかったか」を明らかにしやすくなっています。

  • 給与収入
  • お小遣い
  • 服飾費
  • 交際費
  • 保険料
  • ガソリン代
  • 交通費
  • 医療費
  • 車検代

こういったものについては、「誰にお金がかかったか」を確実に明らかにしたいところです。

何のために家計簿をつけているかを意識したい

我が家の場合、半期に一度、1回当たり4時間くらい時間をかけて家計簿をつけています。

折角これだけの手間をかけるのですから、家計簿は有意義なものにしたいですよね。

家計簿をつける目的は、保険の見直しをはじめとした節約、住宅購入、教育資金作り、老後資金作りなどいろいろありますが…

これらをまとめると「家計破綻を防ぐとともに、少しでも家計を豊かにする」ということに集約されますよね。

そのためには色々とシミュレーションすることが欠かせません。

それでそのシミュレーションには、「誰にお金がかかったか」というデータがとても重要になるわけです。

家計簿をつけるなら「いつ何のためにいくらかかったか」で終わらずに「誰にお金がかかったか」をしっかり記録したいです。




記事作成者: 中川 勉

社会保険労務士、FP(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)。兼業主夫で妻は公立学校教師。人生100年時代を生き抜くために、日々、勉強中です。

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