オーストラリアのアデレード大学などによる研究で、出生後1ヶ月で体重が40%以上増えた子供は、15%しか増えなかった子供に比べて、6歳児のIQが平均して1.5ポイント高いことがわかりました。
幼少時の体重増=IQがUP
以前の研究でも、幼少時の体重増でIQがUPすることは明らかになっていました。
[img-link url=”http://www.healthdayjapan.com/index.php?id=3953&option=com_content” title=”乳幼児の健康的な食事はIQを高める(2012.8.27掲載)”]
こういうの見ると、生まれたばかりの赤ちゃんにミルクいっぱい飲ませたくなりますよね。
幼少時の体重増は肥満、高血圧、糖尿病の誘因とも‥
生後すぐの急激な体重増加は、IQにはポジティブな影響をもたらす一方で、ネガティブな作用も及ぼします。
赤ちゃんの内にあまりに急に体重が増えると、その人生で太りやすくなり、高血圧や糖尿病のリスクが増えるのだそうです。
やはり、生まれたばかりの赤ちゃんが、丸々と太ればいいというものではないようです。
適正な体重増加は不明
このように、赤ちゃんの体重増加については、良い影響と悪い影響があります。
ですので、どのくらいのペースで体重が増加すれば、適正なのか調べる必要があります。
そういうわけで、赤ちゃんの適正な体重増加については、現状では、専門家も含め、誰一人正確なことがいえないわけです。
- 就学時点のIQを引き上げるためになるべく太らせるのか。
- その後の人生における成人病のリスクを減らすためになるべく太らせないようにするか。
親としては悩ましいところです。
ですが、人間の体についてわかっていることなどそもそもとても少ないのですから、親の好きにするよりほかないですね。
無理強いは厳禁
ただし、親がどちらの方針で行くにしても、赤ちゃんに無理強いするのは論外なようです。
- 太らせたいから無理に食べさせる
- 太らせたくないから空腹に耐えさせる
こんなのは虐待ですよね。
親の価値観を押し付けてはいけないということでしょうか。
@web_shufuは親ではないし、親になる予定もありませんが、親って大変なんですね。