
SEOを考えるとき、検索されやすいキーワードをコンテンツに含めるのは常識です。その「検索されるキーワード」を考えるとき便利なのが、Googleサジェスト候補一覧を取得してくれるツールです。6つご紹介しますので是非ご活用を!!
そもそもサジェスト機能とは
Google検索のサジェスト機能とは、検索キーワードの候補を提案してくれるこんなやつです。
Google検索のサジェスト機能の仕組み
キーワード入力時に、Googleに蓄積されている膨大な検索データに基づく予測を行い、検索キーワードの候補を示してくれます。
「インクリメンタルサーチ」という技術で、1文字入力するごとに、検索キーワード候補の予測表示が変化します。
候補の中に自分が入力したい言葉があれば、入力の手間が省けてタイポも防げるので大変助かりますよね。
Google以外の検索エンジンでも似たような機能があります。
インスタント検索機能も導入されている
Google検索では検索キーワードの入力途中でも、検索結果が表示されます。
これがインスタント検索機能です。
インスタント検索結果の表示も、文字が入力されるごとに変化します。
サジェスト機能・インスタント検索を無効にするには
インスタント検索機能をうざいと感じる方は機能を無効にすることができます。
検索の設定ページで「インスタント検索結果は表示しない」にチェックを入れて、ページ最下部にある「保存」ボタンをクリックすればOK。
サジェスト機能については、削除したい方はあまりいないと思います。
検索の設定ページにもサジェストキーワードが出ないようにする設定はないのですが…
サジェストキーワードを表示させないようにする方法はあります。
それはサジェスト検索を無効にする為の専用ページで検索をすることです。
サジェスト機能だけでなく、インスタント検索もオフになります。
サジェスト機能はSEOの宝の山
サジェスト機能が検索行動に与える影響はとても大きいです。
サジェストを上手く利用してアクセスアップにつなげなければいけません。
サジェストされた複数ワードによる検索が激増していることに対応する
「【検索行動に関する調査】ユーザーの検索リテラシーが向上。WEB集客は”上位表示”だけじゃ足りないことが明らかに。 | 株式会社ウィルゲート | プレスリリース配信代行サービス『ドリームニュース』」
で検索キーワード数に関する調査結果が出ています。
それによると、単一キーワードによる検索は検索全体の1割にすぎません。
残りの9割は複数キーワードによる検索です。
キーワードがサジェストされるのですから、検索に慣れていない人でも、2ワードや3ワードで検索することが増えています。
サジェストされた語句をそのまま検索キーワードにするケースが9割以上
サジェストは検索する人から入力の手間を省いてくれます。
だから、サジェストで表示されているフレーズがそのまま検索に使われるケースが増えます。
サジェスト・ワードがそのまま検索に使われるケースは9割近くに上ります。
もはや「サジェストされるままに検索する」のはごく普通のことです。
サジェストされた語句は検索者の悩みや願望を表している
検索は多くの場合問題解決のために行われています。
検索キーワードは検索者にとっての課題を端的に表しているのです。
検索キーワードは、SEOのためだけでなく、人々の悩みや願望を把握するためにもとても有用なのです。
実際に検索に使われる語句を一覧取得してくれるサジェストツールは「お悩み解決系のコンテンツ作りには欠かせません。
サジェストされたキーワードをコンテンツに入れるだけでなく、悩みを解決できるような良質のコンテンツを作りたいところです。
サジェストキーワードのデータを取得するならツールを使おう
Google検索でサジェストされるキーワードはとても役に立つのですが、キーワードデータを取得するためにいちいち検索するのは面倒です。
キーワードデータを効率よく取得するには、ツールの利用が手軽です。
ubersuggest.org
ubersuggest.orgは、私がサジェストキーワードを取得するのに最も長い間使っていたツールです。
まず一番上の横長の入力フォームに検索キーワードを入力します。
次に言語を日本語に設定します。
そして画像で表示された2単語を入力して「suggest」を押します。
するとこのようにリンクがいっぱい並んだ目次のような部分が出てきます。
- 「original」は「Wordpress Twenty twelve」の見出しまで下スクロールする仕組みになっています。
- その次の「_」は「Wordpress Twenty twelve + 」の見出しまで下スクロールする仕組みになっています。
- 「a」は「Wordpress Twenty twelve + a」の見出しまで下スクロールする仕組みになっています。
- 「ふ」をクリックすると、「Wordpress Twenty twelve + ふ」の見出しまで下スクロールする仕組みになっています。
もう少し下スクロールしますと、検索キーワード候補がずらっと並んでいます。
見出しの横にある「↑」は「目次のような部分」に戻るページ内リンクです。
「select all keywords」をクリックすると、右サイドバーの「get」「clear」ボタンの下にキーワードが一覧表示されます。
その後「get」を押すと、キーワードデータがcsv形式で取得できます。
グーグルサジェストキーワード一括DLツール
ubersuggest.org は使いやすかったのですが、とても重くなった時期があったので、「Googleサジェストから検索ワード候補を一括ダウンロード『グーグルサジェスト キーワード一括DLツール』」に乗り換えました。
とても簡単に使えて便利です。
大きな検索窓にキーワードを入力しして検索ボタンを押すと、サジェスト候補一覧が表示されます。
「csv」ボタンを押すとデータがダウンロードできます。
また、キーワードの横にある「+」ボタンを押すと、さらに詳細なサジェスト候補が表示されます。
しかし、このウェブサービスもまた重くなり、頻繁に落ちるようになりました。
それが、自前ツール考案につながりました。
Googleサジェストキーワード取得.com
グーグルサジェストキーワード一括DLツールと似ていますが、挙動が少し異なります。
キーワードサジェスト.com
キーワードデータをcsv形式で取得することは出来ません。
でも、GoogleだけではなくBingのサジェストキーワードも表示してくれます。
Yahoo/Google関連キーワードツール
キーワードデータをcsv形式で取得することは出来ません。が、テキストデータをコピペすることは出来ます。
かなりシンプルで人によっては使いやすいと思います。
サジェストキーワード取得ツールは自前で用意するのがベスト
サジェストキーワード取得ツールをいくつか紹介しました。
ただ、どれもウェブサービスなので、アクセスが集中すると、つながりにくくなったり、落ちたりするのが玉に瑕。
一番いいのは自分でツールを作ること。
以下のページにツールを自作する方法をまとめました。是非参考にして下さい。
[img-link url=”https://webshufu.com/google-keyword-suggest-tool-of-my-own-in-wordpress/” title=”WordPressに自作のGoogleキーワードサジェストツールを設置したったww”]
Google Adwords のキーワードプランナーなどで検索数のチェックもしましょう
Google検索でサジェストされるキーワードは、どれも検索キーワードとして使われやすい重要キーワード。
ただ、その重要性は検索回数に比例します。
サジェストキーワードのデータを得たら、Google Adwardsのキーワードプランナーなどで検索数を調べておくことも重要です。
キーワードプランナーの使い方についてはこちらの記事が良いと思います。⇒【SEO対策】Googleキーワードプランナーの使い方|キーワードの選定とSEO対策での活用方法
サジェストキーワードや検索数のデータを利用してデータドリブンな記事制作を心がけたいです。