社労士試験の申込期限は5月末です。
毎年この時期になると、せっかく受験勉強をしてきたのに…
今年は受かりそうもないから試験を受けるのやめよう…
などと考えて、受験の申し込みを見送る人が出てきます。
また、申し込みはしたものの学習が思うように進まず、受験を見送ってしまう方もいます。
このような「受験からの敵前逃亡」は、自ら合格を遠ざけてしまう行為です。
社労士になる志に変わりがないのなら、合格するまでは毎年試験を受け続けるべきです。 絶対に敵前逃亡をしないで下さい。
受験しないと受かりません
社労士試験に限りませんが、試験を受けたからといって必ず合格するわけではありません。
学習がうまく進んでいなければ、合格する確率も低いです。
その状態で受験すると、試験中の回答作業は、ものすごく苦しいものになります。
ですから…
学習が思うように進まない。今年は受験回避!!
…という気持ちになるのは分かります。
しかし本当にそれで良いのでしょうか。
受験回避は合格の可能性を0%にしてしまう行動です。
社労士になりたいと本気で考えているなら、受験回避という選択肢は絶対にありえません。
止むに止まれぬ事情がない限り、 合格するまで試験は毎年受け続けて下さい。
そして、受験すれば、受験から逃げた人に対して圧倒的に先行することができます。
受験すれば確実に受験経験を積めます
とはいえ、受験をしても受かる保証などありません。
しかし、受験すれば確実に受験経験は積めます。
仮に今回の試験で合格できなくても、受験経験は次回の試験では初挑戦組に対して大きなアドバンテージとなります。
このような確実に手に入るアドバンテージを、受験を見送って自らドブに捨てるなんてありえません。
一刻も早く合格したいなら、受験回避という選択肢はありません。
しかし受験申込者の20%は試験から逃げる
社労士試験に合格したければ、受験機会をみすみす逃すのはありえない行動です。
しかし実際には、社労士試験の受験申し込みを済ませておきながら、試験当日に欠席してしまう人は非常に多いのです。
次の表は i.D.E.社労士塾|受験情報|データ集|合格者データの推移 から、社労士試験の受験率・合格率をまとめたものです。
年度 | 受験者/申込者 | 合格者/受験者 | 合格者/申込者 |
---|---|---|---|
H21 | 78.21% | 7.59% | 5.93% |
H22 | 78.48% | 8.64% | 6.78% |
H23 | 78.91% | 7.22% | 5.70% |
H24 | 77.81% | 7.02% | 5.47% |
H25 | 77.45% | 5.41% | 4.19% |
H26 | 77.88% | 9.33% | 7.27% |
H27 | 77.38% | 2.58% | 2.00% |
H28 | 76.94% | 4.43% | 3.41% |
H29 | 77.52% | 6.75% | 5.24% |
H30 | 77.50% | 6.28% | 4.87% |
合計 | 77.86% | 6.66% | 5.18% |
なんと、申込者のうち20%以上の人が社労士試験当日に欠席してしまいます。。。
試験を受けただけで上位80%に入ります。
試験を受けただけで上位80%に入る
社労士試験に向けて勉強を始めたなら、受けられる試験は全て受けてください。絶対にです。
人間ですから…
今年は試験を受けるのをやめようかな…
…というような負の感情に支配されそうになることもあるでしょう。
しかし、合格を目指すなら、試験から逃げるという選択はあり得ません。
消極的な感情を合理的思考で抑えつけて、逃げずに受験して下さい。
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