By: Les Chatfield
われわれに癒しを与えてくれる可愛らしい犬や猫たち。でも、病原菌を運んでくるかもしれないからと、幼い子がいる間は飼いたくても我慢している人っていますよね。でも実は犬や猫は、赤ちゃんをより健康にしてくれるのだそうです。
フィンランドの研究によれば、犬や猫をペットにしている家庭で家庭で育った赤ちゃんは、咳をしにくく、鼻もすすりにくく、耳の感染症にもかかりにくいそうです。
さらには、何らかのアレルギーになる可能性も低くなるそうです。
「適度な不潔」が赤ちゃんの免疫力を成長させる
赤ちゃんが病気にかかりにくくなるのは、犬や猫が外から持ち込む汚れやアカが、赤ちゃんの免疫システムの成長を促しているからだと考えられています。
言い換えれば、犬や猫の持ち込む不衛生な物質が赤ちゃんの免疫力を鍛えてくれるということです。
子供をあまりに清潔すぎる環境に置くことは、子供の健康にとってよくないんですね。
犬を外で飼うのがもっとも有効
研究によれば、猫よりも犬を飼ったほうが、室内で犬を飼うより外で飼ったほうが、赤ちゃんがより健康になるそうです。
犬や猫が外から持ち込む不潔な物質が、逆に赤ちゃんを丈夫にするのだとすれば、これは当たり前のことです。
子供は自然に育てねば…
そういえば、ウェブシュフ(アラフォー)が子供だった頃、アレルギー疾患はいまほど騒がれていませんでした。
スギ花粉症なんて聞いたことがなかったです。
世の中あまりに清潔になりすぎて、日本人がアレルギーに弱くなったのかもしれません。
免疫力を高めるためにも、ペットを飼ったり土と戯れたさせたりして、子供が自然にふれあう機会を増やしていかないといけないのですね。