WordPressは管理画面からお手軽に最新バージョンにアップグレードできるようになっています。しかし、これは本来とても慎重に行わなければなりません。万一不具合が生じたときに備えてバックアップを取っておきましょう。
アップグレードで生じる不具合
WordPressのアップグレードは、開発チームが完全を期して行うので、本体に不具合が生じることはまずありません。(少なくともウェブシュフはそのような不具合は見たことがありません。)
でも、可能性がゼロとは言い切れないので、備えはしておかなければいけません。
プラグインが曲者
それより心配なのが、プラグインに不具合が発生することです。これはウェブシュフも結構経験があります。
プラグインがWordPressの最新バージョンに対応できないために、サイトの表示が崩れたり、更新作業が滞ったりすることがあるのです。(こういうことがあるので極力プラグインを使わないようにはしています。)
そのような場合、アップグレードする前の状態に戻す(ダウングレード)する必要がでてきます。
その準備としてバックアップが必要になるんです。
2つのバックアップ
バックアップは、データベースと、ワードプレスファイルの両方について必要です。
プラグインを使用してもいいですが、ウェブシュフはあまりプラグインを使わないようにしたいので、手動でおこなっています。
データベースのバックアップ
ワードプレスのデータベースはphpMyAdminで管理されている場合がほとんどだと思います。その場合、バックアップの手順は以下のようになります。
1.ログイン
2.ワードプレスのデータが格納されているテーブルに移動
3.「エクスポート」をクリック
4.遷移した画面の上半分は以下の図のように記入
5.その他は以下のように記入
6.最後に「実行する」ボタンを押します。
.phpなどのファイルのバックアップ
FFFTPなどのFTPソフトを使って、すべてのワードプレスファイルをローカルにダウンロードします。
とても簡単
バックアップはとても簡単です。時間にして数分で終わります。アップグレードのとき意外でもやっておくに越したことはありません。
なお、それでも面倒だという人には、プラグインを使った方法を紹介する良記事があるのでご参照ください。
今こそ安心できるWordPressバックアップを!復旧作業まで実際にやってみたWordPress丸ごとバックアップ法 | 情報科学屋さんを目指す人のメモ