現金による支払を減らすと家計簿をつけるのが楽になる

2015-09-25_0900家計簿や青色申告用の仕訳帳を少しでも楽に作りたいなら、現金による支払はなるべく避けることが基本です。

銀行引き落としやカード払いにしておくと、通帳や明細さえあれば、相当日が経ってからも仕訳をするのが簡単です。

現金払いが多いと、レシートを管理しないといけませんし、入力作業が面倒です。

現金決済はなるべく避けましょう。

銀行から現金を引き出した瞬間に、費用の支出として記録する

我が家では、銀行口座からお金を下したときに、「現金」という資産として扱わず、「お小遣い」という費用支出として扱い、もう「お金を使ってしまった」ものとみなしています。

銀行口座からの現金出金額は、以下のように仕訳し、把握しています。

日付 借方科目 金額 貸方科目 金額 摘要
1/25 妻お小遣い 80,000 妻預金(105) 80,000
5/11 お小遣い 150,000 預金(ゆうちょ) 150,000

現金支払額が多額の場合は、より具体的な費目に振り替える

現金の使い道が、まとまった大きな支出であるときは、後日振り替えて、具体的な費目を明らかにします。

例えば、私が5/12に人間ドック代を現金で払ったとしたら、以下のような仕訳をします。

日付 借方科目 金額 貸方科目 金額 摘要
5/12 医療費 142,900 お小遣い 142,900 人間ドッグ代

「お小遣い」は使い道がよくわからない現金支出なのですが、それを、人間ドッグ代という具体的な費目に振り替えます。

家計簿の目的は「家計改善」、細かいところはどんぶり勘定でいい

我が家の場合、以下の事柄は、現金で支払っています。

  • 妻がガソリン代の支払でカードを使いません。なぜ?
  • 外食や交際費もカードを使えないことが多いので現金払い

ガソリン代は無駄遣いするところではありませんから、現金支出が異様に増えたとしたら、その原因は外食や交際費の膨張だとすぐわかります。

現金支出を極力排除したことにより、現金支出の総額を把握するだけで家計管理ができる状態なんです。

現金支出を細かく記録する必要はありませんよね。

我が家が家計簿をつけて家計を管理する目的は、家計改善ですから。

青色申告の仕訳帳に転用するなら、事業関係の収入・支出だけはきちんと書く

我が家の家計簿は、少々の修正を経て、私の青色申告帳簿(仕訳帳、総勘定元帳)に転用されます。

私の事業関係(ブログ・サイト運営によるアフィリエイト広告事業)の支出、収入はきちんと記録しないといけません。

事業関係の収支も、ほとんど銀行・クレカ決裁なのですが、事業関係の交際費・研修費(懇親会やセミナーなど)は現金で払わざるを得ないです。

家計管理のことだけ考えると記録の必要がないほど少額ですが、れっきとした事業経費なので、青色申告のためにはきっちり記録しないといけません。

そういうわけで、我が家の家計簿には、

日付 借方科目 金額 貸方科目 金額 摘要
○/○ 交際費 お小遣い ○○懇親会
○/○ 研修費 お小遣い ○○セミナー

という記載がちらほら見られます。

我が家のように家計簿を青色申告帳簿に転用している場合は、現金による事業関係の収入・支出がいくら少額でも、きちんと記録しないといけません。

そこは注意してください。


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