先日、税務署から「確定申告書の見直し・確認について」という素敵なお手紙が到着しました。昨年は嫁の扶養家族に転落するなど散々だったため、まさか税務署のターゲットになるとは‥。「税務署さんは他にやるべきことがあるでしょ」と叫びたくなります。
注:この記事は2013年4月に書いた記事を2015年6月に大幅訂正したものです。
税金の金額計算が間違っているといわんばかりの文面
確定申告にやましいところは一つもないのですが、いざ税務署から「確定申告書の見直し・確認」を要求されると、ちょっとビビります。
文面をそのまま転載すると、
税務行政につきましては日頃からご協力いただきありがとうございます。
さて、過日ご提出していただいた平成24年分の所得税の確定申告について、下記の意事項に関して、計算誤り又は記載漏れ等があるのではないかと考えられますので、お手元の進行書の控えなどにより、4月25日までに見直し・確認をお願いいたします。
見直し・確認された結果、収める税額が
①増加(還付税額が減少)する場合には、自主的に誤りを是正するための修正申告書の提出
②減少(還付税額が増加)する場合には、更正の請求書の提出
③変わらない場合にはその旨の連絡
の手続が必要になります。
めんどくさいと思いながら確定申告の計算を2時間かけてやり直し。
当然直すべきところなどないので③を選択。
ところが税務署へ電話すると問題は転居届けの不備だった
税務署へ電話すると以下のようなやり取りに。(税務署員の言葉遣いはデフォルメしています。実際は最初からもっと丁重でした。)







(数時間後)

こんな感じで一件落着しました。
確かに私の所得税・消費税の納税地の異動に関する届出手続に不備があったのですが、いかにも税金の計算が間違っていそうな文面の手紙を送りつけるのはいただけない。
税務署にコスト感覚はあるのか
それに…税務署というのは税金の回収率を効率よく100%に近づけていくのが仕事だと思うんですよ。
妻の扶養に入っている@web_shufuをつついて、申告漏れを発見したとしても、タカが知れています。
効率悪いです。言い換えれば税金の無駄遣いです。ついでに私の時間もムダになりました。税務署なんだからムダについてもっと敏感になって欲しいです。
売上の大きい企業をターゲットにして、乾いた雑巾を絞るように調査をする方が、費用対効果が大きいと思うのですが。