引越しの荷造りや梱包のために準備が必要な道具と資材

お任せパックを使わない限り、引越しでは荷造りや梱包は避けられません。

引越し業者に作業を依頼する場合は、梱包資材は業者が準備してくれますが、自力で引っ越す場合は自分で梱包資材を用意しないといけません。

引越し会社がお客さんに必ず渡すような資材は、自分で引っ越す場合も必要になります。

梱包資材にはなじみがなく名前がわかりにくいものも多いので、一通りチェックしておきましょう。

緩衝材は必ず用意

梱包に緩衝材は必須です。業者に引っ越し作業を依頼した場合は、業者が緩衝材を用意してくれますが、自分で引っ越すなら自力で用意しないといけません。

食器包装用紙(新聞紙・クレープ紙)

ワイングラスの梱包2

クレープ紙を使うと食器が汚れないですが、購入しないといけません。

新聞紙は無料で手に入りやすいですが、食器が少し汚れます。

とはいえ、新居についたら、どうせ食器を一通り洗うわけですから、私は新聞紙派です。

新聞紙やクレープ紙を使った梱包については、こちらをご覧ください。

[img-link url=”https://webshufu.com/packing-dish/” title=”お皿など食器の荷造り・梱包・引越し準備-ウェブシュフ”]

[img-link url=”https://webshufu.com/packing-glass/” title=”グラス・コップ・カップなど割れ物の荷造り・梱包・引越し準備-ウェブシュフ”]

ラップ

ラップも食器梱包時に活躍します。

同種の食器をラップでぐるぐる巻きにした後、それを一個の食器のように扱って、新聞紙かクレープ紙で包みます。

[img-link url=”http://www.kids-abroad.net/000040.html” title=”引越しー梱包の極意”]

布・タオル

食器を梱包するときに、新聞紙やクレープ紙などの紙も悪くありません。

しかし、布やタオルのほうが手間が省けます。

食器全てを梱包するほどタオルが用意できるかというと微妙だと思いますし、わざわざそのために買う必要はないですが、手元にある布類は緩衝材として最大限利用しましょう。

プチプチ

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引越しでは、エアーキャップまたはプチプチと言われる下図のような資材が重宝されます。

プチプチという呼称が一般名詞のように定着していますが、実はプチプチは商標です。

一般には気泡緩衝材と言います。

壊れやすい家具や家電をぐるぐる巻きにするように使います。

不要な毛布がたくさんあれば、プチプチを用意しなくてもいいかもしれませんが、そんなことはまれでしょう。

プチプチは大して値も張らないので、自力の引越しでも用意することをお勧めします。

養生資材も必ず準備

養生とは、荷物そのものや床・壁などが荷物の運搬中に傷まないように、保護することです。

養生のための資材も必須アイテムです。

養生テープ

養生資材として代表的なのが養生テープです。

荷物に直にテープを貼る場合、OPPテープやガムテープを使うと荷物を傷めてしまいます。

そこで養生テープの出番です。はがすときに傷がついたりノリがべったりついたりしてしまうことがほとんどありません。

毛布

わざわざ買う必要まではありませんが、毛布もあると便利です。

毛布に重い家具や家電を乗せて玄関先まで滑らせて運ぶことができます。

また、プチプチと同じように、家具や家電全体を覆うようにして保護するような使い方もできます。

その他用意すべき荷造り梱包用便利グッズ

養生資材、緩衝材以外にもあると便利なグッズがあります。

ダンボール

いわずと知れた必需品の筆頭です。

これがないと何も出来ません。

ダンボールについては色々と気をつけなければならないことも多いので、注意点を別ページ(ダンボールの調達時期・個数・入手方法)にまとめました。

OPPテープかガムテープ

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OPPテープは透明でセロハンテープのような外見ですがとても丈夫です。

手元にガムテープがあるならOPPテープを買ってまで使う必要はないですが、OPPテープのほうが使い勝手、耐久性とも圧倒的に勝っています。

カッターナイフ

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カッターナイフは荷解きのときに活躍するものですが、荷造り時にもかなり重宝します。

一度OPPテープで封をしてしまったダンボール箱を再度開く際に便利です。

一度のミスもなく荷造りすることは至難の技なので、カッターには結構お世話になります。

軍手

これも必需品です。

軍手をはめることで、ダンボールを持ち上げやすくなりますし、ダンボールで手を切ってしまう恐れもなくなります。

作業効率に大きく影響するので、必ず準備してください。

ビニール袋・輪ゴム

これらは、とても小さいもの(はし・スプーン・ペンなど)をまとめるのにとても便利です。

掃除用資材として掃除機やウエス(古着・古布)

これらは、荷造りそのものに使うわけではないので、「荷造りの必需品」ではありません。

ただ荷造り中は自分が思っている以上に、ホコリと闘う羽目になります。

ホコリを片付けるのにこれらはもってこいなので、あったほうが便利です。

掃除機の荷造りは最後にするといいでしょう。

用意すべきでないもの

ここでは業者の引っ越し作業で大活躍するものの、自力で引っ越す際には使用を避けるべきものを書きます。

いずれも目先の引越しのために用意するのはもったいないということが一番の理由です。

ベルト

大きな荷物を持つときに、引っ越し業者の作業員は体にベルトをひっかけて、それを利用して荷物を持ち上げるケースがあります。

[img-link url=”http://www.moving-s.com/blog/archives/2013/10/14004537.php” title=”引越し現場マニュアル 010: 家具にベルトをまく手順:引越しのムービングエス!”]

しかし、素人がこれをやると、上手く持てずに荷物を破損するリスクがあります。けがの危険もあります。

ベルトの使用は控えた方がいいです。

ジャバラ

ジャバラというのはキルティング生地でできたカバーのことです。大き目の家具や家電全体を覆うために使います。

この動画の20秒あたりで出てくるのがジャバラです。引っ越し作業を業者に依頼していれば、業者が当日用意してくれます。運搬作業ではジャバラを使いまくってくれます。

素人でも取り扱いが難しい道具ではありませんが買うと高いです。

よほどたびたび自力引越しをするのでなければコスパ悪すぎです。

自力引越しでジャバラを使うのはやめて、毛布などで代用したいところです。

階段昇降マシーン

あればいいなと思いますけど…ジャバラと一緒で、素人が買ったらコスパ悪そうです。


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