以前にワードプレスのアーカイブページを検索エンジンにインデックスさせるかどうかの論争に巻き込まれたことがありました。
その当時のエントリを一つにまとめました。
【再改訂】重複コンテンツ問題まとめ(2013年11月~12月)
一部で少しだけ盛り上がった重複コンテンツ祭りに記事を2連投。気分は主催者、多少は燃料投下に貢献したつもりの@web_shufuです。2013年11月から12月にかけての動きなどをまとめてみました。
まとめの中立性に関するご指摘など受けましたが、この件で何度も記事を上げている私がまとめた以上、中立性など担保できません。ので「重複コンテンツ対策不要論派の記事」を末尾にまとめました。
@ENJILOGさんがカテゴリアーカイブをnoindexからindexに変更
[img-link url=”http://rentalhomepage.com/wordpress-seo/” title=”知らないと逆効果!WordPressプラグインでSEO対策したつもりの結果”]
@infoNumber333さんがカテゴリアーカイブをnoindexからindexに変更
[img-link url=”http://number333.org/2013/11/19/seo-category-all-in-one/” title=”「All in One SEO」を使っている人は要注意!カテゴリーページが”noindex”になっていないかチェックしてみよう!”]
Matt Cuttsの個人ブログのカテゴリアーカイブはnoindex
[img-link url=”http://rentalhomepage.com/sorewanaiyo-matt-cutts/” title=”WordPressのカテゴリはindexするべきかno indexするべきか?”]
Matt Cuttsのはnoindexでしたが、海外SEO情報ブログや[SEM R] :: 検索エンジンマーケティングのことなら SEMリサーチはしっかりindexさせています。
著者である@ENJILOGさんはカテゴリーアーカイブのindexを選択しましたが、どっちかが正解ということはない問題だと言っています。
@web_shufuがカテゴリーアーカイブnoindex論を言い出す
要約すると「Wordpressのカテゴリーページは、ユーザーから見て低品質になりやすいよ。付加価値つけなきゃいけないよ。でも、大手ブログでも、SEOの観点からは、カテゴリページは個別記事ページに負けてるよ。だったらnoindexでいいじゃん。」
@web_shufuによる「それでもカテゴリーアーカイブindexするなら」論
@web_shufuは「noindex無難」論なのですが、カテゴリーアーカイブに付加価値をつけるために色々やってindexしたら、一部カテゴリーではSEO上も上々の効果が出た、という話。
ですが、付加価値をつけるためにやったことの中に「親カテゴリのページに子カテゴリの記事を載せない」というのがあって、「そんなのやる必要ねえ!!」論がこの時点で噴出。
かん吉氏も「親カテゴリのページに子カテゴリの記事を載せない」コード公開
[img-link url=”http://www.wakatta-blog.com/wordpress-prevention-of-overlap-contents.html” title=”WordPressで重複コンテンツ防止する方法 カテゴリーページの場合”]
ここでも「そんなのやる必要ねえ!!」論がどんどん出ます。
続々と現れた重複コンテンツ対策不要論者たち
まず@odysseyさんが重複コンテンツ対策不要論を唱えました。
[img-link url=”http://8bitodyssey.com/archives/4052″ title=”WordPress で重複コンテンツを防止する必要はない | 8bitodyssey.com”]
Twitterをよく観察すると、わーどぷれすっ! の管理人の方も重複コンテンツ対策不要論。
なぜこんなことする必要があるのかぜんぜん「分からない」(~_~;) WordPressで重複コンテンツ防止する方法 カテゴリーページの場合 http://t.co/l1akUFeDiw
— Tai / JOTAKI Taisuke (@tekapo) 2013, 12月 6
@HissyNCさんも、かなり激しい口調で重複コンテンツ対策不要論を支持。
WordPress で重複コンテンツを防止する必要はない http://t.co/vqRXfjT1io おでさんが書いてくれた。過剰にインデックスを気にするのは、はっぴにがなり声で客寄せするのと同じマインドな気がする。気をかけるべきは、ユーザーが支持してくれるかどうかなのに。
— Takuro Hishikawa (@HissyNC) 2013, 12月 7
いや、@HissyNC さん、かん吉さんは「読者が支持してくれるかどうか」はかなり気にかけていますよ。それは彼のブログを読めば分かると思います。
ブロガーなら大抵、支持してもらえる記事、読んでもらえる記事を書こうとしていると思います。
そのうえでインデックスを気にすることのどこがいけないのでしょうか。
おっと、熱くなって脱線しました。
重複コンテンツに悪意を感じるとGoogleはBANする
ところで、重複コンテンツ問題を考えるなら「重複するコンテンツ – ウェブマスター ツール ヘルプ」を読まないと始まりません。そこにこんなことが書いてあります。
Google は、固有の情報を持つページをインデックスに登録して表示するよう努めています。
たとえば、サイトの各記事に「通常」バージョンと「印刷用」バージョンがあり、両方とも noindex メタ タグでブロックされていない場合、フィルタリングによってどちらか 1 つが登録されます。
ごくまれなケースとして、Google でのランキングの操作やユーザーへの偽装を意図した重複コンテンツが表示される可能性が認識された場合も、Google では関係するサイトのインデックス登録とランキングに対して適切な調整を行います。
その場合、該当するサイトはランキングが低下するか、Google インデックスから完全に削除されて検索結果に表示されなくなる可能性があります。
「重複コンテンツの処理はGoogleに任せて!!でも悪意を感じたら検索結果から吹っ飛ばすんだからね。」って言ってますよね。
こちらに悪意が無くても、Googleさんが勝手に悪意を感じて、追放の刑に処す可能性が排除できません。
悪意が無ければ安心と言うわけではい
ところで、悪意が無ければ安心と言うわけではありません。
WordPressのカテゴリーページは、十分な付加価値を加え無い限り、Googleから低品質コンテンツとみなされる恐れがあります。
このあたりのことは、当ブログの記事
にて精一杯丁寧に書かせていただきました。
Googleも「アーカイブページ同士の類似性をなるべく薄めるように」と言っている
「重複するコンテンツ – ウェブマスター ツール ヘルプ」ではこうも書かれています。
重複するコンテンツに関して事前に対処し、ユーザーに意図したとおりのコンテンツが表示されるようにするための手順を以下に示します。
………………
(中略)
………………
●コンテンツ管理システムについて理解する: コンテンツがウェブサイトで表示される仕組みをよく理解しておきます。ブログやフォーラムなどのシステムでは、同じコンテンツが複数のフォーマットで表示されることがよくあります。たとえば、ブログのエントリは、ブログのホームページ、アーカイブ ページ、同じラベルを持つ他のエントリのページに表示されることがあります。
●類似するコンテンツをできるだけ少なくする: 類似するページが多数存在する場合は、各ページに内容を追加するか、または 1 つにまとめます。たとえば、旅行サイトで 2 つの都市を別々のページで紹介しているのに、ページ内の情報は同じである場合は、両方の都市を紹介する 1 つのページにまとめるか、ページごとに内容を追加して、それぞれの都市に関する独自のコンテンツを含めます。
「ユーザーに意図したとおりのコンテンツを表示したければ、アーカイブページ同士の類似性をなるべく薄めるように」ってことですよね。
悪意がないのにGoogleから追放されたっぽい事例
世の中には、悪意など微塵も感じられないうえ、読者からかなり支持を集めるコンテンツを造り続けているのに、GoogleからBANされた方々がいます。
で、norrirowさんの最近のTweetの中に以下のくだりがあります。。
あえてno indexしてるー。(○´―`)ゞ。o ○ / 「All in One SEO」を使っている人は要注意!カテゴリーページが”noindex”になって… – iPhone・Macの情報発信ブログ~Number333~ http://t.co/Nsi8Aakrdj
— ノリロウ (@norirow) 2013, 11月 19
@web_shufu @infoNumber333 あはは…(^◇^;) 詳しいことはよくわからないんですが、いわゆる重複コンテンツを恐れてです。以前、ほとんど検索に引っかからなくなった時期があって、その時に試行錯誤した結果、いまはno indexにしています…
— ノリロウ (@norirow) 2013, 11月 19
WordPressのカテゴリーページがネックになって、検索結果からBANされた可能性が排除できません。
重複コンテンツ対策不要論・推進論、それぞれの主張
重複コンテンツ対策として、以下の2通りが考えられるわけです。
- 何もしないで全てをGoogleの意のままに委ね、「こちらに悪意が無いのに、勝手に悪意を感じたGoogleさんから追放の刑に遭う」リスクを丸腰で引き受ける(重複コンテンツ対策不要論)
- アーカイブページ同士の類似性をなるべく薄めて悪意が感じられるリスクを下げる(重複コンテンツ対策推進論)
もちろん私は重複コンテンツ対策推進論。「大した手間もかからないので対策するに越したことは無い」と思っています。
不要論と推進論の違いは価値観の違いに過ぎない
重複コンテンツ対策が無駄という証拠はないです。だから、大した手間でもない以上、類似コンテンツを少なくする構造にしておくべきと思いました。まあ、ただ、@odyssey さんや私のようなブロガーがどうするかというのは、結局は好み次第です。
— ウェブシュフ (@web_shufu) 2013, 12月 8
重複コンテンツ対策推進論・不要論とも、もともと相手方の意見を粉砕するだけのよりどころはありません。SEOに関するこの手の話題では客観的な証拠など求めること自体が無理。
@affi8egg ははは。個人ブログでは統計的検証は無理ですm(_ _)m。ただ、重複コンテンツ対策をやったらダメと言う人は見ませんね。
— ウェブシュフ (@web_shufu) 2013, 12月 8
従ってこの対立は「絶対やるべき」と「絶対やってはいけない」の激突と言う形にはなりません。
「やったほうがいい」推進論と「やらなくてもいい」不要論の争い。
それも人それぞれというしかありませんね。私は「数分で出来る対策なのでやっとけ」派、@odyssey さんは、「たとえ数分でもそこに時間をかけるのは無駄」派。どちらが正しいかの客観的証拠は出るはずもないですが…。
— ウェブシュフ (@web_shufu) 2013, 12月 8
ううっ。タイポ恥ずかしい…。
「やらなくいい」不要論と「やったほうがいい」推進論の差は、単なる優先順位の差です。
仮に、重複コンテンツ対策に数ヶ月もの時間や数百万円もの出費が必要だったら、私だって重複コンテンツ対策不要論者になります。
重複コンテンツ推進論者の私は「数分で出来る対策なのでやっとけ」。
不要論者は「たとえ数分でもそこに時間をかけるのは無駄」。
両者の違いは、リスクとそれを取り除くためのコストに対する価値観の違いに過ぎません。
@web_shufuは相変わらず重複コンテンツ対策推進論者
最後に@odysseyさんとこんなやり取りをさせていただきましたが、
@odyssey 自分の考えを断言調で書くと「必須だよ、信じてねってみんなに布教する」形になって価値観の押し付けになりますね。よく考えたら、私も価値観を押し付けられた気がして気分が悪かったのかも。
— ウェブシュフ (@web_shufu) 2013, 12月 8
でも、いま考えたら、ブログで自分の意見を断言調で話すのって、別に反省することではありませんでした。
そういうわけで「重複コンテンツ対策はやっておくに越したことは無い」ということを、「必須だよ、信じてねっ」てみんなに布教していきます。
重複コンテンツ不要論の方も「不要だよ、信じてねっ」とどんどん布教すればいいのではないでしょうか。
追記・対策不要論派を含む重複コンテンツ関連記事
不要論者の方の記事は絶賛募集中です。
まず、既出ですが@odysseyさんの記事。
[img-link url=”http://8bitodyssey.com/archives/4052″ title=”WordPress で重複コンテンツを防止する必要はない | 8bitodyssey.com”]
続いて、先ほどTweetを引用させていただいた、激列な不要論者の@HissyNCさんの記事。
[img-link url=”http://notnil-creative.com/blog/archives/2675″ title=”アーカイブをnoindexすべきか問題 | notnil creation weblog”]
@yuka2pyさんからも辛口のご指摘が
いやいや。数分で出来ないよ。数分で出来るのは、多くの時間を書けて自分なりの結論を出した人だから。…個々のブログ書く人がそれぞれどうするかは個人の好みでも良い。でも、問題は他の人のマインドを偏重させてしまうことであって、そういう記事になっていることが個人的にはうーむと思うわけです。
— yuka2py (´・Д・)」 (@yuka2py) 2013, 12月 9
@NagoyaSeoさんの記事
[img-link url=”http://seo-nagoya.biz/491/” title=”【重複コンテンツSEO問題】wordpressのアーカイブページをnoindex nofollowするかどうか、よりもっと建設的な話をしよう”]
@SEO_Jumpさんの記事
[img-link url=”http://seo-jump.com/%E9%87%8D%E8%A4%87%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%84%E3%81%AF%E3%83%9A%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84/” title=”重複コンテンツはGoogleのペナルティにならない。最新のSEO対策ならSEO JUMP”]
余談ですが、論者の方々は基本的にウェブ制作に詳しい人が多いので、この件に限らずブログを勝手に色々参考にさせていただいています。購読オススメ。
【WordPressカテゴリーページのSEO】meta name=”robots”はnoindexが無難です
WordpressのSEO界隈では、カテゴリーページのmeta name=”robots”は漏れなくindexとするべき、という論が急速に広まっています。しかし、その考え方は安直に過ぎます。むしろ、SEO知識に自信がない方は、noindexにしておくべきです。
ENJILOGさんはindex派
このエントリーを書くきっかけになったのは以下の記事。
ENJILOGさんがcategoryページのmeta name=”robots”を、noindexからindexに変更したというお話です。
ただ僕は「カテゴリー」のページ自体を上位表示したかったんですよねぇ。。— ENJI (@ENJILOG) November 16, 2013
カテゴリーページで上位表示するなら、まずは検索エンジンにインデックスさせないといけません。categoryページのmeta name=”robots”をindexとするのは、一見当然のように見えます。
しかし、カテゴリーページのmeta name=”robots”を全てnoindexからindexにするのは、結構リスクがあることなのです。
生成したページは本来は全てindexするべき
検索エンジンからの流入を期待するなら、検索エンジンにインデックスさせないと始まりません。
ですから、SEOの観点からは、生成したページは原則として全てインデックスさせるべきです。
その意味では、categoryページのmeta name=”robots”をindexとするのは当然で、noindexを選択する余地は無いはずです。
低品質ならnoindexが有利
それなのにnoindexも検討しないといけないのは、Googleの検索順位決定アルゴリズムに導入された「パンダアップデート」が関係しています。
海外SEOブログによると、パンダアップデートは以下の特徴を持ちます。
- ユーザーにとって価値の低いサイトや他のサイトからコンテンツをコピーしただけの役に立たないサイトのような、低品質なサイトのランキングを下げることを目的としている。
- 調査や掘り下げたレポート、熟考された分析などオリジナルのコンテンツと情報を含む高品質なサイトをより上位に表示するようにしている。
パンダアップデート導入以来、低品質なコンテンツなら、検索エンジンにインデックスさせない方がSEO上有利になりました。
品質でindexかnoindexかを決めるのが正しい
そういうわけで、カテゴリーページだからといって全て一律にmeta name=”robots”をindexとするのは間違いです。
逆に、カテゴリーページだからといって全て一律にmeta name=”robots”をnoindexとするのも誤りです。
低品質なカテゴリーページはnoindex、それ以外はindexとするのが正解です。
カテゴリーページは充分な付加価値が無い限り低品質
noindexとindexを適切に使い分けるには、Googleの言う「低品質」を正しく理解する必要があります。
価値のない質の低いコンテンツ – ウェブマスター ツール ヘルプによると、Googleは「自動生成されたコンテンツ」を低品質と判定することがわかります。
さらに、自動的に生成されたコンテンツ – ウェブマスター ツール ヘルプに挙げられている自動生成コンテンツの例によると、
複数のウェブページからのコンテンツに十分な付加価値を加えることなくそれらをつなぎ合わせたり組み合わせたりしたもの
とあります。
ところで、Wordpressのカテゴリーページは、複数のウェブページからのコンテンツをつなぎ合わせたり組み合わせたりしたものです。
WordPressのカテゴリーページは、十分な付加価値を加え無い限り、Googleから低品質コンテンツとみなされる恐れが高いと言えます。
低品質カテゴリーページの類型
ここから先はもう憶測で話すしかありません。
構成がそっくりなカテゴリーページ
WordPressのデフォルトの設定では、親カテゴリーのページにも子カテゴリー所属の記事が掲載されるようになっています。
この場合、気をつけないと、親カテゴリーページと子カテゴリーページの内容がそっくりになります。こうなると見事な重複コンテンツの発生です。
このように、Wordpressでは親子関係にあるカテゴリーページがお互いに似通ってしまい、低品質コンテンツとなる可能性が高いので注意が必要です。
記事数が乏しいカテゴリページ
所属する記事が極端に少ないカテゴリページもやはり低品質コンテンツです。
検索エンジンから来たユーザーにとって、求める答えが存在しないのでこれは当然です。
所属記事数が著しく少なくなるようなカテゴリーは設定しないことが大事です。
付加価値をつけるには
では、充分な付加価値をつけるにはどうすればよいか。
例えば、カテゴリーページ自体が沢山シェアされている場合は充分な付加価値があると思います。
また、カテゴリに所属するほぼ全ての記事がそれぞれ多くの人にシェアされている場合も充分な付加価値があるでしょう。
そのほか、カテゴリーページに、所属する記事の単なる抜粋以外のオリジナルなコンテンツを沢山盛り込むことで、オリジナリティーを高めて充分な付加価値をつける方法もあると思います。
カテゴリページをindexさせても個別記事ページより不利
結局、ワードプレスのカテゴリーページについては、「充分な付加価値」があることに自信が持てれば検索エンジンにインデックスさせ、そうでなければインデックスさせないのが正解です。
ただ、カテゴリーページを上位表示させるのはとても大変です。どう頑張っても個別記事ページより不利です。
バズ部でもカテゴリページが記事ページに負けている
あのソーシャルでシェアされまくっているバズ部さんでも、カテゴリーページが自サイトの個別ページに負けている例が圧倒的多数です。
バズ部さんのカテゴリー名を調べて、ひとつひとつ検索してみてください。
カテゴリーページが検索結果に表示すらされない場合もあります。
検索結果に出てこなかったり個別ページに負けてしまったりするカテゴリーページなんてSEO的には無意味です。
カテゴリページが記事ページより上位に来るには規模が必要
一方、naverまとめやnanapiでは、カテゴリーページの上位表示に成功していますが、カテゴリーに属する投稿数が信じられないくらい多いです。
一人でこんなにコンテンツを作るのはとても大変です。
まとめ
WordPressのcategoryページをindexさせても、よほどの大規模サイトでない限り、SEO的には報われません。
かなり人気があるサイトでも、カテゴリ名で検索した場合に、自サイトの個別記事ページのほうがカテゴリーページより上位に来ていることが多いです。
それどころかカテゴリーページが検索結果に出てこないことすらあります。
一方、categoryページindexさせようとすると、ついつい低品質なものまでindexしてしまうというSEO上のリスク、デメリットが付きまといます。
メリットとデメリットを天秤にかけたら、categoryページをindexさせる作業はうまみの少ない作業です。
よほどのことがない限り、当サイトのような零細ブログでは、categoryページをnoindexとしておくのが無難です。
と言いつつ、当ブログはcategoryページを全てindexしております。
これは敢えてチャレンジしているのですが、それについてはまた別のところで話したいと思います。
【Wordpressサイトの低品質コンテンツ対策】meta name=”robots” content=”noindex”の設定
Wordpressでサイト運営をしていると、他のページの一部を切り取ってつなぎ合わせた低品質コンテンツがどうしても発生します。その低品質コンテンツのSEO上の悪影響を防ぐのがmeta name=”robots” content=”noindex”です。
重複コンテンツの温床・アーカイブページに注意
カテゴリー、タグ、アーカイブのような「記事一覧」ページをアーカイブと呼びます。
これらのページは「他のページの一部を切り取ってつなぎ合わせたもの」なので、低品質コンテンツになりやすいです。
しかし、当サイトでは、低品質にならないように工夫したうえで、敢えてカテゴリーアーカイブを検索エンジンにインデックスさせています。(理由は別のエントリ!!)
タグアーカイブは、カテゴリーアーカイブと似たようなページ構成になるので、検索エンジンにはインデックスさせていません。
また、日別・月別・年別アーカイブも、新しいページほどTOPページそっくりになるので、やはり検索エンジンにはインデックスさせたくないです。
attachment、404、検索結果ページも低品質
画像などの添付ファイルページであるattachment、「見当たりません」の404、検索結果ページ…こういった検索エンジンユーザーが直接訪れても何の価値もなさそうなページも、検索エンジンにインデックスさせたくないところです。
meta name=”robots” content=”noindex,follow”って何?
<head>~</head>に
<meta name="robots" content="noindex,follow" />
と記述することで、そのページは検索エンジンにインデックスされなくなります。
meta name=”robots”のは検索エンジンのロボットの挙動をコントロールするタグで、以下のページにわかりやすく解説されています。
また、一見書かなくてもよさそうなfollowをわざわざ書く点については、
を参照してください。このほうがSEO的によさそうです。
当サイトのmeta name=”robots”
meta name=”robots”で検索エンジンへのインデックスをコントロールするために、@web_shufuがheader.phpの<head>~</head>に書いているコードを晒します。
<?php
//添付ファイルページは検索エンジンにインデックスさせない
if(is_attachment())
{
$robots="noindex,follow";
}
//添付ファイル以外の個別記事ページはインデックスさせる
else if (is_single())
{
$robots="index,follow";
}
//トップページはインデックスさせる
else if ( is_home() )
{
$robots="index,follow";
}
//カテゴリページもインデックスさせる
else if (is_category())
{
$robots="index,follow";
}
//固定ページはインデックスさせる
else if (is_page())
{
$robots="index,follow";
}
//タグ、日月年別アーカイブ、404、検索結果ページはインデックスさせない
else
{
$robots="noindex,follow";
}
?>
<meta name="robots" content="<?php echo $robots; ?>" />
プラグインでも設定可能
私は、現在SEO関連のプラグインを使わず、上のようなphp,htmlをテーマファイルにゴリゴリ手書きしています。
しかし、SEO用プラグイン使うことでも、ページ種類別にmeta name=”robots”を細かく設定することが可能です。
「テーマファイルにゴリゴリ手書き」が出来ないからといってmeta name=”robots”をきちんと設定しないのは損です。
@web_shufuがお勧めするSEOプラグインはWordPress SEO by Yoastです。
以前使っていました。かゆいところまで手が届く感じです。日本語化部分が少ないのが玉に瑕。重症の英語アレルギー以外の方は是非使ってみてください。
【WordPressカテゴリーページのSEO】meta name=”robots”をindexにする前にやるべき9つのこと
「categoryページのmeta name=”robots”はnoindexが無難」だと思っている@web_shufuです。どうしてもindexしたいのなら、以下の1.から9.までの準備は確実にこなしておくべきだと思います。
カテゴリページの低品質化を避けるために
先日書いた記事「【WordPressカテゴリーページのSEO】meta name=”robots”はnoindexが無難です。」でも言いましたが、カテゴリーページは、その構造上、Googleから低品質コンテンツとみなされやすいです。
カテゴリーページが低品質コンテンツとされる代表的なパターンは、先日の記事でも述べた通り、以下の2つです。
- 記事数が乏しいカテゴリページ
- 他のページと構成がそっくりなカテゴリーページ
meta name=”robots”をindexにするなら、このような状態は絶対に避けないといけません。
記事数が乏しいカテゴリページを作らない
まず、記事数が乏しいカテゴリーページが生成されるのを防ぐための準備をしましょう。
1.ブログ開始当初はnoindex
カテゴリーページが低品質コンテンツになるのは、所属する記事が少ないときです。
特に、所属する記事が1つしかないカテゴリーページは、記事ページの劣化コピーみたいになり著しく品質が低いです。
でもブログを始めた当初はどのカテゴリーも所属記事数が乏しいです。
ですから、記事数がある程度たまるまではnoindexとするのが正解です。
2.最初はカテゴリー数を抑え目に
最初から多くのカテゴリーを作ると、各カテゴリーの記事数が豊富になるまで時間がかかります。
カテゴリーページをindexする予定なら、最初は必要最小限のカテゴリーしか作らないようにしましょう。
私は、Wordpress、マーケティング、Web制作、その他、の4カテゴリーでスタートしました。
それぞれのカテゴリーが10記事を超えたら、meta name=”robots”をindexに設定しましょう。
3.新カテゴリーは記事が充分貯まってから
記事が十分貯まってきたら、新しいカテゴリーを作ったり、既存のカテゴリーの子カテゴリーを作ったりして、カテゴリ構造を充実させていきます。
ただし、その場合も新しいカテゴリーに充分な数の記事が所属するよう気をつけてください。
カテゴリー数は記事数に比例させて増やすようにしましょう。
4.個別記事のパーマリンクは「投稿名」か「数字ベース」
カテゴリー数を記事数に比例させて増やしていくと、ブログの成長とともに記事の所属カテゴリーを変更することが増えます。
その際、個別記事のパーマリンクまで変わってしまうと、SEO的に大きなマイナスです。
カテゴリの変更に伴って記事のURLまでが変わらないように、個別記事のパーマリンクは「投稿名」か「数字ベース」とするのがいいです。
他のページと酷似したカテゴリーページを作らない
いくら記事数を増やしても、カテゴリーページが他のページとそっくりになってしまったら元も子もありません。
それを防ぐために以下のことに気をつけます。
5.タグアーカイブと日付アーカイブはnoindexに
カテゴリーページのように「記事一覧」を表示するページをアーカイブと呼びます。
アーカイブページはカテゴリーの他にタグアーカイブや日付アーカイブがあります。
このアーカイブページは低品質コンテンツの代表選手「重複コンテンツ」の温床です。
以前の記事「【WordPressサイトの低品質コンテンツ対策】meta name=”robots” content=”noindex”の設定」に書いたとおりです。
タグアーカイブは、
カテゴリーアーカイブと似たようなページ構成になる
また、日別・月別・年別アーカイブも、
新しいページほどTOPページそっくりになる
カテゴリーページをindexするなら、カテゴリー以外のアーカイブページはnoindexが無難です。
6.カテゴリーアーカイブページに独自の説明文をつける(2013年12月13日追記)
他ページとの類似性を薄める方法として、もっとも有効なのは、カテゴリーページに独自の説明文をつけることです。ユーザーにも親切です。
その方法が分かりやすく記されているのがこちらの記事。
[img-link url=”http://seo-nagoya.biz/491/” title=”【重複コンテンツSEO問題】wordpressのアーカイブページをnoindex nofollowするかどうか、よりもっと建設的な話をしよう”]
記事中の見出し「wordpressで実際に似たような対策を実現する方法」の中に、詳細に書いてくれています。
私も、これとほぼ同じやり方でTwenty twelveテーマを弄り、各カテゴリページに独自の説明文を表示させています。
追記の言い訳:テーマファイルを弄る作業では最初にやったことだったのですが、記事公開当初は「やるべきこと」から漏れてしまいました。m(_ _)m
7.記事の所属カテゴリーは1つに限定
1つの記事を複数のカテゴリーに所属させると、それぞれのカテゴリーページで、その記事の概要が表示されます。
別々のカテゴリーページに一部とはいえ全く同じ文言が出現します。
複数カテゴリーに所属する記事が増えていくと、やがていくつかのカテゴリーページが酷似してしまいます。
つまり立派な重複コンテンツ誕生です。
これは大変良くないので記事の所属カテゴリーは必ず1つに絞りましょう。
8.親カテゴリのページに子カテゴリの記事を載せない
ワードプレスのデフォルト設定では、子カテゴリーに所属する記事は、子カテゴリーのページだけではなく、親カテゴリーのページにも表示されます。
そのため子カテゴリーと親カテゴリーのページが酷似してしまう可能性があります。
そうなると重複コンテンツ発生です。
これを防ぐには親カテゴリのページに子カテゴリの記事を載せないのがいいです。
category.phpのループの直前、すなわち
if (have_posts()) :
の直前に
global $paged;
query_posts( array(
'category__and'=> array(get_query_var('cat')),
'orderby'=>'date',
'paged'=>$paged
) );
を入れると、親カテゴリーのページに子カテゴリーの記事が表示されることはなくなります。
WordPressを3.8に更新したら、当初載せていたコードが動かなくなりました。そこで、query_postsを使ったコードを書いたら無事動きました。(2013.12.18)
また、子カテゴリの記事を載せない代わりに、子カテゴリページへのリンクをリスト形式で載せておきます。
9.ビッグキーワードではなくスモールキーワードで上位表示を狙う
これだけ準備してもカテゴリーページを上位表示させるのは難しいです。
以前の記事「【WordPressカテゴリーページのSEO】meta name=”robots”はnoindexが無難です。」でも言いましたが、ソーシャルでシェアされまくっているバズ部でも、カテゴリーページの上位表示に成功しているとは言いがたいです。
ただ、それはカテゴリー名がビッグキーワード(検索回数が多く、検索結果の上位表示がとても難しい語句)そのものだからです。
当サイトのカテゴリー名でいうと「WordPress」はビッグキーワードそのものです。
Google Adwardsのキーワードプランナーで調べると
キーワード | 月間平均検索ボリューム |
---|---|
WordPress | 110000 |
……。当ブログの実力で「WordPress」で上位表示を狙うのは無理です。いや、バズ部クラスでも相当難しいです。
しかし、「WordPress」の子カテゴリーである「Twenty twelve カスタマイズ」に含まれるキーワードはビッグキーワードではないです。
キーワード | 月間平均検索ボリューム |
---|---|
Twenty twelve | 1000 |
WordPress Twenty twelve | 390 |
twentytwelve | 260 |
Google Adwardsのキーワードプランナーでいくつかの検索キーワードを調べた結果が上の表ですが、これくらいなら上位表示が狙えます。
実際、当サイトの「Twenty twelve カスタマイズ」カテゴリーページはGoogle検索で上位を獲得しています。
キーワード | 順位 |
---|---|
Twenty twelve | 4位 |
WordPress Twenty twelve | 3位 |
twentytwelve | 4位 |
最後に
私がカテゴリーページをindexするにあたって気を付けていることをまとめました。
これが面倒くさいならカテゴリーをindexするのはやめたほうが無難だと思います。
何の対策もしないでカテゴリーページをindexするのは危険です。
海外SEO情報ブログの鈴木さんも言っています。
所属している記事やアイテムが1つとか2つとかだったり、中身が同じようなカテゴリがたくさんできてるんだったらnoindexも検討する。
記事を書くたびに所属カテゴリーを思いつきで設定していくと、noindexするべき状態になってしまいます。
カテゴリーページをindexするならそれ相応の準備は必要です。
【警告】重複コンテンツ対策で内部リンクをnofollowにするのは大間違い
素人ですがWordpressのSEOには興味津々、@web_shufuです。昨日、WordPressの重複コンテンツ対策としてnofollowの利用を推奨する記事を見かけてびっくり。良い子は決して真似してはいけません。
問題の記述
どんな記述だったかというとこんな感じです。
WordPressでタグアーカイブページを利用したいのなら、カテゴリーページの重複コンテンツとならないよう、meta name robot を noindex,nofollowにするのが無難です。
無難なんてとんでもない。真っ赤な嘘です。だから赤字にしました。
重複コンテンツを防ぐのはnoindex
重複コンテンツの発生を防ぐだけならnoindexだけで充分です。
「メタ タグによるサイトへのアクセスのブロック – ウェブマスター ツール ヘルプ」によれば、
ページのコンテンツが Google のウェブ インデックスに一切登録されないようにするには、noindex メタ タグを使用します。Googlebot がページを取得するときに、noindex メタ タグが認識されウェブ インデックスにそのページが表示されないようにします。
タグアーカイブページが
<meta name="robots" content="noindex">
と設定されていれば、タグアーカイブページは検索エンジンにインデックスされず、カテゴリアーカイブの重複コンテンツと判定されることもありません。
重複コンテンツ対策としてはこれだけで完璧です。
nofollowは的外れ
noindexだけでなくnofollowまでも設定してしまうのは完全に蛇足です。
いやそれどころかSEOにはマイナスの影響をもたらす可能性が高いです。
「rel=”nofollow” – ウェブマスター ツール ヘルプ」によれば、
<meta name="robots" content="nofollow" />
は、検索エンジンにページの外部リンクをたどらない(つまり、クロールしない)ように指示します。
海外SEO情報の鈴木さんもこうおっしゃっています。
nofollowはそのページにあるリンクをクローラが辿らないようにする指示で、重複コンテンツ対策に直接関わるものではありません。
nofollowを重複コンテンツ対策として使うのは的外れです。
内部リンクをnofollowにするのはリンクジュースをどぶに捨てること
nofollowは蛇足であるにとどまらず、SEOの足を引っ張ります。
自サイトのコンテンツへのリンクにnofollowを設定することは、せっかく集めたリンクジュースをどぶに捨てるのと同じことです。以下の記事に詳しいです。
自サイトへのnofollowは自らを貶める
「nofollow属性をリンクに付けるのはどんなとき? | 海外SEO情報ブログ」によると、Matt Cutts氏はこう言ったそうです。
内部リンクにnofollowを付けるのはほとんど意味を成さない。なぜなら自分のサイトのページを信頼していないし保証しないということになるから。
自サイトへのリンクをnofollowにするのは、自サイトの価値を自ら貶める行為なのです。
内部リンクをnofollowにするメリットはない
検索エンジンへの露出をどんどん増やそうとしている個別記事ページへの内部リンクについては、nofollowにするメリットはありません。
真面目にSEOに取り組むよい子の皆さんは決してそのようなことをしてはいけません。
プロが言うことでも盲信は危険
この記述をしていた方はWordpressサイト制作やカスタマイズを請負うウェブデザイナーです。
そんなプロが
WordPressでタグアーカイブページを利用したいのなら、カテゴリーページの重複コンテンツとならないよう、meta name robot を noindex,nofollowにするのが無難です。
などと言ってしまうと盲信してしまう人が出るかもしれません。
そこで、素人ながら、そんなことは有り得ないということを伝えたくて、このエントリを書きました。
真意が伝われば幸いです。
重複コンテンツ対策はやっておくに越したことは無い
ちょっとした重複コンテンツ祭りに参加中。@web_shufuです。そんなに大きな祭りじゃないのですが「重複コンテンツを防止する必要はない」と大きな声が聞こえてきてびっくりしました。「ふぁああっっ?」と叫びたくなったので叫びます。
検索エンジンを意識するのがなぜいけないの?
「ふぁああっっ?」と言いたいのは@odysseyさんの記事です。
かん吉さんの記事「WordPressで重複コンテンツ防止する方法 カテゴリーページの場合」に触れて、下記のようにおっしゃています。
検索エンジンのために記事の質や読者にとっての利便性・必要性以外のところで、何かしなきゃと対策をしようとするのは、検索エンジンに少しでも多くインデックスされていれば読者が流入するという幻想が根底にあるように思います。
でも、それっていけないのでしょうか。
読者にとっての利便性・必要性が一定レベル確保されているコンテンツであれば、Googleが許容する方法によって検索エンジンからの流入を積極的に増やすべきです。
読者にとって全く役立たないペラペラなページを、検索エンジンをだますことで検索結果に表示させようとしない限り、非難されるような余地はありません。
より安全な手法をとるのは当たり前
実は当サイトでも、かん吉氏が提唱するのに近い方法で、親カテゴリーのアーカイブに子カテゴリー所属記事を載せないようにしています。
Movableタイプでブログを作っている人が多かった頃は、これがむしろ普通だったわけで、ブログサイトなら読者の利便性・必要性の向上にも貢献するのではないでしょうか。
私は記事を探すにもこの形式のほうが探しやすいです。人それぞれかも知れませんが。
でも、それなら余計に検索エンジンに嫌われる可能性が無い手法を選択するべきです。
グーグルは重複コンテンツであっても悪意が無いものは不当に低く評価しないのかもしれませんが、最初から重複コンテンツを作らなければより安心です。
これのどこがいけないのでしょうか。普通の考え方だと思います。
(Google自体も「重複するコンテンツに関して事前に対処し、ユーザーに意図したとおりのコンテンツが表示されるようにするための手順」として「類似するコンテンツをできるだけ少なくする」ことを推奨しています。)
カテゴリページに利便性を感じる人もいる
@odysseyさんはアーカイブのページに価値を感じず、それゆえカテゴリーページをインデックスさせようとする作業が読者の利便性向上につながらないとお考えのようです。
(そもそもカテゴリーアーカイブのページは、ブログの中のコンテンツを熱心に探したい読者が、同じカテゴリーの記事を一覧にして見たいと思って必要とするコンテンツであって、検索エンジンから流入してくる人のためのものではない気がします。カテゴリーページが検索結果に出てくるのをぼくはあまり見たことがありませんし、出てきたとしてもクリックするとは思えませんけど。)
でも、私の場合は「ここに行ったら何か面白そうなものがある」と感じれば、検索結果に表示されたアーカイブページもクリックします。
nanapiやnaverまとめのアーカイブページをクリックしたことがある人は沢山いるでしょう。
読者に十分な利便性・必要性を提供するカテゴリーアーカイブは間違いなく存在します。
カテゴリーページが検索エンジンに嫌われないよう処置を施すのは、読者にとっても悪いことではありません。
検索エンジンが完璧ならSEOは読者のためになる
@odysseyさんは、読者にとっての利便性・必要性をピックアップするグーグルの能力に全幅の信頼を置いているようです。
検索エンジンが検索結果を最適化してくれているのなら、それにまかせておけばいいと僕は思います。
でも、それならば、グーグルに表示してもらうための条件をクリアしたコンテンツを作ることは、読者にとっての利便性・必要性を持つために役立つはずです。
@odysseyさんの立場からもSEOは推奨されるべきものはずです。
検索エンジンが完璧でないならSEOは余計に必要
もっとも私は検索エンジンは完璧でないと思っています。
- 「何もしないのが一番のSEO」論は真っ赤な嘘
だから、検索エンジンから理不尽に扱われないよう、SEOを適切に行うべきだと思っています。
カテゴリーアーカイブに対する重複コンテンツ対策も、やるべきことの一つだと思っています。
重複コンテンツ対策が面倒な場合などはnoindexもいいと思います。
重複コンテンツ対策はやっておくに越したことは無い
今回かん吉さんが提唱した方法にしても、私が考える方法にしても、カテゴリーページの重複コンテンツ対策は簡単に行うことが出来ます。
良質なコンテンツ作りを犠牲にするほどの手間は要りません。特にデメリットもありません。
むしろ、重複コンテンツ対策のもたらすより適切なカテゴライズによって、読者に利益をもたらすかも知れません。
サイト運営者にも、重複コンテンツを理由に「低品質なサイト」と判定される怖れから解放されるメリットがあります。
重複コンテンツ対策はやっておいて損はないのです。
重複コンテンツ対策も、読者に必要とされる記事作りも、両方きちんと行うのが王道です。
最後に
@odysseyさんへ。Wordpressを弄るときにかなり参考にさせてもらっています。感謝しております。ただ、重複コンテンツ対策については意見が激しく違います。ご理解のほどを。
プロのWebデザイナー・プログラマーの方へ。重複コンテンツ対策などやるべきではないという方がいらっしゃいましたら、後学の為その理由などお伺いできますとありがたいです。