WordPressの公式テーマ Twenty Twenty は、投稿タイトルの下に投稿の抜粋を表示します。
私はそこに抜粋なんて表示してほしくないので、除去することにしました。
投稿タイトル直下に抜粋を表示するコードはどこにある?
さて、抜粋を除去するには、抜粋を表示するコードを探して、無効化しないといけません。
抜粋を表示するコードは、 Twenty Twenty/template-parts/entry-header.php の59行目以下にあります。
if ( has_excerpt() && is_singular() ) {
?>
<div class="intro-text section-inner max-percentage<?php echo $intro_text_width; //phpcs:ignore WordPress.Security.EscapeOutput.OutputNotEscaped -- static output ?>">
<?php the_excerpt(); ?>
</div>
<?php
}
上のコードの意味は「個別投稿ページが固定ページ科アタッチメントページで抜粋を持つページなら、抜粋を表示せよ」というようなものです。
子テーマフォルダ直下にtemplate-partsを作る
抜粋を表示するコードが、親テーマの entry-header.php にあるとわかりました。
抜粋を非表示にするカスタマイズをするなら、まずは、親テーマの entry-header.php をコピーして、子テーマフォルダ内に貼り付けなければなりません。
ここで一つ注意点があります。 entry-header.php は、子テーマフォルダ直下に貼り付けてはいけません。
entry-header.php は、 Twenty Twenty フォルダ直下ではなく、 Twenty Twenty/template-parts/ フォルダの直下にありました。
entry-header.php を子テーマフォルダ内に貼り付ける作業は、以下のような2段階で行います。
- 子テーマフォルダの直下に template-parts フォルダを作る(すでに作っているなら、この工程は飛ばす)
- template-parts フォルダの直下に entry-header.php を貼り付ける
コードをコメントアウトして抜粋表示を停止
entry-header.php の貼り付け作業が終わったら、抜粋を表示するコードは無効化する作業です。
今回は、コードを削除せずに、コメントアウトで無効化しました。
/*** if ( has_excerpt() && is_singular() ) {
?>
<div class="intro-text section-inner max-percentage<?php echo $intro_text_width; //phpcs:ignore WordPress.Security.EscapeOutput.OutputNotEscaped -- static output ?>">
<?php the_excerpt(); ?>
</div>
<?php
} ***/
FTPソフトで、子テーマの entry-header.php をアップロードしたら、抜粋は見事に消えました。
上の図では、少し先走って、パンくずリストを設置しているのですが、それはご愛嬌ということでお許し下さい。