ガスコンロやIHクッキングヒーターは、梱包する以前に気をつけなければならないことがあります。
梱包準備をしっかりして、段取りよく荷造りしていきましょう。
新居で使えるの?
台所の火力装置は、建物ごとの規格の違いが最も大きいもののひとつです。
卓上型のIHクッキングヒーターについては、電源コンセントさえあればどこでも使えるうえさほどかさばらないので、難しく考えずに新居に運べばいいと思います。
しかし、その他のIHクッキングヒーターやガスコンロについては、新居でも使えるかどうかを調べておかないといけません。
新居で使えないのに梱包・荷造りして新居に運搬してしまっては、手間と運賃の無駄です。
ガスコンロなら都市ガス用かプロパン用かを確認
ガスコンロは、都市ガス用とプロパン用に別れています。コンロのタイプとガスのタイプが合わないと、大事故になりますので、ここは十二分に確認してください。
据え置き型のIHヒーターは確認点が多い
据え置き型のIHヒーターが新居で設置できるかどうかについては、調べることが多いです。
まず、新居への設置の際に、ブレーカー増設、電源増設、電線引きこみ等の各工事が、必要かどうかついて調べなければなりません。
据え置き型IHヒーターの種類と新居の台所のつくりによって、いろいろな場合が考えられるので、電気工事業者に見積もってもらわないことには、判断がつきません。
さらに、新居が賃貸住宅の場合は、大家さんに工事の許可を取らないといけません。
このような感じで、今まで使っていた据え置き型IHヒーターを新居に持っていくには、手間も費用も掛かりますので、引越しを機会に買い換えることをオススメします。
しっかり掃除
IHクッキングヒーターやガスコンロは長く使っていると気をつけていてもかなり汚れてくるものです。
見た目の汚れ手いるだけならいいのですが、運送中に油汚れが溶け出して別の荷物を汚す可能性もあります。
新品同様に掃除するのは無理でしょうが、少なくともヌルヌル・ギトギトの状態で荷造り梱包しないようにしてください。
外れやすい部品は別梱包
魚焼きグリルや五徳のような容易に外れる部品は、必ず別梱包にしてください。
別梱包にせずに本体につけたまま箱詰めすると、箱の中で暴れて本体を傷つけてしまいます。
面倒でも外れる部品は別梱包に。
ガラス部分は厳重に
グリルの取り出し口部分などガラスで出来た部分は、割れ物と同様の丁寧な荷造り・梱包が求められます。
ガラス部分には古新聞をぐるぐる巻きにしてクッションをあてておきましょう。
また、ガラスを含む荷物をひとつでも入れた箱には、上面に必ず「われもの」と赤で大きく書いておきましょう。