Photo By: Craig Sunter
楽観的なほど長生きしやすいと思っていた@web_shufuです。ところが、このほどアメリカ心理学会で発表された研究結果は、全く逆のことを言っています。
これらはドイツで5年ごとに行われる社会経済パネル調査を分析して導かれたものです。
40000人の調査対象者に対して、自分の生活が将来のどうなるかを予想してもらい、その5年後に現実にはどうなったかを再度聞き取っています。
楽観的な人ほど短命
最初に答えた将来の生活の見通しが、5年後の実際の生活実態より良かった人は、楽観的な人だと言えます。
その逆であれば悲観的な人だと言えます。
調査の結果、楽観的な人はそうでない人に比べて、死亡率が9.5%高かったそうです。
楽観的な人ほど障害を負いやすい
また、楽観的な人は、障害を負う割合も10%高かったそうです。
お金持ちほど短命で障害を負いやすい
さらに、今回の調査では、お金持ちほど短命で障害を負いやすいこともわかりました。
悲観的でもいいんじゃないか
悲観的な人ほど慎重になるからこういう結果が出たのかもしれません。
少なくとも悲観的な人が無理して楽観的になることにはメリットがあまりなさそうです。