facebookの10億6000万人のアカウントのうち7600万は、偽名などで登録された架空のものであることが分かりました。偽名率は7%で昨年の8月から少しは減少したようです。
今回明らかになったところによると、架空アカウントの内訳は
- 偽名称した人間によって取得されたアカウントは5300万(5%)
- ペットや団体など人間以外の主体に取得されたアカウント1400万(1.3%)
この架空アカウントの中には、フェイスブックにとって頭痛の種である、スパム行為を繰り返すアカウント950万(0.9%)が含まれています。
何故偽名アカウントが問題なのか
facebookはその規約上、実名で登録する人間にのみアカウントの取得を許しています。
これは、表向きはスパムなどを排除してユーザー体験を排除することであり、その策面ガルことは誰も否定できません。
しかし、偽名アカウントを追放しようとする一番の理由は、それがfacebookの提供する広告商品の価値を傷つけるからです。
実名制こそfacebookの存在価値であると言ってもいいほどになっています。
密告を奨励
しかし、実名にあまりにもこだわりすぎるその姿勢は、ユーザーの間には違和感を生んでいます。
以前には、ユ-ザーに対して「身近な偽名アカウント」の密告を大々的に奨励したこともあり、今も専門の部署をおいています。
いたちごっこ
しかし、facebookは偽名アカウントを大きく減らすことはできませんでした。ユーザー離れもささやかれる中、この先も苦戦が続きそうです。