TwentyTwelveでTOPページの表示に関わるファイルをまとめてみました。TOPページのつくりはカテゴリページのつくりと似ているので省略しようと思ったくらいですが、ごく簡単に説明します。
TOPページの表示で主役を担うのはindex.php
表示に関わるファイルを把握するためには、まず、テンプレート階層 – WordPress Codex 日本語版の5.1 ホームページ表示を見ておきましょう。
それによると、ホームページ(Topページ)表示に使われるファイルは以下の優先順位で決定されます。
- home.php
- index.php
TwentyTwelveのテンプレートファイルを見てみると次のようになっています。
- home.phpは無い
- index.phpはある
というわけで、Topページ表示の主役はindex.phpが担うはずです。
index.phpはcategory.phpとそっくり
ところで、このindex.phpは、<?php if ( have_posts() ) : ?>~<?php else : ?>においては、category.phpとそっくりな造りをしています。
category.phpの<?php if ( have_posts() ) : ?>~<?php else : ?>に存在する<header class=”archive-header”>~</header><!– .archive-header –>が、index.phpの<?php if ( have_posts() ) : ?>~<?php else : ?>にはないという点が違うだけです。
つまり、ブログ記事が1件以上ある場合のTOPページと、カテゴリーに属する記事が1件以上ある場合のカテゴリーページは、構造がそっくりです。インクルードしているファイルも同じです。
そういうわけで、以前に書いたTOPページのレイアウト構造を表す図に手を加え、ブログ記事が1件以上ある場合においてどのファイルがどの部分の表示を担当してるかをざっくりと図示すると、カテゴリページのレイアウト構造と役割分担の図とほぼ同じになります。
TOPページのカスタマイズはカテゴリページと同様な考え方で取り組めばいいと思います。