【簿記初心者向け】仕訳とは資産の増減をその原因とともに記録したもの

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2015-03-09_1506

ブロガー・アフィリエイターのための確定申告シリーズ第7回です。

前回の記事はこちらです。

前回までは帳簿作成作業の前にやるべき準備について書いてきました。今回からは、簿記初心者向けに、仕訳入門的なコンテンツをお送りします。


青色申告は、複式簿記で記帳した帳簿から利益を計算して申告する作業です。

複式簿記の基本の「き」といえば仕訳。

仕訳をざっくりと説明すると、「資産の増減をその原因とともに記録したもの」ということになります。

仕訳の定義と書式

仕訳にはきちんとした定義がありますが、小難しくてよくわかりません。⇒仕訳 – Wikipedia

@web_shufu風にざっくり説明しますと「現金や預金等の資産の増減を、その原因とともに書いたもの」です。

とりあえず書式はこんな感じです。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
△/△ □□ △△ □□ △△ □□

□□には言葉、△△の部分は数字が入ります。

なお、借方・貸方に深い意味はありません。慣習上、左側を借方、右側を貸方と呼んでいるだけです。

現金・預金が増える場合の仕訳

現金・預金などの資産が増える場合、借方には資産が増えた事実を、貸方にはその原因を書きます。

(例)9/15に商品300,000円を売り上げた。代金は直ちに銀行口座に振り込まれた

借方に「預金」と書き込み、そのすぐ右側の金額欄に、預金が増えた金額300,000円を書き入れます。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
9/15 預金 300,000 □□□ △△△ □□□

貸方には、預金が増えた原因として「売上」と書きこみ、そのすぐ右側の金額欄に、金額300,000円を書き入れます。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
9/15 預金 300,000 売上 300,000

これで完成です。

現金・預金が減る場合の仕訳

現金・預金などの資産が減る場合、貸方に資産が減った事実を、借方にその原因を書きます。

仕訳例を見てみましょう。

(例)7/7に電気代9,000円が銀行口座から引き落とされた

貸方に「預金」と書き込み、そのすぐ右隣の金額欄に、預金が減った金額9,000円を書き入れます。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
7/7 □□□ △△△ 預金 9,000 電気代

借方には、預金が減った原因として「水道光熱費」と書きこみ、そのすぐ右側の金額欄に金額9,000円を書き入れます。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
7/7 水道光熱費 9,000 預金 9,000 電気代

これで完成です。

「水道光熱費」の部分は「電気代」でもいいのですが、電気・ガス・水道にかかるお金ををまとめて水道光熱費とすることが多いのでこう書きました。

負債が増減する仕訳

負債は負の資産です。

仕訳では、主として、現金や預金などの資産が増減した原因として登場します。

負債が増減する仕訳として一番わかりやすいのは、借入とその返済でしょう。

  • 5/5に100,000円を借り入れ、直ちに銀行口座に預け入れた
  • 5/31に銀行口座から上記借入金を返済した。なお利子はつかなかった。

この二つの取引を仕訳にすると以下のようになります。

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
5/5 預金 100,000 借入金 100,000
5/31 借入金 100,000 預金 100,000

5/5には、預金が100,000円増加した事実を借方に書き、預金増加原因として、借入金が100,000円増加した事実を貸方に書きます。

5/31には、預金が100,000円減少した事実を貸方に書き、預金減少原因として、借入金が100,000円減少した事実を借方に書きます。

費用が発生するときは、資産減少または負債増加の原因として、借方に書く

(例)7/7に電気代9,000円が銀行口座から引き落とされた

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
7/7 水道光熱費 9,000 預金 9,000 電気代

これは先ほど資産減少例として出した事例です。

9,000円の預金減少の原因として、借方に水道光熱費という費用が9,000円発生した事実が記載されています。

このように、費用の発生は借方に表現されます。

たいていの場合、相手方である貸方は、資産の減少か、負債の増加を表現することになります。

収益が発生するときは、資産増加または負債減少の原因として、貸方に書く

(例)9/15に商品300,000円を売り上げた。代金は直ちに銀行口座に振り込まれた

日付 借方 金額 貸方 金額 摘要
9/15 預金 300,000 売上 300,000

これは先ほど資産増加例として出した事例です。

預金が300,000円増加した原因として、売上という収益が300,000円発生した事実が、貸方に表現されていることがわかります。

このように、収益の発生は貸方に記載されます。

まとめ

仕訳の例を色々と挙げましたが、今日の記事の本旨は、これらを憶えて欲しいということではありません。

仕訳の意味するところを、ざっくりと掴んでもらえればそれでOKです。

仕訳とは資産の増減を、その原因である費用・収益の発生などと一対にして表現したもの

この雰囲気だけは憶えておいてください。


確定申告シリーズ次回の記事はこちらです。

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