PV倍増するかも!ボリュームの薄い低品質ページをまとめてパンダアップデート対策

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先日、低品質なページをふるいにかけるため、Tweet数・Facebookいいね数・Google+1数・はてブ数・PVの記事別一覧表を作リました。低品質なページは削除処分にするのが基本かもしれませんが、もったいないので低品質ページをまとめて再利用してみました。

実はGoogleさん自ら「低品質ページをまとめろ」と言っている

低品質コンテンツをはじく「パンダアップデート」というアルゴリズムがGoogleによって採用されている以上、上記記事の提唱する「低品質コンテンツをサンコイチでまとめて再生する」という手法は合理的です。

実際、Googleさん自ら、Google ウェブマスター向け公式ブログ: 良質なサイトを作るためのアドバイスにおいて、「低品質ページをまとめろ」と言っているのです。

低品質なページを削除したり、内容の薄いページをまとめて役に立つコンテンツに改善したり、もしくは低品質なコンテンツを他のドメインに移動させたりすることが、最終的に良質なコンテンツの掲載順位を改善することにつながります。

実際にこれをやって成功した事例が次の記事です。

これらの記事を見て「低品質なページを削除したり、内容の薄いページをまとめて役に立つコンテンツに改善したり」することを決心しました。

低品質記事を見つけ出す方法

パンダアップデートを警戒して、ソーシャルシェア数もPVも少ない記事を低品質とみなし、色々対策しております。

どれだけお役に立てるかわかりませんが、その作業内容を晒してみます。

低品質な記事とは?

低品質な記事とは閲覧者のニーズを満たさない記事のことです。

そういう記事はPVもソーシャルシェアも少ない傾向にあるでしょう。

本記事では「低品質記事=PVもソーシャルシェアも少ない記事」と考え、以下の2条件を満たす記事を低品質記事と定義することにしました。

  • ソーシャルシェア数10以下
  • 1日あたりPV1以下

低品質記事特定作業

早速低品質記事を特定しましょう。

  • ソーシャルシェア数10以下の記事を見つけ
  • その記事のPVが1日あたり以下であるかどうかを調べる

という手順で作業します。

記事別ソーシャルシェア数一覧表を作る

まずは記事別ソーシャルシェア数一覧表を作って、シェア数10以下の記事を特定します。

ソーシャルシェア数一覧表を作るのにとても便利なプラグインがSNS Count Cacheです。ソーシャルでのシェア数をキャッシュを利用して高速表示してくれます。下記記事に詳しいです。

WordPressの管理画面左サイドバー「プラグイン」⇒「新規追加」でインストールできます。

インストールが終わったらダッシュボートに行って下さい。すると、「シェア数」というリンクが現れていますので、クリックしてください。

2015-09-19_1202

インストール直後はまだ完成していませんが、1日も経てば、立派なソーシャルシェア数一覧表が自動的に作成されます。

2015-09-19_1208

シェア数10以下の記事が一目瞭然となります。

記事タイトルが記事へのリンクになっているので、いつでもシェア数10以下の記事に行ける体制です。

Chrome拡張機能Page Analytics (by Google)を導入

記事に行っただけだと普通はその記事のPVなどわかりません。

しかし、Chrome拡張機能Page Analytics (by Google)を導入すると、それが可能になってしまいます。

未導入の方は、以下のページを参考に早速導入してください。

記事を閲覧するだけで1ヶ月間のPV数がわかる

導入後に、ソーシャルシェア数の少ない記事に行くと、1ヶ月間のPVが簡単に調べられます。

これで、ソーシャルシェア数10以下で、PVが1日あたり1以下である、低品質記事があぶり出されましたね。

当サイトにおける低品質記事の特徴

「ソーシャルシェア数10以下で1日あたりPV1以下」の記事を低品質記事だと定義すれば、当サイトの記事の4分の1は低品質でした(汗)。

共通する特徴は

  • 2000字に満たない
  • 時事ネタを拾った記事

などです。安易に書いた記事は品質が低くなり易いようです。

低品質コンテンツにはパンダアップデート対策が必要

パンダアップデートとは、Googleによる検索順位アルゴリズム更新のうち、

  • ユーザーの役に立たないサイトやオリジナリティーに欠けるサイトの順位を下げる
  • 調査や掘り下げたレポート・分析などオリジナリティーの高いコンテンツと情報を含む高品質なサイトの順位を上げる

という意図を持つものです。

したがって、SEOの観点からは、低品質ページを以下のように整理すべきです。

  • 他の記事と統合して質を上げる
  • 削除するか気合を入れて書き直す
  • meta name robotsをnoindex,followにする

1.他の記事と統合して質を上げる

低品質記事の処理は、内容が似ている他の記事にくっつけて自然な文脈でつなぎ、記事の質を上げるのが基本です。

ちょっと手間がかかりますが、新しく記事を書くことに比べれば数段落です。

しかし、こんなちょっとした手間でも、低品質だった記事の品質が上がり、PVが増えるケースが多いです(当ブログ調べ)。

2.削除または書き直す

ほかのどの記事ともほとんど似ていない低品質記事は、「他の記事にくっつけて自然な文脈でつなぐ」ことが出来ません。

こういう記事は削除するか気合を入れて書き直すかです。

気合が入らないならゴミ箱行きです。当ブログもかれこれ50記事ほど葬送しました。

3.meta name robotsをnoindex,followにする

シェア数もPVも少ない低品質記事は、削除か書き直しが原則ですが、ブロガー自身としてはどうしても残しておきたいものもあるでしょう。

そういう記事は、meta name robotsをnoindex,followにして、検索エンジンにインデックスさせないようにしておくのが一番。こうすると検索エンジンからの低評価を逃れることが出来ます。

低品質記事を見つけて整理するとSEO以外にも役立つ

低品質なページを整理するのは単にSEOのためだけではありません。

あまりにシェア数やPVが少ない低品質ページは読者の役に立っていないことが一目瞭然です。ユーザビリティーの観点からも、低品質な記事を書き直したりnoindexしたり場合によっては削除したりすることが必要です。

また、低品質な記事をリストアップすれば、自ずと共通する特徴も見えてくるはずです。今後低品質な記事を作らないようにするのに役立ちます。

低品質記事をまとめて役立つコンテンツに改善にする手順

実際にしたことを説明すると長文になってしまいますが、慣れると意外に簡単です。

まずは、同一トピックで書かれた低品質記事をピックアップ

まず、先程書いたやり方で、低品質記事をピックアップしました。

私は、1PV/日以下でソーシャルシェア数10以下の記事を低品質記事と定義して、似たようなページをグルーピングしました。

私がグルーピングした記事群のひとつは、「WordPress SEO by Yoast」に関して連投した一連のシリーズ記事で、以下の9投稿でした。

タイトル URL
WordPress SEO by YoastではXML Sitemapの作成・送信もできる http://webshufu.com/setting-xml-sitemap-with-wordpress-seo-by-yoast/
【WordPress SEO by Yoast】「Social」でOGPなどfacebook連携に必要な設定をする http://webshufu.com//setting-ogp-with-wordpress-seo-by-yoast/
【WordPress SEO by Yoast】「Titles & Metas」でカテゴリー・タグページのtitleタグやmeta descriptionを設定 http://webshufu.com//setting-title-tag-and-meta-description-of-category-and-tag-page-media-with-wordpress-seo-by-yoast/
【WordPress SEO by Yoast】「Titles & Metas」で投稿・固定ページ・メディアのtitleタグやmeta descriptionを設定 http://webshufu.com//setting-title-tag-and-meta-description-of-post-page-media-with-wordpress-seo-by-yoast/
【WordPress SEO by Yoast】「Titles & Metas」でTopページのtitleタグやmeta descriptionを設定 http://webshufu.com//setting-title-tag-and-meta-description-of-top-page-with-wordpress-seo-by-yoast/
【WordPress SEO by Yoast】「Titles & Metas」でカテゴリー・タグページのtitleタグやmeta descriptionを設定 http://webshufu.com//setting-title-tag-and-meta-description-with-wordpress-seo-by-yoast/
【WordPress SEO by Yoast】グーグルウェブマスターツールへの登録 http://webshufu.com//wordpress-beginner-should-register-your-site-to-google-web-master-tool/
【WordPress SEO by Yoast】titleタグ内を全てに書き変える http://webshufu.com//replace-the-prases-in-the-title-tag-with-wp_title/
【WordPress SEO by Yoast】テーマファイルからmeta descriptionを取り除く http://webshufu.com//remove-meta-descriptions-from-theme-files-before-using-wordpress-seo-by-yoast/

低品質でない記事の中から統合先ページを選ぶ

先ほど挙げた記事群の統合先として私は以下のページを選びました。「WordPress SEO by Yoast」に関する一連の記事群で、唯一低品質判定を免れた記事です。

削除予定のページ内容を統合先ページにコピペ

先ほど挙げた低品質記事群のページのタイトル・内容は、全て統合先ページにコピペしました。

大幅更新というのは、実は元々あった雑魚みたいなページをコピペによって吸収合併しただけのことなのです。

ただ、元々別の記事だったものをつなげると、あちこちで記述内容の重複が発生するので、そこは修正しないといけません。

また、コピペだとh1,h2,h3などの見出しタグにも修正が必要になってきます。

こんな感じで、全体が一連の流れになるようチョコチョコと修正しました。

見出しへのページ内リンクを自動生成し、削除予定のページから適切にリダイレクト

記事全体が仕上がったら、WordPressプラグイン「Table of Contents Plus」で目次兼ページ内リンクを自動生成します。

その後、削除予定の記事から、統合先ページの適切な場所(アンカー)にリダイレクト1させます。301リダイレクトと聞いて「???」の方は下記リンクをご参照下さい。

私がリダイレクトのために.htaccessに書いた記述は以下のような感じです。

Redirect permanent /setting-xml-sitemap-with-wordpress-seo-by-yoast/ http://webshufu.com/the-best-seo-plugin-wordpress-seo-by-yoast/#XML_Sitemap
Redirect permanent /setting-ogp-with-wordpress-seo-by-yoast/ http://webshufu.com/the-best-seo-plugin-wordpress-seo-by-yoast/#Social
Redirect permanent /setting-title-tag-and-meta-description-of-category-and-tag-page-media-with-wordpress-seo-by-yoast/ http://webshufu.com/the-best-seo-plugin-wordpress-seo-by-yoast/#i-7
Redirect permanent /setting-title-tag-and-meta-description-of-post-page-media-with-wordpress-seo-by-yoast/ http://webshufu.com/the-best-seo-plugin-wordpress-seo-by-yoast/#Post_types
Redirect permanent /setting-title-tag-and-meta-description-of-top-page-with-wordpress-seo-by-yoast/ http://webshufu.com/the-best-seo-plugin-wordpress-seo-by-yoast/#Home
Redirect permanent /setting-title-tag-and-meta-description-with-wordpress-seo-by-yoast/ http://webshufu.com/the-best-seo-plugin-wordpress-seo-by-yoast/#TitlesMetasGeneral
Redirect permanent /wordpress-beginner-should-register-your-site-to-google-web-master-tool/ http://webshufu.com/the-best-seo-plugin-wordpress-seo-by-yoast/#i-2
Redirect permanent /replace-the-prases-in-the-title-tag-with-wp_title/ http://webshufu.com/the-best-seo-plugin-wordpress-seo-by-yoast/#i
Redirect permanent /remove-meta-descriptions-from-theme-files-before-using-wordpress-seo-by-yoast/ http://webshufu.com/the-best-seo-plugin-wordpress-seo-by-yoast/#i

リダイレクト先として統合先ページのアンカーまで指定することで、削除予定の各記事の内容とほぼ同じことが書かれている部分に転送されるようにしています

リダイレクトを確認後、削除予定のページを削除

リダイレクトの記述を.htaccessに書いてFTPアップロードしたら、削除予定の全記事にアクセスしてみます。

統合先ページの適切な場所に転送されていれば、リダイレクトの設定はばっちりです。

削除予定の記事をゴミ箱に放り込んだら、低品質ページをまとめて再利用するための作業は完了です。

結果としてアクセスは倍増した

このような施策を経て、統合前に全部で10記事あった「WordPress SEO by Yoast」関連記事を、1記事に集約しました。

次のグラフは、「WordPress SEO by Yoast」がタイトルに含まれる記事のアクセス合計を、Googleアナリティクスで週ごとに集計したものです。

「WordPress SEO by Yoast」に関して連投した一連の記事のアクセス合計を週単位で集計したもの

記事数は10記事から1記事に減ったのですが、アクセスは大幅アップ。倍増と言ってもいいでしょう。

あるテーマに沿ってシリーズ記事を連投したときは、SEOの観点からは、あとでシリーズ記事全体を1記事にまとめてしまうのがいいようです。


  1. リダイレクトは、あるURLへのアクセスを自動的に別のURLに転送する仕組みのことです。サイトのコンテンツのURLを変更した際、以前のURLから現在のURLに転送する手段としてよく利用されます。 

PV倍増するかも!ボリュームの薄い低品質ページをまとめてパンダアップデート対策」への4件のフィードバック

  1. 里奈

    はじめまして!
    こちらの記事を参考にして記事の統合を行おうと思うのですが、
    https://www.suzukikenichi.com/blog/redirecting-old-pages-to-a-single-page-is-seen-as-a-soft-404/#comment-208687の
    ページの情報を見ると同じページに向けて301リダイレクトを複数送ってはいけないということなのですが、
    Table of Contents Plusで目次を設定して、統合先ページの適切な場所(アンカー)にリダイレクトさせるのなら、
    問題ないということでしょうか。
    ウェブシュフさんは上手くいっているようなので、問題ないと思うのですが何か注意点があれば伺えたら嬉しいです。

    返信
    1. ウェブシュフ 投稿作成者

      里奈さん初めまして。コメントありがとうございます。

      私もhttps://www.suzukikenichi.com/blog/redirecting-old-pages-to-a-single-page-is-seen-as-a-soft-404/を読みましたが、

      関連するページがあるなら、そのURLに301リダイレクトする(内容に関係がないページにはリダイレクトしない)

      とあるので、問題ないと判断しています。

      統合前のページと統合後のページは、内容的には密接に関連するからです。

      以上、参考になりましたら幸いです。

      返信
  2. 里奈

    ウェブシュフ 様

    ご回答ありがとうございます。
    そうですね、関係ないページでなければ問題ないですね!
    こちらのページを参考にリダイレクトしてみます。
    ありがとうございました。

    返信
  3. ピンバック: 死んだ過去記事を蘇らせろ!ブログ運営が続いたら見直してみたい5つのポイント | 職業:魔法使い死亡@舞台探訪中

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