引越しの見積もり前に必ず準備・用意するべきこと

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Moving Mess – Day 4 / Velo Steve

少しでもリーズナブルな見積もりを貰いたいなら、見積もりを依頼する前に「いつ、どこへ、何を、どのように」引っ越すかを確定させ「掃除」をきちんとしておくことが大事です。これらを怠ると高い見積もりばかりが集まります。

訪問見積もりで何をするのか

訪問見積もりで引越し業者は一体何をするのでしょうか。どんなところを見るのでしょうか。

彼らは、お客さん宅に来ると、

  • 実際に荷物を見ながら荷量を推定し
  • 荷物の搬出経路を見て作業の手間を想像し
  • お客さんとの会話の中で見積もりに必要な情報を聞き出して

見積もりを出します。

客の言うことがあいまいだと業者は安い見積もりを出せない

お客さんが提供する情報があいまいで信頼性に欠けると、業者は「この部分は当日蓋を開けてみないとわからないから、見積もり料金は高めにしとこう」と考えてしまいます。

引越し作業に関わる情報に不確定要素が多いと、業者としては安い見積もりなど決して出せないのです。

あまりにひどいと「お断り見積もり」コレクターになるかも

でも、「お金沢山払ってもらえれば引き受けてもいいな」と業者から思ってもらえているうちはまだましです。

ひどい場合には「この客に何を訊いても全然はっきりした返事が返ってこないな。後々面倒くさいことになりそうだな。超高い見積もり出して向こうから断るように仕向けてやるか。」と思われてしまいます。

そんなときの見積もりは相場と比べて著しく高値になってしまいます。

このように、相手から断られることを目的としてバカ高い見積もりを出すことを「お断り見積もり出す」と言います。

「お客様は神様」なんて思ってろくに用意もしないで見積もりを依頼すると、いくら相見積もりで業者同士を競争させても「お断り見積もり」しか集まりません。

見積もりに必要な情報は、業者に見積もりを依頼する前に確定させておくべきなのです。

引越し日時をはっきり決める


キヤノンカレンダー2011 / yto

同じ作業内容でも、引越し日が異なるだけで引越し料金には違いが出ます。

例えば平日よりは休日の方が料金が高いです。同じ日でも午前便のほうが午後便より料金が高くなります。また、3月4月は繁忙期なので、ほかの時期より料金が高いです。

このように「引越しをいつするか」は引越しの見積もりではとても重要です。真っ先に決めなければいけません。

とは言うものの、進学・就職・転勤・結婚などどんな原因の引越しでも、引越しを「いつからいつまでの間にやらなければならないか」は自ずと定まっていると思います。

あとはその期間中で「一番引越しをしたい日」を決めるだけです。

また「日」だけではなく「時」の指定もきちんとしましょう。「何時スタートで何時に終わりたいか?」をはっきり伝えてください。

賃貸住宅が絡む引越しでは退去・入居に際しては不動産屋とのやりとりもありますから、そのあたりに支障が無いように気をつけてください。

見積もりを依頼するときに「引越しをいつするか」をはっきり伝えることが出来なければ、間違いなく「お断り見積もり」候補になります。

下見をするなどして引越し先の状況をしっかり把握する


Moving Out: Home Office Panorama B / jsmjr

引越し料金の計算で「どこからどこに引っ越すか」は、「いつ引っ越すか」と同じくらい重要な要素です。

普通に考えても

  • トラックを運行する費用
  • 今の住まいから荷物を搬出する費用
  • 引越し先に荷物を運び入れる費用

などが引越し料金の見積もりに関わってきます。いずれも、建物及びその周辺の状況や道路事情によって大きく変化します。

そのため業者が見積もりを出そうとする際にはこれらをなるべく詳しく知りたがります。

ですが「どこからどこに引っ越すか」が正確にわかれば「建物及びその周辺の状況や道路事情」は簡単に調べることが出来ます。

ただ、「どこから引っ越すか」については今住んでいる場所から引っ越すに決まっているので特に調べておく必要は無いでしょう。

だから業者には「どこに引っ越すか」を伝えれば十分ですが、これは見積もりにおいてとても重要な情報です。

「どこに(転居先)」が未定で見積もりを依頼するなど言語道断。間違いなく「お断り見積もり」候補です。

ただ、問題は「どこに引っ越すか」をどれくらい詳しく正確に伝えるかです。最低でも

  • 引越し先の詳細な住所(番地・建物名まで)
  • 引越し先が一軒家か集合住宅か
  • 集合住宅なら何階か
  • エレベーターはあるか
  • トラックが止められる駐車場はどこか

などは確実に伝えられるようにしたいところです。

引越し先に運ぶものと処分するものを確定させる


引越2011 / muratama

引越し料金の見積もりでは「どれだけの荷物を運ぶのか」も重要な要素です。

「どれだけの荷物を運ぶのか」=「何を運ぶのか」ですので、見積もりを依頼する前に「何を運ぶのか」は確定しないといけません。

「何を運ぶのか」は「何を捨てるのか」を決めれば確定します。

つまり、見積もり依頼の前に、引越し先に持っていかずに処分するものをはっきり決めておくことが重要です。

優柔不断だと見積もりが高くなる

業者「この○○、引越し先に持って行きます?」

客「いやあ、それ多分捨てると思うんですよね‥」

いざ訪問見積もりに来てもらったときにこんなやり取りをしていたら、「○○を捨てずに引越し先に持っていく」前提で高めの見積もりが出てしまいます。

少しでもリーズナブルな見積もりが欲しければ「それは引越しまでに捨てますので持って行きません。」と断言しないといけません。

「やっぱりこれも運びます」は高い追加料金

また、見積もりが終わってから、ダンボールに入らないような大きな荷物を「やっぱりこれも運びます」と後から追加するのも問題です。

業者とすれば料金を変更して高くせざるを得ません。

運ぶ荷物は見積もりを依頼する段階でしっかり確定しておくべきです。

貴重品の運搬を頼むときもはっきりと

運んでもらう荷物に貴重品や骨董品・美術品が含まれる場合、そのことを事前に業者にきちんと伝えないといけません。

これを怠ると、引越し中に破壊・損傷・紛失した場合でも業者に損害賠償を請求することが難しくなります。(標準引越運送約款6損害賠償について

運んでもらう荷物を確定しておかないと、見積もりが高くなるだけではなくて、引越中の事故による損害も補償されなくなるのです。

見積もりを依頼する前に、運んでもらう荷物についての情報を整理しておきましょう。

依頼する作業の内容をはっきりさせる

一般的には、ダンボールに入る荷物はお客さん自身が荷造り・開梱し、それ以外の大物の荷造り・開梱と搬出・運送・搬入作業は引越し業者が行います。

ですが、荷造り・梱包・開梱すら殆ど引越し業者に任せるプランもありますし、業者との作業責任の分担は多種多様です。

業者がどの作業をするかが明確になっていないと、業者としては「はっきり分担が決まっていない作業はうちでやらないといけないのかな?」と考えざるをえません。

作業の分担がはっきりしない場合もやはり見積もりは高めで出てきます。

業者が家に来るまでに部屋の掃除はきちんとすべし

業者が訪問見積りのために家に来る日までには、掃除はきちんとしておきたいものです。

業者にクローゼットの中を軽く見られたりするわけですから、あまりに部屋が汚いと気まずいですよね。

でもそれだけじゃないんです。汚部屋で引越し業者に見積もりをさせるデメリットは、気持ちの面にとどまらず、見積もり金額にも及びます。

ものが散らかっているような状態だと必要以上に荷量が多く見えるので、その分見積もり金額がアップしてしまいます。

また「部屋が汚い客=片付けができない客」です。梱包や荷造りも一種の片付けです。

業者は部屋の汚い客を見ると引越し当日のトラブルを予感します。

部屋の汚い客は、当然「お断り見積もり」の対象になります。

訪問見積もりの前に掃除をきちんとして、部屋の状態をきれいに保つことも、少しでも安い見積もりを貰うためには重要です。

賃貸物件に住んでいる場合、掃除が行き届いているかどうかは敷金の返還額にも影響するので、きちんとやるに越したことはありません。

【まとめ】「いつ、どこへ、何を、どのように」と「掃除」

業者に見積もり依頼をする前に、以下の事柄ははっきり確定させましょう。

  • いつ‥引越し日時
  • どこへ‥引越し先の住所・周辺状況
  • 何を‥運ぶ荷物
  • どのように‥どの作業を業者に任せるか

また、部屋が汚いとそれだけで引越し料金が上がりますので、掃除はきちんとやっておきましょう。

さもないと「お断り見積もり」ばかり集まるかもしれませんよ。

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