保険料の払込み方法~特に一括払いと一時払いの違いについて

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保険料の支払いは月払いだと思い込んでいませんか。そういう方は知らず知らずのうちに損をしているかも知れません。

保険料には色々な支払方法があり、その選択によって保険料の金額が違ってくるのです。

支払手段による分類

保険料は今や実に様々な支払+手段を使って支払うことができます。

  • 保険会社へ持参
  • 指定口座への振り込み
  • 口座振替
  • 集金
  • クレジットカード

ポイントが付く分、クレジットカード払いが一番お得なのでおすすめです。

保険料を「保険料をいつまで払い込むか」による分類

保険料の払い込み方を保険料をいつまで払い込むかという観点から分類すると、全期払いと有期払いに分けられます。

保険期間が終了するまで払い続けるのが全期払いです。終身保険の場合は、全期払いのことを終身払いといいます。

一方、保険期間の途中で保険料の支払いが終わりになるのが、有期払い(短期払い)です。

有期払いの払込期間の設定は「60歳まで」というような年齢による期限設定と、「保険契約の開始から○○年」というような年数によるせていがあります。

一般に、生命保険の場合は、月々払う保険料は終身払いの方が安くなります。

しかし、被保険者が保険期間の最後まで生存していた場合、支払う保険料の総額は保険期間有期払い(短期払い)の方が安くなります。

終身払い 有期払い
月額保険料 安い 高い
保険料総額 高い 安い

終身払いと有期払いを比べるなら、有期払いを選択するべきだと思います。

一般に保険料は早く支払うほど安く済むようになっています。

支払回数による分類(月払い、半年払い、年払い、一時払い)

保険料の支払い方はその頻度によっても分類することができます。

  • 月払い
  • 半年払い(年2回払い)
  • 年払い(年1回払い)
  • 一時払い

一時払いというのは、保険期間全期間に対応する保険料を、一括で支払う方法です。

これらの支払い方を保険料総額が安くなる順に並べると、

一時払い<年払い<半年払い<月払い

となります。

できることなら一時払いを選択したいところですが、全期間に対応する保険料となると、それなりに大金です。年払いで妥協してもいいでしょう。

月払いで保険料を支払っている人は、支払い方を変えるだけで保険料の節約につながるケースが大きいです。

一括払い(全期前納)

一括払い(全期前納)とは、年払い、半年払い、月払いで保険料を支払うことにしている場合に、支払期日が来ていない期間の保険料を、期日前に一回ですべて払ってしまう支払方法です。

期日前に支払うと、保険会社があらかじめ定めていた利率に従って、保険料が割り引かれます(安くなります)。

一括払い(全期前納)保険料の払い込みを受けた保険会社は、これを所定の利率で運用します。

支払期日が来るたびに、運用している資産から、その期日の支払い額分を保険料として徴収します。

一時払いとの違い

一括払い(全期前納)と一時払いの違いはちょっと分かりにくいですね。

一括払い(全期前納)保険料のうち、支払期日が到来していない部分については預り金です。これを未経過保険料といいます。

未経過保険料は、いつでも自由に返してもらえるわけではありませんが、解約時や保険金支払い時には契約者に返金されます。

一時払いと一括払い(全期前納)の違いをまとめると以下のようになります。

一時払い 一括全期前納
支払時点 責任開始日以前 責任開始日以前
保険料 一時払いの前提で計算 月払い・年払いで計算された保険料を割引く
安さ比較 安い 高い
解約時 解約返戻金のみ 解約返戻金に加えて未経過保険料を返還
死亡時 死亡保険金のみ 死亡保険金に加えて未経過保険料を返還
生命保険料控除 契約年のみ 本来の支払い期日に基づく払い込み終了年まで毎年

どっちが得かは一概には判断できません。その都度計算して比較するしかありません。

保険選びや見直しの際には、保険料の支払い方にも注意するべき

保険を選んだり見直したりする際には、どうしても補償内容に目が行きがちです。

もちろんそれは大事なのですが、保険料の支払い方も同じくらい大事です。

支払い方ひとつで支払う保険料の総額が随分変わってくるので、保険の損得が随分変わって来ますよ。