生命保険の特約

更新

2016-06-08tokuyaku-hokn

生命保険は主契約に様々なオプションを付けることができます。このオプションを特約といいます。

特約は保険をカスタマイズする際に便利なこともありますが、特約は単独で契約することはできず、付加できる特約の種類や保険金額は、主契約の内容によって制約を受けます。また、特約を付けすぎると、他の保険との比較が難しくなります。

特約は使いどころをよく考えて使いたいです。


死亡保障を増やす特約

死亡保障は死亡保険を契約することでつけることができるので、わざわざ死亡保障特約を付けるメリットが見えにくいですが、特約として付加した方が保険料が安く済むようなら検討してもいいと思います。

定期保険特約

主契約が定期保険以外の場合に、オプションで定期保険をくっつける特約です。短期的に死亡保障を手厚くするために使われます。

この特約が付いた保険契約で代表的なものが定期保険特約付き終身保険です。

定期保険特約には、平準定期保険特約、逓増定期保険特約、逓減定期保険特約があります。

家族定期保険特約

定期保険特約の被保険者は主契約の被保険者と同じですが、主契約とは違う家族を被保険者として定期保険を特約を付けることもできます。

これを家族定期保険特約といいます。子供定期保険特約、配偶者定期保険特約と呼ばれることもあります。

収入保障特約

主契約が収入保障保険でない場合に、オプションで収入保障保険をくっつける特約です。

生存給付金付き定期保険特約

主契約が生存給付金付き定期保険でない場合に、オプションで生存給付金付き定期保険をくっつける特約です。

特定疾病保障特約

主契約が特定疾病保障保険でない場合に、オプションで特定疾病保障保険をくっつける特約です。

リビングニーズ特約

原因にかかわらず、余命6か月以内と診断された場合に、死亡保険金の一部または全部を生前に受け取れる特約です。

余命幾ばくも無いとの診断があったときには、死亡保険金を先払いしてくれるということです。

したがって、リビングニーズ特約には特約保険料が必要ありません。

医療保障を増やす特約

生命保険の特約には医療保障を付ける特約もあります。単独の医療保険を契約した方がいいですが、特約の方が保険料が安く済むなどのメリットがあるなら、特約を検討してもいいでしょう。

疾病入院特約

病気の治療を目的とした入院を保障します。入院日数分の入院給付金が支払われるものが多いです。

生活習慣病給付特約(成人病特約)

生活習慣病による入院を保証する特約です。生活習慣病はがん、高血圧性疾患、心疾患、脳血管疾患、糖尿病などを指すことが多いです。

入院日数分の入院給付金が支払われるものが多いです。

生活習慣病で手術をしたときに、所定の給付金が支払われるものもあります。

女性医療特約

いわゆる女性保険の内容を特約で用意したものです。

女性特有の病気による入院を保障します。入院日数分入院給付金が支払われるものが多いです。

通院特約

入院前後の通院に対して、通院回数に応じた給付金が支払われることが多いです。

先進医療特約

先進医療を受けたときに給付金が支払われます。給付金の総額に上限額が設定されています。

がん特約

がんの治療による入院を保障します。一回の入院についての入院給付金の支払い限度は無制限となっているものが多いです。

また、手術の際には手術給付金が支払われることも多いです。

がんで入院し始めたときや、がんの診断が下ったときに一時金が給付されるものもあります。

就業不能特約

病気やけがで仕事ができなくなった時に、給付金が支払われる特約です。


災害(不慮の事故)に備える特約

保険でいう災害とは「急激かつ偶然な外来の事故」のことです。不慮の事故全般を指すので、一般的な意味より範囲は広いです。

不慮の事故に備える特約もいろいろとありますが、大きなメリットがない限り、単独の損害保険商品などを契約した方がいいと思います。

災害割増特約

死亡・高度障害の原因が、不慮の事故や感染症の場合、割増の保険金が受け取れる特約

障害特約

災害割増特約の内容に加えて、不慮の事故で所定の障害状態となったときに、障害の程度に応じて障害給付金が受け取れる特約

災害入院特約

災害による入院が保障されます。

保険金の支払い条件は、事故や災害が発生してから180日以内に5日間以上継続入院することとなっている場合が多いです。

手術給付金が支払われることもあります。

障害給付特約

身体に所定の症状が発生した場合に一時金が給付される特約です。

  • 重度障害保障特約
  • 疾病障害特約
  • 重度慢性疾患保障特約

などがあります。「所定の症状」の定め方は幅広いので、約款をよく読みこむことが必要です。

「所定の症状」の原因を病気のみに限定するタイプ、特定の病気に限定するタイプ、病期だけではなくけがによる場合も保障するタイプなど様々です。

特約の更新

特約の保険期間が満了すると、告知や診査をすることなく自動更新することになります。保険金額、保障内容は変わりません。

ただし、更新後の保険料は更新時の年齢等によって再計算されるため、更新前より高くなります。

また、更新を希望しない場合や、特約の補償内容や保険金額を変更する場合は、保険会社に申し出る必要があります。

申出がないと自動更新となってしまいますから、特約についての変更が自分の思い通りに行かなくなってしまいます。

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