【アイトラッキング調査】スマホの普及でGoogle検索閲覧時の視線の動きが激変

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Mediativeによる最新のアイトラッキング調査レポートで、Google検索結果上で視線の動きについては、「ゴールデントライアングル」や「F字」がもはや当てはまらないことが分かりました。これにはスマホの普及が大きく関わっています。

「ゴールデントライアングル」と「F字」は常識だった

ウェブページ閲覧者の視線が、ページ左上隅の三角地帯に集中することを「ゴールデントライアングル」といいます。

また、興味のある文章に出会うとその文全体を読み、それ以外はスルーしつつページの上から下まで視線を動かすと、視線の動いた後がアルファベットのF字状になります。これが「F字」です。

F goldes triangle

これまでのマーケテイングやSEOの界隈における研究結果からすると、グーグル検索結果上での視線の動きは「ゴールデントライアングル」か「F字」になるというのが常識でした。

視線の動きは、より左端に沿って、より下方まで、より高速に

ところが、もはや「ゴールデントライアングル」と「F字」は過去の遺物となりつつあります。

視線の動きが、左端に沿って、より高速に、より下のほうまで達しているのは、Mediativeの調査を噛み砕いている下記記事のアイキャッチ画像に顕著です。

2005年調査時のヒートマップ(左側)と2014年(右側)を比較したものです。

検索結果ページ(SERPS)の左上隅に集中していた視線が、左端に沿ってかなり下のほうまで動くようになったことが分かります。

また、2005年当時は最上部ならかなり右のほうまで注目されていたのですが、今はずいぶん注目度が下がりました。

上記記事の解析によると、このような検索結果の見方の変化は、モバイルデバイス普及によるものである可能性があるそうです。

確かにスマホで検索すると、高速縦スクロールしながら自分の関心に合致した検索結果を探す、という感じになりますよね。

この調査自体はデスクトップPCで行われたのですが、それでもスマートフォンで検索しているときと目線の動きが同じになってしまうのですね。

また、2005年当時はユーザーが検索結果ページを見るのに平均2秒弱かかっていたのが、今は1.2秒弱で見終わってしまうそうです。

スマホの影響は検索結果以外のページにおける視線の動きにも影響しているはず

この調査はGoogle検索結果について行われたものですが、検索結果以外のウェブページについても、スマホでのウェブページ閲覧行動がPCでの閲覧行動に影響を与えているでしょう。

例えば読者が「高速縦スクロールしながら自分の関心に合致するものを探す」ようにブログを見る場合、いくらページの上部にある文章でも、自分の関心と関係ないと判断されたコンテンツは高速でスルーされるでしょう。

また、本文中に目立つ見出しを適宜入れておかないと、高速縦スクロールによって、ほとんどのコンテンツが無視されてしまうかもしれません。

スマホでの閲覧が日常でPCでのそれは非日常という人が増えているのでしょうから、PC用サイトを作る場合もスマホでの閲覧様式を考慮しないと、ユーザビリティを高めることが出来ないかもしれません。

あとがき

調査結果とそれについての単なる感想を書いただけの記事ですが、個人的備忘録として書きました。

あと、Google+って、アイキャッチを大きく見せてくれるのでとても便利だな、と思いました。

検索結果から著者情報の表示が消えてG+を使うモチベーションが落ちていたのですが、ちょっと復活しました。

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