差額ベッド代を賄うには医療保険は力不足

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By BrokenSphere (Own work) [GFDL or CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

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このところ差額ベッドについての記事を書いています。@web_shufuです。

本日は、

某男性
差額ベット代に備えて医療保険に加入するべきかどうか

について書きます。


医療保険では差額ベッド代をカバーできない

高額な差額ベッド代が発生する可能性は低いですが、発生した時のダメージは大きいです。

リスクマネジメントの原則的な考え方で言うと、「リスクの移転」で対応すべき典型的なケースです。

2016-11-30_risk-management2

リスクの移転手段の代表例は保険です。差額ベッド対策に保険を使うなら医療保険なんですが、一般的な医療保険はあまり頼りになりません。

※この記事で言う「一般的な医療保険」は、 入院給付金が1日あたり1万円、1入院あたりの支払限度日数が60日の医療保険を指します。

一般的な民間医療保険は、超高額な差額ベッド料をカバーできない

例えば、月収30万円のサラリーマンが60日間入院して、差額ベッド代を1日あたり5万円支払う羽目になった場合を考えましょう。

差額ベッドを使わない場合の病院への支払金額は、以前の記事で、医療費約27万円と食費約8万円で合計約35万円と計算しました。

ここに差額ベッド代60日分の300万円を足すと、病院に支払う金額の合計は335万円ということになります。

費目 金額(万円)
医療費 27
食費 8
差額ベッド 300
合計 335

1日1万円の入院給付金では全く足りませんよね。何もないよりマシという程度です 。

このように、一般的な民間医療保険では、超高額な差額ベッド料をカバーできません。

差額ベッド代が日額一万円程度でも、長期入院したら、一般的な民間医療保険は頼りにならない

次に差額ベッド代が1日あたり1万円の場合を考えましょう。

一見、病院への支払いを賄えそうですが、入院が長期化するとピンチです。

180日間入院した場合を考えると、医療費は約45万、食費は約25万円、差額ベッド代は180万円ですから

費目 金額(万円)
医療費 45
食費 25
差額ベッド 180
合計 250

病院に支払う金額は総額約250万円です。

この場合も入院給付金の額は60日ですから、入院給付金は病院への支払いの60/250しかカバーしてくれないことになります。

一般的な医療保険では、長期入院時の差額ベッド代も賄うことはできません。

差額ベッド代を医療保険で賄おうとすると損

そもそも保険は、加入者全体としては損をするようにできています 。

これは、保険会社や保険代理店の従業員の給料が高すぎることも原因ですが、そればかりではありません。

保険で損をするのは、保険という仕組みを維持するためには結構なコストがかかり、それを加入者が負担するからです。

私たち加入者が支払った保険料から、保険会社や保険代理店の従業員の給料などのコストが差し引かれて、その残りが保険金の支払原資となるからです。

そのため、私たち加入者が支払った保険料のうち、一部しか保険金の支払いには回らないわけです。

保険を検討する際には常に

ウェブシュフ妻
保険に入ると損!

ということは頭に入れておかなければいけません。

それでも、損と引き換えに得られる保障が十分なものであるならば、保険に入れる価値があるでしょう。

しかし、差額ベッド代に備えて医療保険に入る場合はどうでしょうか。

ウェブシュフ妻
入院給付金は、差額ベッド代を賄うには不十分よね。。。
ウェブシュフ
損と引き換えに得られる保障は不十分だと言わざるを得ません。

少なくとも我が家ではそのように判断しています 。

差額ベッド代に備えるよりも、差額ベッド代を払う羽目に陥らないようにする方が大事

我が家としては

ウェブシュフ
差額ベッド代に備えて医療保険に入ることについては意味がない

という結論を出しました。

当然ですが差額ベット代に対するは保険以外の手段で備えないといけません。

ですが、医療保険に加入していたとしても、医療保険からの入院給付金は差額ベッド代を賄うには不十分でしたよね。

ということは、医療保険に入っている場合であっても、保険以外の手段で差額ベット代に備える必要があるわけです。

その保険以外の手段としては、以下の2つが考えられます。

  1. 保険以外の手段で差額ベッドの資金準備をする
  2. 差額ベッド代を払わなくていいようにする

①の方法は、貯蓄を増やすか誰かに助けてもらうかということです。100%確実に実行できる対応策ではありません。

ウェブシュフ妻
②の方が手っ取り早くて確実よね。

差額ベッド代に備えるよりも、差額ベッドを使わないようにしたり、差額ベッド代を支払わなくて済むようにしたりする方が、リスクの芽を未然に摘み取るという意味でもいいですよね。

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