終身医療保険に夫婦で入ると生涯保険料は約400万円。老後の3年半分の入院費用に相当します。

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終身医療保険に加入すると、一生の間に結構な保険料を支払うことになります。

夫婦合わせて400万円くらいになりますが、これだけあれば夫婦合わせて3年半近くの入院に耐えられます。

とりあえず、我が家では終身医療保険には極力入らず、保険料分を貯蓄して備えようと考えています。

終身医療保険の生涯保険料総額はライフネット生命の場合で約400万円

例えば、ライフネット生命終身医療保険「新じぶんへの保険」入院給付金日額:10,000円コース の場合、生涯で支払うことになる保険料総額は以下のようになります。

ざっと見て加入者一人当たりが生涯で支払う保険料の総額は約200万円です。夫婦なら約400万円です。

保険料が比較的安いと言われるネット生保でこれくらいなのですから、平均的な終身医療保険の保険料はもっと高いのではないでしょうか。

老後に3年半入院した場合の入院費用は400万円程度

老後に3年半入院した場合の入院費用を計算すると以下の通りです。

費目 金額(万円)
+①医療費 191
+②食費 176
+③差額ベッド 0
+④収入減 0
-⑤支出減 84
+⑥日常生活サービス 59
+⑦おむつ代 70
合計 412

一つ一つの要素についてみていきましょう。

①入院医療費

入院した時の医療費は高額療養費の自己負担限度額上限になります。普通の年金生活者の場合は自己負担限度額はひと月あたり44,400円です。

3年半入院した時の入院医療費は、この44400円に42ヵ月(3年半)をかければ良さそうですが、高額療養費の計算では月数の数え方は「足掛け何ヶ月」で数えます。

ですから、

3年半間入院した時の入院医療費
=44,400円×43カ月
約191万円

ですね。

②病院での食費

病院での食費は、2018年以降は1食あたり460円となります。

460円×3食×365日×3.5年=約176万円

③差額ベッド代

3年半の入院で差額ベッドなんて使う余裕は普通の人にはありません。だから0円として計算します。

④入院による収入減少

現役で働いている人が入院すると、仕事ができないことによる収入減少が起きてしまいます。

しかし、老後に年金暮らしとなってから入院しても、収入は減りません。年金は不労所得だからです。

入院による収入減少は0円です。

⑤入院による支出減少

入院した時の事を考える場合に犯してしまいがちな間違いが、入院によって減少する支出があることを計算に入れ忘れることです。

これもきちんと計算しましょう。

入院した人に普段かかっていた

  • お小遣い
  • 外食代
  • 交通費やガソリン代
  • 家での食事にかかる食材費
  • 光熱費

などは、入院によってかからなくなりますよね。

これらのお金が月々2万円であるとすると、3年半(12カ月×3.5=42カ月)の入院では、

2万円×42=84万円

の支出が入院によって減ることになります。

⑥日常生活のサービス料

老後に入院した場合は家族も年老いています。日常生活のお世話をすべて頼むわけには行かないかも知れません。

その場合に備えて、多くの病院では日常生活サービスを用意してくれています。

例えば公立藤田総合病院のLTセットBプランの場合、1日当たり458円です。

これを利用するとすれば、

3年半の日常サービス費
=458円×365日×3.5年
約59万円

です。

⑦おむつ代

老後に夫婦合わせて3年半も長期入院する場合、おむつ代はも計算する必要があります。

公立藤田総合病院の紙おむつプラン②の場合、料金は日額550円ですから、

3年半の紙おむつ代
=550円×365日×3.5年
約70万円

です。

おむつ代は長期入院したからと言って必ずかかる費用とまでは言えませんが、この記事で入院費用を試算するにあたっては、70万円計上することとします。

夫婦が生涯で支払う終身医療保険料を貯めておけば3年半分の入院費用を賄えます

 

老後の3年半分の入院費用を試算したところ412万円と出ました。

費目 金額(万円)
+①医療費 191
+②食費 176
+③差額ベッド 0
+④収入減 0
-⑤支出減 84
+⑥日常生活サービス 59
+⑦おむつ代 70
合計 412

最初に話したように、終身医療保険に加入すると生涯保険料は一人当たり200万円、夫婦二人で400万円程度になります。

終身医療保険に入らずとも、保険料相当分を貯蓄しておけば、夫婦合わせて3年半もの長期入院に備えることができます。

一般的な終身医療保険に入っても、3年半間の入院でもらえる入院給付金は60万円に過ぎない

入院給付金の日額が1万円で一入院支払限度日数が60日の一般的な医療保険の場合 、3年半の入院であっても、入院給付金が支払われるのは最初の60日分だけです。

重い病気が治らずに、半年以上間の空かない入退院を繰り返して通算入院期間が3年半になっても、60日分しか入院給付金が出ません。

医療保険の入院日数の数え方は、重い病気が原因で長期入院や入退院の繰り返しを余儀なくされたときに、入院給付金がもらいにくい仕組みになっているのです。

一般的な終身医療保険に加入しても、老後の長期入院への備えは自分の貯蓄で行わないといけないのです。

それなら、医療保険に入らず、保険料相当分をためておくのが正解です。

保険診療しか受けないなら、老後に備えて終身医療保険に入る必要はないと思います

結論としてはいつもと同じことになるんですが、保険診療しか受けないのであれば老後に備えて終身医療保険に入る必要はないと思うんですよね。

「終身医療保険に入ってて本当に助かった」となることよりも

終身医療保険に入ったばっかりに老後がしんどくなったよね。。。

となることの方が、圧倒的に多そうな気がするんですね 。

そういうわけで我が家としては

ウェブシュフ妻
保険診療しか受けないんだったら終身医療保険なんていらないよね。

という結論を出しています。

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