ネガティブSEOは可能。Googleは無知なサイト運営者に冷たいので勉強は必要

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ブロガー&稼げないアフィリエイターのウェブシュフです。ネガティブSEOが可能かどうかに興味があるので、この超マイナーな話題についての連投記事を一本化しました。

英文チェックツールGingerで有名な会社Ginger SoftwareがネガティブSEOで大被害を受けていた 2014年3月18日


ある英文記事によると、英文チェックツールGingerで有名な会社Ginger Softwareの本家サイトが大量に不自然なリンクを張られて手動ペナルティーを受けました。

手動ペナルティーを受ける前

Ginger Softwareの本家サイトhttp://gingersoftware.comのSEOは、件の英文記事の筆者が勤務する会社が担当していました。

そこには「スペルを間違えやすい単語」など英語についてのお役立ち系コンテンツがかなりあって、これらが結構な被リンクを稼いでいました。

Alexaのランキングでも7000位前後にいて、まずまずSEO的にはうまくいっていたようです。

もちろん不自然なリンクで自作自演をするようなことには手を染めていませんでした。

手動ペナルティーが来た

ところが、ある日突然、http://gingersoftware.comは手動によるサイトワイドのペナルティーを受けます。

これによってオーガニック検索からの流入は94%減となりました。

トラフィック全体の3分の2がオーガニック検索だったので大打撃です。

ペナルティー直前にスパミーなリンクが急増していた

調べてみるとペナルティー直前にスパミーなリンクが急増していました。

Article spinning によって大量に生産された記事(著しく低品質)から gingersoftware.com に大量のリンクが張られたようです。

Article Spinning とは、一つのオリジナルな記事から、同義語の置き換えなどの手法によって、お互いに僅かずつ異なっている大量の記事を作り出す手法です。

はっきりいって典型的にブラックハットなSEO手法です。

そのブラックハットな記事から大量のリンクがgingersoftware.comに向けて張られたのですが、もちろんGingerSoftwareやその関係者の仕業ではありません。

ほかの何者か(スパマー)によって大量のリンクが張られたのです。

なぜスパミーなリンクが貼られたか

一体その目的は何か。gingersoftware.comの検索順位を下落させようとしたものではないようです。

彼らは自分たちの管理するウェブサイトの検索順位上昇を狙ったのです。

彼らはArticle spinning で大量生産した低品質な記事に自サイトへのリンクを埋めこみました。

いわゆる自作自演のリンクです。他人から評価されて自然に張られたリンクではなく、このままではGoogleから大いに嫌われます。

そこで、自作自演リンクを少しでも自然に見せかけるために、彼らは評価の高い大きなサイトにもリンクを張ったのです。

こうしたターゲットとしてはWikipedia, BBC, CNNなどがよく使われますが、今回はGingerがターゲットになりました。

ペナルティーからの回復

まず、筆者の会社では、gingersoftware.comはAhrefsなどのリンク調査ツールを使って、不自然なリンクを根こそぎ洗い出しました。

そして可能な限りその種のリンクを外しました

どうしても外せなかったものについてはリンク否認ツールで否認しました。

さらにGingerの社員も動員して、40000ものリンクを手動で調べ、ツールで発見できなかったスパミーなリンクを発見して否認しました。

そしてペナルティーを受けてから5日後に再審査リクエストを送りました。

それから約30日後にペナルティーは解除されオーガニック検索からのアクセスは8割以上回復しました。

ペナルティーの原因はスパマーからのリンクしか考えられないような状況

gingersoftware.comはスパマーから付けられたスパミーなリンクによって手動ペナルティーを受けました。

そしてスパミーなリンクを削除したり否認したりすることだけでペナルティーが解除されました。

gingersoftware.comの受けたペナルティーについてはスパマーからリンクだけが原因だったことが明らかです。

スパマーからの被リンクでペナルティーが課され得ることをグーグルも認める

この顛末をこの記事の筆者から聞かされたGoogleのJohn Mueller の発言がこちら。

You mean like when somebody creates spam links but also links to Wikipedia?
… We have seen it happen before.
Sometimes we can tell but sometimes it’s a little bit harder…
but [if] you get a manual penalty from it you will know about it so you can just disavow the links.

(ウェブシュフ的雑な訳)
誰かがスパムリンクをやりつつWikipediaにもリンクを張ったらどうなるか聞きたいの?
そういうことはこれまでにも起きているね。
どうなるかは時には話せるし時にはちょっと難しいね。
でも、もしそういうことで手動ペナルティーを受けたら、どういうことかすぐ分かるからリンクの否認が出来るよね。

他人から張られたスパミーなリンクによって手動ペナルティーが課される可能性を認めたも同然ですよね。

前はネガティブSEO成功の可能性を渋々肯定する程度だったのに、もはや「ペナったらリンクの否認すれば良いじゃん」と開き直ってますね。(不自然なリンクをライバルサイトに大量に張って順位を大幅下落させようとする手法をネガティブSEOと言います。)

ネガティブSEOは成功し得る

Gingerのケースはスパマーの巻き添えを食ってペナルティーを受けたものでした。

しかし、不自然なリンクがペナルティーの原因だった以上、ネガティブSEOが成功し得ることを示すのには十分です。

ペンギンアップデートによってGoogleが不自然なリンクをネガティブ評価するようになったのでこのような手法が効果を持つようになりました。

ネット上でも具体例が語られるようになってきました。

リンクを監視して自衛する必要は増していく

自作自演の不自然リンクが100%発見されてネガティブ評価されるわけではありませんから、ネガティブSEOは必ず成功するわけではありません。

しかし、ペナルティーを食らったら大変ですから日常的に自サイトへの被リンクを監視する必要はあります。

Googleさんは「ペナったらリンク否認すれば良いじゃん」とお気楽な感じで全く守ってくれません。自衛するしかないのです。

GoogleはSEOに無知なサイト運営者(特にブロガー)を切り捨てる

Googleさんはスパマー対策としてペンギンやパンダというかわいい動物アルゴリズムを導入しました。

スパマー退治には一定の効果がありました。

しかし、それ以上に、SEOに不勉強なだけで悪意が全くないサイト運営者(特にブロガー)を切り捨てる結果になっている気がします。

私がSEOに不勉強だったとしたら、ネガティブSEOに狙われたとしてもこんな感じになりそうです。

  • だれかからスパミーなリンクを張られても気付かない
  • 気付いても「やった、リンクついたよ母ちゃん」と大喜び

以前に取り上げたWordPressカテゴリーページの重複コンテンツ問題にしても、悪気は無いのにGoogleから「低品質」とか「悪意のある重複」などとみなされてしまう可能性があるのです。

GoogleはSEOを勉強しない者には冷たいです。

ウェブサイトを制作したり運営したりするならSEOの勉強は必須です。

Googleはアルゴリズム補完のためウェブマスターのマンパワーを利用

GoogleはGoogleを騙して順位を上げようとする悪意に満ちた不自然リンクを排除しようとしています。

しかし、人の心の中までGoogle Botが巡回するわけではないので所詮は無理ゲー。

そこで「疑わしき」をとりあえず全て罰して、リンク否認ツールによって冤罪を回避しようとしているものと思います。

しかしこれがとても大変。

Ginger社も40000本ものリンクを手動で洗い直したようです…。

ペナルティーになる前からコツコツ否認作業をしないといけないようです。

Google社にはアルゴリズムを補完するための手動対応チームと言うのがあるようですが、もはやサイト運営者全員がGoogleに無償で協力する手動対応チームだと言っても過言ではありません。

SEOを勉強してGoogleに協力しましょう\(^o^)/

と言うわけで、冗談ではなく

Googleからの流入を増やしたければ、SEOを勉強してGoogleに協力しましょう\(^o^)/

という状態になっちゃってます。

好き嫌いに関わらずウェブマスターならSEOの勉強は必須だと思います。

Googleが「相互リンクの多いサイトは質が高いとみなす」というのは真っ赤な嘘 2014年2月13日


先日、久しぶりに「ふぁああっっ?」といいたくなるSEO記事がYahoo!ニュース BUSINESS(ヤフーニュースビジネス)から流れてきたので、言いたいことを言ってみます。

「ふぁああっっ?」と言いたい場所

これまでもグーグルはWebサイトのコンテンツの質を独自の手法でランキングしてきました。基本的には相互リンクの多いサイトは質が高いとみなす単純な方法なのですが、

件のSEO記事では「相互リンクの多いサイトは質が高いとみなす」ようなことが書いてありますが、真っ赤な嘘。

これを真に受けて手当たり次第に相互リンク集へ登録したら大抵ひどい目にあいます。

「相互リンク」が間違っていて、ここを「被リンク」にすると概ね合っています。

少しでもSEOに関心がある人には当たり前のことですが、よい子は無計画に登録型リンク集などに参加してはいけません

被リンクは何故評価されるか

被リンクは、その字の通り、リンクされることを表します。

Googleのウェブページ評価基準は今も昔も「Link!Link!Link!」です。

細かく言えば色々と評価基準はある(200以上ある)といわれていますが、被リンクがとても重要なのは変わりません。

なぜか。

被リンク=「読者に紹介したい」

それはそこに「役に立つよ」「読むのオススメ」「参考になるよ」などの意味合いがあるからです。

ブロガーなら分かると思いますが、他のサイトにリンクを張るのは、たいていの場合、そこに「読者に紹介したい何か」があるからですよね。

逆に言うと、リンクを張られているページというのは、他のサイトから「読者に紹介したい」と思われていることになります。

つまり、他のサイトからのリンクは評価されている証なのです。

だから、Googleは検索順位の決定にリンクを使います。

被リンクを検索順位へ反映する仕組みとして有名なのがPAGERANKというものです。

「紹介したい」以外のリンクはGoogleにとってゴミ

しかし「リンクされればいいんだ」ということになれば、(Googleから見れば)ずるい手段でリンクを獲得して、「うちのサイトはいろんな人から紹介したいと思われているんだぜ」とGoogleを騙そうとする人が出てきます。

すると、Google検索の品質が下がる⇒Google検索利用者が減る⇒検索連動広告からの収入も減る、というGoogleにとってはとんでもない負のスパイラルになります。

だから、Googleは「読者に紹介したい」という意味がこめられていないリンクを徹底的に排除しようとします。

Googleからすれば相互リンクは不自然で不正なリンク

相互リンクというのは「ぼくはあなたのところにリンクするから、あなたもぼくにリンクしてね」という契約のもと行われるリンクです。

「読者に紹介したい」という意味合いは薄いです。

だからGoogleとしては、相互リンクと普通の自然なリンクとを区別して、相互リンクはウェブページの評価に使いたくないわけです。

そういうわけで、Googleの相互リンクに対する態度はとても厳しいです。

「相互リンクサイト一覧」はアウト

過剰なリンク交換、または相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成すること。

「相互リンクサイト一覧」なんて作っちゃったら大変です。

ブログランキングへの参加もアウト

自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを作成すること。

例えばブログランキングへの参加などはこれに該当する可能性があると思います。参加しただけでリンクもらえますよね。

申請すればリンクしてもらえるリンク集もヤバイ

質の低いディレクトリやブックマークサイトのリンク。

自動化されていなくても、申請すればリンクしてもらえるリンク集とかはGoogleさんは大嫌いです。

相互リンク以外でも不自然なリンクにはGoogleは厳しい

リンク プログラム – ウェブマスター ツール ヘルプにはこんなことが書いてあります。

PageRank や Google 検索結果でのサイトのランキングを操作することを意図したリンクは、リンク プログラムの一部と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反にあたります。

さらに、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) – ウェブマスター ツール ヘルプには、

このガイドラインでは、Google のインデックスから完全に削除されるか、アルゴリズムまたは手動によるスパム対策が実施される可能性のある不正行為について説明しています。

と書いてあって、不正行為の一例として

リンク プログラムに参加すること

とはっきり書いてあります。

このあたりを@web_shufu風に分かりやすくまとめると

ずるい手段でリンクを獲得して「うちのサイトはいろんな人から紹介したいと思われているんだぜ」とGoogleを騙そうとするやつには鉄槌を下すぞ!!

ということになります。

でも少しくらいは問題ない

では、相互リンクを少しでもやったらアウトなのかというとそうではありません。

私のブログでも、記事で普通に「読者に紹介したい」と思って他のサイトにリンクを張っていたら、実はそのサイトからも「読者に紹介したい」と思ってリンクを張ってくれていたということがあります。

このような、いわば「自然な相互リンク」は、Googleを騙そうとしていなくても多少発生します。

ですが、とくに検索エンジンから「スパム対策」を受けている形跡はありません。

だから「相互リンクが1つでもあったらダメ」というのは間違いです。

Googleが不自然だと考える水準まで相互リンクが増加したらスパムサイトと思われる可能性がある」くらいに考えればいいのかと思います。

相互リンクを気にして良記事の紹介を控える必要はない気がします。

「相互リンクの多いサイトは質が高いとみなす」というのは真っ赤な嘘

そういうわけで「相互リンクの多いサイトは質が高いとみなす」というのは真っ赤な嘘なので、よい子の皆さんは信じちゃダメです。

ついでにこの記事も妄信してはいけません。

SEOに関する記事は、Google発のソースを確認したうえで、信じるに値する情報かどうかを自分で判断しないといけませんからね。

ネガティブSEO対策としてリンク非承認ツールを使うのは如何なものか 2013年6月12日

以前に「ネガティブSEOが流行るんじゃないか」という記事を書いた@web_shufuです。ネガティブSEOへの対応策としてよく取りざたされるのがリンク非承認ツールですが、あまり使うべきではないと思います。

ペンギンアップデート登場時にネガティブSEOの可能性が話題になる

不自然なリンクへの評価を「無価値」から「ネガティブ」に変更したのがペンギンアップデートでした。

そして、不自然なリンクを短期間に大量に貼ることで、ライバルサイトの検索順位を落とそうとするのがネガティブSEOです。

ネガティブSEOが効果的に働く余地があることを、グーグルが否定しなかったため、SEOの世界にはネガティブSEOのターゲットとされることへの恐怖が蔓延しました。

2013年にはグーグルがネガティブSEOを見分けられるようになるかと思いきや、グーグルは、ネガティブSEOが機能する可能性を相変わらず否定しません。

リンク否認ツールが登場したがネガティブSEOに対して効果的ではない

ネガティブSEOが機能する可能性を排除できないグーグルは、リンク非承認ツールなるもので、ウェブマスターからの「不自然なバックリンクを存在しないものとして扱って欲しい」という虫のいいリクエストを受け付け始めました。

しかし、グーグルは、リクエストを受け付けはするものの、ウェブマスターの期待には沿わないことが多いようです。

これだけでもリンク非承認ツールを使う価値は大暴落なのですが、ことはそれで収まりません。

不正なSEOに手を染めているとネガティブSEOが利きやすくなる

ネガティブSEOが機能する可能性が存在していることは、Googleの言動から見ても明らかです。

ところが、Googleの責任者は「ネガティブSEOはうまくいかない」と言います。

まあ、Google自ら「ネガティブSEOは効果抜群」などと言うわけもないのですが。

ただ、海外SEO情報ブログさんのこの記事は、ネガティブSEOが機能する場合をほのめかしています。

ネガティブSEOにやられたと考える前に、過去の自分のSEO施策を振り返ったほうが適切なケースも多々ありそうです。

ネガティブSEOにやられたと思えるときは過去の自分のSEO施策に問題がある、ということを示唆しています。

これと同様なことはパシのSEOブログさんもおっしゃっています。

リンクジュースを流す目的で自演リンクしている人は、ネガティブSEOに注意した方が良いかもしれませんね。

このように、ネガティブSEOの成否は、攻撃対象のサイトが過去にどんなSEO施策を行っていたかに大きく左右されます。

攻撃対象のサイトが過去において不正なSEO対策をやっていなければ、ネガティブSEOは効果がほとんどありません。

逆に、攻撃対象のサイトが、過去において不正なSEO対策を繰り返していれば、ネガティブSEOは結構効果的なのかもしれません。

リンク非承認ツールの使用には注意が必要

ところで、「攻撃対象のサイトが過去において不正なSEO対策をやっていなければ、ネガティブSEOは効果がない。」のであれば、リンク非承認ツールの使用は危険です。

リンク非承認ツールを使う理由は以下の2つです。

  • 過去に行った不自然な自演リンクを無価値にするため
  • 自分以外の誰かがネガティブSEOの目的で自サイトに張ったリンクを無価値にするため

前者の場合、リンク非承認ツールを使ったウェブマスターがスパマーであることは異論の余地がありません。

しかし、後者の場合もまた、リンク非承認ツールを使ったウェブマスターは明らかにスパマーなのです。

なぜなら、ネガティブSEOの効果があったということは、攻撃対象のサイトが過去において不正なSEO対策をやっていたという有力な証拠になるからです。

このように、リンク非承認ツールを使うことは、自分がスパマーであることを公言するようなものです。自サイトのランキングにいい影響があるはずがありません。

Googleは過去にスパム行為を行ったウェブマスターに厳しく対処します。

リンク非承認ツールについての記述ではありませんが、Google’s 200 Ranking Factors: The Complete Listから、Googleのスパマーに対する厳しさがわかります。

9. Penalized WhoIs Owner: If Google identifies a particular person as a spammer it makes sense that they would scrutinize other sites owned by that person.

「攻撃対象のサイトが過去において不正なSEO対策をやっていなければ、ネガティブSEOは効果がない。」のであれば、リンク非承認ツールの使用は「僕はスパマーなので遠慮なく罰してください」と宣言するに等しいです。とても危険です。

リンク非承認ツールを使うとGoogleに利用される?

ところで、SEO対策を考える上で絶対に忘れてはいけないのは、Googleがユーザーを重視していることです。

googleにとってユーザーというのは検索する人です。決してコンテンツを作る人たちではありません。

ですから、リンク非承認ツールツールをはじめ、Googleが提供する仕組みは、究極的には検索する人のために存在しています。

これを頭に入れて、SEO Japanさんの以下の記事を読むと、背筋が寒くなります。

再掲載リクエスト付きのリンクの否認ツールの提供は、賢明な策だと言えるだろう。リンクを買ったことをサイトのオーナーに認めさせ、リンクを買っている場所を指摘させる、もしくは、コストをかけずに質の低いリンクのデータベースを構築することが出来るなら、これ以上優れた労働力をアウトソースするシステムは他には考えられない。

リンク非承認ツールは、スパマーに自ら犯行を自供させ、さらにスパムリンクデータベースの元となる情報をも自発的に提供させる仕組み、と言えなくもありません。

そうだとすれば、ウェブマスターのネガティブSEOへの不安に付け込んだ実に巧い手口です。

最後に

長々書きましたが、他のSEO関連の記事同様、Googleに真偽を確かめるわけに行かないと言う意味で、私の妄想に過ぎません。

しかし、「googleは検索する人を第一に考えている」ということを常に意識して、妄想を膨らませることはムダではないと思います。

「googleは検索する人を第一に考えている」のでこんなことも引き起こしています。

あなたは、Googleがリンク非承認ツールを提供したのは、ネガティブSEOに悩むサイトオーナーを救うためだと思いますか。

それとも、サイトオーナーたちの不安に乗じて、検索精度を高める情報を効率よく集めるための試みだと思いますか。

もちろん私は、Googleが情報集めをしていると思っています。

【Googleも未だ対策中】ネガティブSEOが可能に~SEO業者大チャンス? 2012年6月15日


グーグルのペンギンアップデートによって、いくつかのサイトの検索順位を撃墜された@web_shufuです。

ペンギンによって、従来は効果が無いとされてきたネガティブSEOが、2012年春以降かなり有効になって、SEO屋さんの飯の種が増えそうです。

その経緯を自分なりにまとめみました。

もともと被リンクは全てポジティブ評価だった

グーグルのサイト評価の原則をかなり乱暴に一言で言うと、被リンク超重視です。

被リンクとは、文字通り他のサイトからリンクされていることなのですが、グーグルはこれを「他のサイトから推薦されている」に等しいものと考えています。

実際、私がブログ記事を書くときも、参考になったサイトにはリンクを張りますから、リンクを張られたサイトが誰か他の人の役に立って推薦されていると考えることはそんなにおかしいことではありません。

自作自演的で不自然なリンクが蔓延

ところが、被リンク=検索順位上昇となると、かなり多くのサイトがリンク獲得に走りました。どんな手法があるかというと、ざっくり言えば以下の2つになります。

一つ目は登録型リンク集です。登録型リンク集は、サイト登録すると、リンクをしてもらえるシステムになっています。

ランキングサイト・中小の検索エンジンなどがこれにあたります。

二つ目は相互リンクです。これは、サイト運営者同士がお互いにリンクを張り合う行為です。

SEOPLINK等、こちらがまず先方のサイトにリンクを張ってサイト登録作業をすると、自動的に先方からもリンクしてもらえる自動相互リンクサイトというものもあります。

ウェブシュフも、両方ともに手を染めていました。

そのほか、「自然なリンクは、参考になったページ、役に立ったページに対して張られたもの」とするならば、以下のようなリンクも不自然と言えます。

  • トップページのみにリンクが集中
  • トップページへのリンクが短時間で急激に増える
  • ほとんど内容のないページからのリンク
  • 関連性のないページからのリンク
  • ほとんどの被リンクにも同じキーワードが使われている

不自然リンクは、ポジティブには評価されず無価値とされたが、相変わらず蔓延

そこで、グーグルは、大部分の不自然な被リンクについて、ポジティブな評価をやめて、無価値にする対策をとりました。

なぜ、ネガティブな評価をするところまで踏み込まなかったかといえば、不自然な被リンクをネガティブ評価すると、競合サイトに対して膨大な不自然リンクを短時間に行って競合サイトの順位を急落させることができるからです。

つまり、誰もが検索順位を容易に操作できることになります。

これは、検索結果の品質を大きく損なう恐れがあるので、グーグルもネガティブ評価にまでは踏み込めなかったようです。

もっとも、あまりにあからさまなサイトについては、手動でペナルティーを与えて検索順位を大幅下落させるなどの鉄槌を下していました。

ところが、不自然なリンクが基本的に無価値になるだけだと、「リンクもらっといてマイナスはない」的な考えになりがちです。

そういうわけで、相変わらずWEBの世界には、不自然なリンクがあふれ、リンクを売りつけるSEO屋さんも跋扈していました。

かく言う私も「めんどくさい」という理由で不自然な被リンクを整理せずに、2012年の4月末を迎えました。

ペンギンアップデートで、不自然なリンクは、無価値ではなくネガティブ評価されるようになる

ところが、この状況に業を煮やしたgoogleが、2012年4月24日頃不自然リンクへの評価を、「無価値」から「ネガティブ」に変更しました。いわゆるペンギンアップデートと呼ばれる検索順位決定アルゴリズムの変更です。

不自然な被リンクを整理していなかった、ウェブシュフ運営のあるサイトは、以下のような感じでアクセス半減の刑に処せられました。

ウェブシュフとしては当然不自然な被リンクを外そうとするのですが、被リンク元となかなかコンタクトが取れないので、ほとんど放置状態で現在に至ります。

つまり、元の検索順位に戻るのは諦めたわけです。

SEO屋さんは大チャンス?

ところで、不自然リンクの評価が「ネガティブ」になると、理論上、「競合サイトに対して膨大な不自然リンクを短時間に行って競合サイトの順位を急落させることができる」ことになります。

グーグルさんも「ウェブサイトの掲載順位を競合相手が下げたり、サイトを競合相手が Google のインデックスから削除したりできる」ことを公認しています。

このような、ライバルサイトに対して検索順位が下落するような攻撃を仕掛け、結果として自分のサイトの順位上昇を導こうとするSEO手法をネガティブSEOといいます。

不自然なリンクを供給するためのペラペラスパムサイトをいっぱい持っているSEO屋さんは、今までは「あなたのサイトにいいリンクをいっぱい上げますよ」といって営業していました。

でも、これからも、今まで築きあげたペラペラスパムサイトで食べていけそうです。今度は「ライバルサイトに変なリンクいっぱい送ってあげますよ」という営業トークで、ライバルサイト撃墜という新市場を開拓できるのですから。

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