お酒や調味料・洗剤のような液体が中に入った容器は、引越しの運送中に割れるなどして中の液体がもれ出ると大変なことになります。
他の荷物をぬらしてしまい、しみや臭いをつけてしまいます(特に醤油が液漏れすると大変です)。
ですから、お酒や調味料等が入った容器については中身を使い切って容器を洗浄してから梱包するのが鉄則です。
しかし、どうしても中身が入ったままで旧居から新居に持ち運ばなければいけないようなら、以下の手順でしっかり梱包・荷造りしてください。
液漏れしないように
口の部分のふたやキャップをしっかり閉めることはもちろんですが、それだけでは不十分です。
万一口の部分から液漏れしても被害を抑えられるように、口の周りに古新聞をぐるぐる巻きにしておきます。
割れないように
酒や調味料の容器は割れ物であることが多いので、それ相応の梱包が必要です。
液漏れ防止のために、すでに口の部分には古新聞をぐるぐる巻きにしていますが、その上からさらに全体を新聞紙で包みます。
隙間なくぎっしりと箱詰め
梱包が済んだ容器は、ダンボール箱の底に並べます。この際、容器同士のスキマは古新聞できっちり埋めます。
さらに、ダンボールの天井面との間のスキマも埋めます。
段ボール箱のふたを閉じた後、「調味料・酒」と赤書きしてください。
天地(上下)を明確に
液体が中に入った容器を詰めた段ボール箱は、天地(上下)をさかさまにされると、液漏れの確率が大幅に上昇します。
ですので、天地(上下)をしつこいくらいに表示します。
ダンボールの上面には「この面が天(上)」、4つの側面には「↑天(上)」と大きく赤が帰します。